2007年 02月 22日
ディエン高原到着30分くらい前に通った市場。ここを過ぎるとグングンとクネクネと山を登って行く感じです。さすが海抜2000mだけあって涼しい、と言うか寒いんです。町の人達も結構な厚着で、何も考えないで車に飛び乗った私はフツーにノースリーブに短パンでちょっと失敗(笑)。
それなのに~それなのに~。ドライバーさんとガイドのマルヨノさんは、何てったってエアコン付き車ダゼ!ってことなのか、お客さんの私の為を思ってのことなのか、自分達がエアコン好きだからなのか、エアコンをガンガン効かせてくれて(泣)。さすがに途中で「クーラーを切って窓を開けてー」とお願いしました。窓を開けると冷やっとして気持ち良いんですけれどね、寒いです。
何とアルジュナ寺院(左から2番目)が土台しかありません(笑)。何か測量機械の様な、鉄パイプの骨組みの様なものが近くにあったので、修復か何かなんでしょうかね。後でどうしたのか聞いてみようと思って忘れちゃいました。なので手前の3つがこれです。
それぞれの寺の入り口の階段は、ひと1人が通れる位の幅なので建物自体は大きくないですね。なので、お寺と言うよりはちょっと大きめの祠みたいな感じもします。
近くで見ると、石が黄色っぽくなっているところがあるんですが、ガイドのマルヨノさんは「オランダが修復の際に着色してしまった名残」・・・と。う~ん、そうだとしたら「馬鹿なことしてしまったね」と話していたんですけれど、見た感じは着彩の名残と言うよりは、風雨に晒されて劣化してしまったのかな・・・という感じなんですけれど、どうなんでしょうか。
カーラ: 死の神。建物の入口を守る怪物で、大きな目、鋭い牙、開いた口が特徴。
食欲旺盛で自分の手足と体を食いつくして顔だけになった、または乳海攪拌
で首を切られた阿修羅だというもの。閻魔大王。
マカラ: 海の怪獣。ワニをモデルに作り出されたとされる怪物で、象のような鼻をもち、
顔と前足は獅子のようであり、体は魚。神秘的、呪術的な力を持ち階段や排
水口の装飾に使用される。シャシホコの起源だとも言われている。
アルジュナ寺院群からガトゥカチャ寺院へ向かう途中から見えるのが「鏡の湖」と言われるプギロン湖(Telaga Pegilon)。マルヨノさんが「あそこ、あそこ。湖が見えるでしょう?」と言われても、田んぼの溜池か何かだと思って「どこ?どこ?」って感じだったんですけれど、多分もうちょっと山の上から眺めたら綺麗に大きく見えたんでしょうね。
そう言えば、アルジュナ寺院群の敷地にはタンポポが沢山咲いていたんです。マルヨノさんが一生懸命花を摘んでるんです。それも根っこからじゃなくて茎をブチッブチッと摘んでます。何してるんだろう?
私:「食べるの・・・?」(笑)
マル:「私の家の近くには余りこの花はないので、家で植えて育てようと思って持って
帰ります(笑)。お花とか植木とか好きなんです。綺麗ですよね、この花」
私:「えぇ?それじゃぁ、花じゃなくて、こっちの種が付いてる方を摘まなきゃだってば」
マル:「えぇ!そうなんですか!」
と、通り掛かった敷地の手入れをしているおじさんと思われる人に一応断って、私、マルヨノさん、おじさんの3人でセッセとタンポポの種摘み(笑)。マルヨノさんったら、しっかりビニール袋も持って来ていて、最初から今日はタンポポ、タンポポと思って来てたみたいですよ(笑)。
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by sohla
| 2007-02-22 02:10
| それもバリ、これもバリ
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