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2018年 11月 11日
ANA SNSファンプログラム2018 『ANA航空教室&機体工場見学』②
格納庫の1階に移動して、機体や部品を間近で見ると上から見るのとはまた違った迫力。
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外されたエンジンの一部や車輪、尾翼の下から見上げたり。写真だとどうしても大きさがわからないんですけれど、機体番号JA832Aで調べるとボーイング787-8 Dreamlinerで座席数240席、全長56.7m、凄く大きいわけではないけれど普通に大きいです。
a0057402_08523350.jpg
見学している間も、スタッフの方々が「写真を撮りましょうか?」と声掛けをして下さって、本当に目と気が行き届いてサービス満点。お言葉に甘えて恥ずかしながら…。

さて、今回の目玉というか航空機好きには恐らく嬉しい話が航空教室の際に知らされました。ANA初の整備士養成のための訓練専用機、それも内部に入って見学させてもらえるそうです。
退役機を1機丸ごと整備訓練専用の機材へと活用

a0057402_12553061.jpg
こちらがそのANA TECHNICAL TRAININGと書かれた訓練専用機。どこかの離島線を飛んでいた機体だそうです。日本で初めての取り組みだそうで、今まではなかったんですね。

今までなかったのは小さくて古くても飛行機1機のコストって高いでしょうからコストとか設置場所とかの問題だったんでしょうかね。整備=安全、この試みで整備士さんたちの技能向上がグンと図られればいいですよね。

オレンジの階段を上って機内を10分ほど見学、残念ながら内部は撮影禁止。

内部は椅子が寄せてあったりしていたけれど、CAさんがギャレー辺りを説明してくれたり、マイクを持って機内アナウンスをさせてくれたり、CAさんが座る席に座ってシートベルトをしてみたり。機内は天井も低く小さい空間で、昔JAS(懐かしい…)だったか沖縄の離島だったかこういう小さい飛行機乗ったなぁ…と。

(マイク持ったら歌い始めっちゃう人いたら面白いよね、笑)とコソッと言ったら、機内案内の方が「それいいですねー!」「どうぞ歌って下さい!」と。いやいや、そんな(笑)。

電気が点灯したコックピットも中をドア口あたりから覗き見。狭い!暗い!(笑)。
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地上との間隔を確保するためにエンジンの形がおむすび型なのも特徴。何だか可愛い。

さて、一旦またメンテナンスセンターに戻ってプログラムも終了です。14時~19時と様々なお話や見学を楽しんで、帰り際にはお世話になった副操縦士さん、CAさん、整備士さん、そして司会進行の方や他のスタッフの方々から一人ずつお土産を手渡していただき、送迎バスに乗り込んで再び第2ターミナルへ。

バスから外を見ると、皆さんが整列して満面の笑顔で大きく手を振っているんですね。皆さん本当にニコニコと子どもの様に手を振っていて、チームワークの表れなんでしょうね。こちらも思わず窓越しに手を振って(笑)。最後まで気持ちのよいお見送り。

航空教室と機体工場見学はもちろん、折々に色々と声をかけて下さったり、このプログラムを運営されたスタッフの方々のゲストを迎える気持ち、ANAを知ってもらおうという気持ちが凄く印象に残りました。楽しくためになる時間を気持ち良く過ごさせていただいて、ありがとうございました。

今回の現役スタッフの方々が搭乗する飛行機にもし乗ることがあったら嬉しいです。

マイルがちょっと溜まっているので、今度お世話になりますねー。



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みんなの【羽田空港】をまとめ読み
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▲ by sohla | 2018-11-11 14:23 | みる・きく・かんがえる | Comments(0)
2018年 11月 11日
ANA SNSファンプログラム2018 『ANA航空教室&機体工場見学』① 
10月始め、9月に募集していたANA SNSファンプログラム2018 『ANA航空教室&機体工場見学』大人の部への参加当選メールを受け取り、先週末の11/4(日)に参加して来ました。

通年で平日に開催されている機体工場見学に昨年の3月に参加した時の様子はコチラ。今回はキャンペーンというか特別バージョンで、夏にはサマープログラムというのも開催していたようで、社会貢献活動の一環として、定期開催以外にも割と頻繁に色々なプログラムが開催されているようです。

当日のスケジュールはこんな感じ。通常の機体工場見学は約1時間半ほどなので、14時集合~19時までは結構長く、航空教室も格納庫見学もじっくりです。
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ちょっと早めに行って空港でお昼を食べようと第2ターミナルをうろちょろしたんですけれど、やっぱり到着と出発が交差する場所だからでしょうかね、どちらかというとゆっくり落ち着いて長居をできそうなお店より、パパッと食べてササッと席を立つ系のお店が多いような。そしてどのお店も並んだりそこそこ混んでいて、そしてお値段もその割に高い。

カード会社の空港ラウンジは
搭乗日じゃないから使えないし、Priority Passはそもそも羽田では使えないし。

ということで、並ばずに入れてややお手頃なあの!懐かしいアカシアに。羽田にも出店しているとは。でもカウンターなのでゆっくりできず、食べたら直ぐに席を立ち、どっかでコーヒー買ってきて座って飲む?などと一旦椅子に座ったものの、でも時間はまだあるので別のお店へ入ることに。

席に着こうとした時に、「ない!」
カメラと折り畳み傘を入れた小さな布バッグがない!(冷や汗)
あー、さっきちょっと座った椅子に置き忘れたに違いない…

そこはフロアも違うし(そもそもそれがどこだったか確かじゃない)、ここまでアレコレお店を覗きながら10分近く経っていそうだし、人が次から次へと座る場所だし、さすがに誰かに取られちゃうよね…(涙)…遺失物で届けられているかなぁ、どこに行けばいいんだろう…写真はスマホで撮ればいいかぁ…などと考えながら、ウル覚えの場所を探して戻ると、

あった!(喜)
そのまんま、ポツーンと布バッグが椅子の上に。
2席ぐらい空けて座ってるお兄ちゃんは確かさっきも座ってた。
(バカだな、忘れてったぞ?と思ったかも)。
何て素晴らしいんでしょう、日本で良かった(笑)。
ふー、取らなかった皆さん、目にも留めなかった忙しい皆さん、ありがとう。
きっと、中をチラッと見て一眼レフじゃなくてコンデジだったので取られなかったのかも(笑)。

ということで、生まれて初めての置き忘れ冷や汗びっくり体験。

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通常は東京モノレールの新整備場駅にあるメンテナンスセンターに直接集合だけれど、今回は集合場所の羽田空港第2ターミナルからスタッフに誘導され、参加者60名がマイクロバス2台に分乗して会場へ。

この日は雨模様のあいにくの天気。でも空港ターミナル、飛行機…何だかワクワクしちゃうのです。飛行機、船、電車、バス…私、結構乗り物好きなのかも(笑)。


いつも思うのだけれど、スタッフの方々はすごく感じが良くて、それでいて親しみやすくて、案内も誘導もスムーズで、大切なゲスト気分にさせてくれる、おもてなしを受けている気分になるのですよね。私がイベントでホストを務める時は、1/100でもそれが出来ているかしら?と反省。
1/100でも1/200でも見習わなければ。
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さて、メンテナンスセンターに到着すると、スタッフの他、制服姿のCAさん、パイロットさん、整備士さんも一緒にロビーでお出迎えしているではないですか。

そう、今回の航空教室は現役の
CAさん、パイロットさん、整備士さんのお話が直接聞けるのです。12月から機長昇格訓練に入るという副操縦士さん、入社5年目ほどの可愛いCAさん、そして安全を支える整備士さんが、クイズや実体験を交えながらお仕事を紹介してくれます。

機長や操縦士の方が持っているあの黒いカバン、フライトバッグ、10-15kgほどになって凄く重いそうですよ。実際にご自身のカバンの中身を見せてもらったんですが、通信用ヘッドセット、パイロット用手袋、サングラス、フライト・ログ・ブック、各種ライセンス、パスポートなどの他、殆どを占めるのはパンパンに膨らんで分厚いルートマニュアル3冊。現在はiPadが導入されているけれど、それでもヨーロッパ路線、アジア路線など搭乗路線によって持って行くとか。
空港の地図や出発/着陸経路のチャート、航空路図、各種マニュアルや各空港の飛行方式の詳細が記載されているそうです。

CAさんは、私たちが搭乗してお世話になるあのミールカートを実際に持ち込んで説明して下さったり、整備士さんの命、工具の紹介も。

しかし、やっぱり制服姿のパイロットさんはカッコ良いですねぇ、そりゃ子どもがなりたいと憧れるよなぁ…(船業界も、日本人の船員不足で悩んでるんだから、少しでもこういうところ見習って頑張らないと、笑)と、色々と思いながら楽しく拝聴。

そして、楽しい航空教室が終わると30分の休憩。
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プレミアムクラスで提供されている福岡
Sophie à dimanche(ソフィ ア ディモンシュ)の焼き菓子、そして飲み物は搭乗さながらにミールカートを設置してコーヒーや紅茶をいただけます。

ふぅ、プレミアムクラスに乗ってみたくなりました…。
国際線のファーストクラスやビジネスクラスは敷居が高くても、プレミアムクラスは方法によっては1度くらい体験してみたいもの。

さて、ゆっくりと休憩を取った後は格納庫の見学へ。

機体工場見学は、通常の見学と同じでしょうかね。3グループに分かれ、ヘルメットを被り、ガイドさんの説明を聞きながら格納庫の航空機を間近で見れます。
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この日は3機が入っていて、格納庫の外は相変わらず数分置きに着陸する飛行機が飛んできてます。正面の扉があいていますが、あの扉の1枚が25mプールとほぼ同じ大きさとのことで、巨大な空間ですよね。もちろん冷暖房などないので、整備の方々は冬は寒さの中、夏はうだる暑さの中、ここで日々安全を担ってるそうです。

そんな格納庫内なので、作業する方が移動する用に。後ろのカゴにナンバーとポケモンのキャラクターがついた備え付けの3輪車も。(笑)。また制限区域を走る自動車にはオレンジ色のナンバープレートついていて空港の制限区域を走る車用。区域内と外の両方を走る車には通常の白いものとオレンジ色の両方ついているそう。
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そのオレンジのナンバープレートには"RJTT BTC"というアルファベットと4ケタの数字が表示されていて、RJTTは空港の4レターコード。

左2文字は
日本にはRJとROが割り振られていて(ROは沖縄と鹿児島与論)、R:極東、J:国JAPAN。そして右2文字はT:TOKYO管内、T:TOKYOだそうで、これはRJTY:横田飛行場、RJTA:厚木飛行場など。自衛隊や在日米軍飛行場にも割り当てられているとか。でも私たちが普段目にするのはNRTとかHND3レターコードですかね。

また、
〒マークは郵便貨物を運ぶことを許可された飛行機にのみ表示されているのだとか。
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正面、扉の上に白い丸いものが見えますか?あれ、時計なんですけれど、大きさは直径1m50cmほどで、小柄な人がすっぽり入るくらい大きいんです。でも小さく見えますよね。

さて、格納庫の1階へ降りていきます。

長いので、その②へつづく。



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▲ by sohla | 2018-11-11 09:07 | みる・きく・かんがえる | Comments(0)
2018年 11月 10日
絵本を届ける
ランチタイムに勤め先で開催された、コチラが活動している絵本を届ける運動のシール貼りボランティアに2度目の参加。元々切ったり貼ったりが好きなので、それで誰かのお役に立てるなら、お昼休憩を削ることになろうと何のその。ミャンマー難民キャンプに届けるため、日本語の絵本にカレン語のシール貼り。

ミャンマーとタイ国境付近にはタイ政府に正式に認められたミャンマー難民キャンプが9ヶ所あるそうで、1984年に正式に難民キャンプが設立されてから30年以上経った今も、キャンプで暮らす難民は約10万人にも上るとのこと。
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借りものの土地、キャンプで生まれ育ち祖国を知らず、経済活動も許されず、配給だけで細々と暮らし、もちろんこれからの将来も見えない。そんな人生を30年も送っている子どもや大人の困難を考えたら、私の出来ることも参加料も微々たるもの。でも何かの役に立てば。

a0057402_02423022.jpgお昼時間の1時間に、ランチを食べながら活動報告や説明を聞き、残りの時間でシール貼りです。

たまたま先月ミャンマーへ旅行に行った、現在はお互い別の部署で働いている元同僚と一緒に参加したので、「どこもお寺だらけだったー」とか「外国人観光客が行ける場所には制限がある」とか「食べ物は割と口に合った」などとミャンマーの土産話を聞きながら、はさみでシールをチョキチョキ切って、間違えないように貼っていきます。

意図的にに知識人を虐殺したカンボジアもそうだけれど、軍事政権や教育を軽視したツケは、罪もない子どもから大人まで多くの人の人生が代償。ツケは将来の国にまわってくるのに。

字の読めないお母さんに絵本を読んであげる小さな子ども。「ありがとうね、また聴かせてね」というお母さん。せつないと同時に、これだけ年月が経っても依然として解決されない状況に腹が立つ気持ちも湧き…それだけ複雑で困難な状況ということなんでしょうけれどもね。

さて、最終的には、ビルマ語のあいうえおチャートを見ながら、絵本の最後に自分の名前をビルマ語と日本語で記入して完成。でも、私は完成しなかったので、お持ち帰りの宿題に。

遠く離れた誰かの世界や夢、希望の窓になりますように。




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▲ by sohla | 2018-11-10 08:26 | いろいろ | Comments(0)
2018年 11月 08日
糀 NOMU KOUJI
川場村へ行った姉からお土産にもらった糀甘酒「雪ほたかの飲む糀」。細い瓶に入って何だかパッケージが可愛いというか何ともモダン。

何でも川場村のこしひかり「雪ほたか」というお米を使っているんだそうです。余り流通していない(させられない?)ようで、ココやココで取り寄せが出来るようだけれど、さすがに無洗米はないみたい。

きっと無洗米はお米好きからしたら邪道で横着なのかもしれないけれど、これはもう私の場合は手間いらずが優先なので…。

あ、お米が切れそうなんだった、買わなきゃ。

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内容量120ml、ノンアルコールでノンシュガー。川場村のブランド米「雪ほたか」の糀、 川場村産のうるち米、川場村のおいしい水だけで作られた糀甘酒。

しっかりと糀の味わいがあるのにサラッと飲みやすい。そしてコメ本来の甘味に驚き。自然の甘味なので嫌味じゃなくて美味しい美味しー。

今週は週明けからやや面倒なやり取りが続いていて、それは明日も続く予定。
"飲む点滴"で何とか乗り切れますように。





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▲ by sohla | 2018-11-08 01:41 | いろいろ | Comments(0)
2018年 11月 06日
【裏磐梯】小さな茶屋
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五色沼探勝路の西の入口、柳沼側にある小さな茶屋「裏磐梯茶屋」。休憩処と土産物販売の物産館がある駐車場の一角にあります。「入ったことある!」「前を通った!」という人も多いんじゃないでしょうかね。

出発前に11時チェックアウトをさらに2時間延長(1時間1000円)していたので、ホテル周辺をチラッと見れるな〜、取りあえず一旦部屋に戻るか、どうしようかな〜と、ボケッと歩きながら茶屋を通り過ぎたものの、その小ささと佇まい、特に建具に惹かれて(笑)、トットットッと戻りお品書きを見たら、ゆず味噌田楽がある!軽食にこりゃいいと入ってみることにしたのです。

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ほら、このガラスの引き戸、いい感じ。

というか、キュッキュッと回して閉めるネジ式の鍵がついた木枠にガラスがはまった引き戸は、まるで私の住む木造アパートと同じ雰囲気。

お店の中は本当に小さくて、囲炉裏テーブルにMAX6人、でも4人とお店の主人で密度的には充分って感じの小空間。

私が入った時は男性客が1人、ちょっと強面でニコリともしない感じのご主人に味噌田楽セットを注文。

私:(立ったまま)「ゆず味噌田楽セットをお願いします」
親爺さん:「・・・」
私:(立ったまま)「ゆず味噌田楽セットいいですか?」
親爺さん:「そこ座って」
私:「・・・」

(えっ、歓迎されてない?何か変なこと言った?何か不信がられた?)と思いながら、でもいいんです、私はお腹が空いているし味噌田楽が食べたいんです。

そして、裏の調理場から1本1本作っては親爺さんが皿に乗せてくれた田楽がこちら。
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んー、美味しー♪

こんにゃく、厚揚げ、餅、半つきのご飯を丸めたしんごろう、後なんだったっけな…確か5本セットだったかと。あー、これは丁度良いランチになります。昨日もここでお昼ごはん食べればよかった。

愛想がなくて口が悪い(失礼!)親爺さんも話しが進むと(やや一方的ではあるけれど、笑)なかなか楽しい方。何でも
学生時代は山歩きばかりの山男、会社を退職して第二の人生をこの素敵な場所で初めて14年、最後の裏磐梯案内人だそう。山に釣りに植物に、スーパー山親爺という感じです。

「今日はお客さん沢山来たからもういいんだ。一人でやってるから沢山来られても困っちゃうんだよ」と、今まさに入ろうとする人を断ってしまうのだから、断られたお客さんにとっては(何だよ、この店、この親爺!)ってところでしょうね。

自称、裏磐梯のセクハラ親爺(笑)。いやセクハラかどうかは知らないけれど、いつまでも元気でお店に立っていてほしいもの。

途中、一緒になった恐らく常連の
会津から来ている米寿のご主人と奥様、新潟五泉市から来てチューリップの写真を下さった男性、たまたま同じ時にあの場所で同席した見ず知らずの方たちと、たわいもない話をして楽しいひと時を過ごしました。一期一会ですね。
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天井に下がっているあれは何でしょう?と聞くと、
弁慶が七つ道具を背負った姿に見立てた、または弁慶の立ち往生に見立てたもので、名前は「ベンケイ」。イロリの側にさげて、串に刺した魚などを薫製にする道具だそう。これは竹でできていて、あのヒュッと突き出た棒に魚が刺さるわけですね。

私:「へー、そうなんですね」
会津ご主人:「使い方は知ってるけれど名前は知らなかったなぁ」

親爺さん:「そうだよ、ベンケイっていうの」

もうすぐホテルでチェックアウトして来なきゃ…なんて話をすると、会津のご夫婦は猪苗代までバスの本数も少ないしご一緒にどうですか?と優しいお言葉。でも会津と猪苗代では逆方向で、米寿にもなるご夫婦に運転させて…というのは申し訳なさ過ぎるので、お気持ちだけありがたく頂いて丁寧にご辞退。本当にご親切にありがとうございました。

年齢も住んでいる場所も違うお客さんが、こうやってひと時を楽しく過ごすのも旅の面白さです。居心地が良くて長居をしてしちゃいました。

というか、実はホテルのチェックアウト時間が迫り、話は続く飲み物出してくれるで、「あ、あの、チェックアウトしてからまた立ち寄っていいですか?」と、私も営業妨害気味(笑)。
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お店の脇に流れる小川を眺めながら一服も本当に心地よく、これが駐車場の一角ということが嘘みたい。ふむ、良い眺め。帰って来たくなる様な場所なのが不思議…。

営業は5月から10月までだそうで、雨の日は休業だそう。私は今回ギリギリのタイミングで立ち寄れてラッキーでした。

親爺さん:(ニコリともせず)「また来てな」
私:「はい、必ず!」

さてと、思いがけず楽しい出会いがあったので、明るいうちにホテルの露天風呂に浸かって景観を堪能するというリベンジは結局果たせず。でも、いいんです、良い時間を過ごせましたから。



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みんなの【裏磐梯】をまとめ読み
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▲ by sohla | 2018-11-06 08:45 | 国内の旅 | Comments(0)
2018年 11月 05日
【裏磐梯】五色沼ウォーク
前日とは打って変わって良い天気に恵まれ、磐梯山も青い空にくっきり。
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とにかく今年は紅葉を見たいのだ、と裏磐梯まで来た甲斐がありました!でも、1泊2日で雲がたちこめる暗い曇天、輝く晴天、そしてザーザー雨の3つの天気で、それぞれの紅葉を見ることができて、それはそれで逆に充実。

土津神社に行った時、ガイドさんが「もしかすると早朝、柳沼に行くと湖面にもやがたちこめる沼が見れるかも、しれないです」なんて言っていたので、6時過ぎに行ってみるかーと思って寝たけれど、それほど早くは起きれず(ってか二度寝しちゃったので)、朝食食べてチェックアウトの用意して身支度したりしてると、路線バスの時間まで余裕がなく断念。
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ホテルは五色沼探勝路の西側入り口のすぐ近くだけれど、「帰りのバス時間を気にしないでいいので、まずはバスで東側の五色沼入口まで行って、写真を撮りながらゆ~っくり歩いてホテルへ帰るように歩くといいですよー。裏磐梯ビジターセンターがあって裏磐梯の自然にまつわる展示が見れますのでまずは立ち寄って見て下さいね」と、ホテル送迎バスのドライバーさんが言っていたので、まずは路線バスで五色沼入口まで。

ハイキングというと早朝に出発なのかな、と思うのだけれど、土日運行の路線バスはホテル発が9:32、五色沼入口着が9:42で、ちょっと中途半端。もっと早いバスがあるといいけれど、喜多方⇔猪苗代間を1時間に1本しか走っていないみたいなので仕方ないですね。

全長3.6kmで比較的平坦、1時間から1時間半ほどのハイクです。
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山ガール&ボーイ風のいでたちの人たちの中、私は街歩きと変わらない恰好(笑)。ジーンズにスニーカー。ちょっと場違いな感じがしたけれど気にしない気にしない。途中、ロングタイトのスカート、生足に底の薄いスニーカー姿の女の子やトレンチコート姿の女性も!いたので。

車で入口までピューッと来れて、1時間~1時間半の散策、道も平坦ならば町歩きの延長みたいのような感じもするけれど、一応野生動物が住んでいてクマも出るし、天候が急変しても雨宿りする場所もないですからね、スカートはさすがに…。
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こちらが五色沼入口。バス停、駐車場のところにあるビジターセンター。もちろん予習のためまずは立ち寄ります。

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えーっと、ここ凄く面白いです。

床には裏磐梯に住む野生動物の足跡、五色沼の水の色を再現した五色沼水色クイズ、野生動物たちのエサの展示、動物やムシたちの冬眠の様子、剥製、過去10年間の積雪、噴火前と噴火後の磐梯山のジオラマ、映像放映など、展示方法も工夫されていて情報満載。
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カウンターには"ツキノワグマ情報"があって、「9/15 11:00頃 目撃場所:ビジターセンター近く、行動:国道を横切って行った」と(笑)。出るんですね本当に。そしてクマ鈴も売られてます。そういえば、結構皆さんクマ鈴つけていらっしゃいましたね。歩きながらチリンチリンと音がしてました。

もっとじっくり見たかったけれど時間も限られているので、後ろ髪を引かれる思いで出発。

歩きながら相当写真を撮って、後から見るとどこの沼だか良くわからなくなった部分もあるんですが、とりあえずこちらもスライドショーで。



ところで、磐梯山の噴火で出来た五色沼。村が湖に沈み、岩なだれで草木もない荒廃したこの地に、私財をつぎ込んて植林して裏磐梯の自然を蘇らせたのがこの方。
遠藤現夢(遠藤十次郎) 磐梯山緑化の父

[五色沼と遠藤現夢]
五色沼湖沼群は、1888(明治21)年の噴火で小磐梯が山体崩壊をし、その時生じた岩なだれが磐梯山の北麓を埋めた際に、川をせき止めて出来たものです。噴火2週間後に描かれた図を見ると、この北麓に短期間に緑が戻ることは考えられなかったことでしょう。この地は国有地でしたが、明治政府は荒廃した土地に植林を成功さえた者に土地を安く払い下げるという方策を打ち出しました。佐藤栄次郎や白井徳次、矢部長吉親子などが試みましたが、成功しませんでした。最後に1910(明治43)年から挑戦したのが、会津若松市出身の遠藤十次郎(現夢)でした。彼は林学博士の中村弥六の指導の下、アカマツを中心に10万本以上を植林しました。必ず根付くようにと、一か所にまとめて2本や3本を植えました。五色沼を散策するとその2本や3本で成長しているアカマツを見ることができます。
 遠藤現夢は、五色沼の青沼の北西にある大きな岩を墓石として、今ではそこに眠っています。また、磐梯高原ホテルの南側にある弥六沼という名称は、お世話になった中村弥六の名前から取ったものです。

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こちらがその山小屋風の瀟洒な裏磐梯高原ホテル。建物の脇から弥六沼遊歩道があるようで、その入り口には「私有地につき宿泊のお客様以外の立ち入りはご遠慮ください」とありました。そして"熊出没注意"とも。

むむ、このホテルは落ち着いた大人のホテルですねぇ…
いつか泊まってみたい…けれど。

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弥六沼遊歩道への入り口。宿泊客ではないので先へ入ることは出来なかったですけどね、水面に黄色い紅葉が映って、ひっそりとプライベートな紅葉が楽しめそうな雰囲気。

五色沼探勝路は、あちらこちらで写真を撮ったりしていたので、結局2時間近くかかった感じでしょうかね。前日の雨で道はぬかるんでいる場所もあってスニーカーはドロドロ(笑)、そして暑い。

でも雨に濡れて散っているくすんだ紅葉も、
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お日様に透ける紅葉も、
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水面に鏡のように映った紅葉も、
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紅葉の向こうに広がる鮮やかなグリーンの沼も、
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とにかく綺麗。自然はそのままで美しいとつくづく。



さて、写真はなんとか人が映り込まないように撮ったけれど、ハイカーは結構多かったですね。特に紅葉の見ごろ最後の週、土曜日がお天気が良くなかったので、日曜日は尚更人が多かったのかもです。

私が帰って来て10/31には磐梯山で初冠雪というニュース。何でも会津の人たちは磐梯山に何回雪が降ったかカウントしているそうで、磐梯山の雪景色を3回見ると裏磐梯にも雪が降ると目安にしているそう。そろそろ雪のことを考える時期ですね。

雪景色の裏磐梯もいいなぁ…(寒いよね)。
冬の五色沼はさすがに個人で行くのは怖いので、スノーシューでガイドツアーじゃないとダメですね。

このあたりは冬は豪雪地帯でもあるため、かなり年配の方でも自分で除雪車を運転できるんだそうですよ。逞しいなぁ…。

ふぅ、2時間近くも歩きっぱなしでちょっと疲れました、そしてお腹も空いたので、どこかで一休みすることに。といっても余りお店ってないんですよね、この辺り。かと言ってホテルに戻ってレストランもちょっと…と思ったら、ありました(笑)。

いい感じのお休み処に見えるので、思い切って入ってみます。


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▲ by sohla | 2018-11-05 00:26 | 国内の旅 | Comments(0)
2018年 11月 03日
【裏磐梯】ビュッフェディナーと温泉
あー、食べました食べました。だって何でもあるんですもん。

300席以上あるバイキングレストラン「ヒバラダイニング」は小さい子どもからお年寄りまで広に年齢層のお客さんで大賑わい。1泊2食付で朝夕食ともにバイキングのプランだったので、食べ負けする私としては頑張りたいところ(笑)。

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でもこれだけ。

おかず1回とデザート1回。私は大食いではないけれど凄く小食というわけではなく、多分並み(だと思う)けれど、皆さん何回も取りに行けるのが羨ましいような。

お料理は和洋中50種類以上、となっているけれど、いやいやそれ以上じゃないんだろうかと思うほど。刺身、焼き魚、カレー、シチュー、パスタ、肉じゃが、唐揚げ、グラタン、スープ、具沢山味噌汁…もう覚えていないほどの料理、そして味噌かんぷら、三五八漬け、いかにんじん、など郷土料理、ご飯ものではちらし寿司も。ライブキッチンでは天ぷら、にぎり寿司、ローストビーフ、蕎麦を調理したてを。

お、ちょっと古いみたいだけれどココでホテルの施設、温泉、そして食事など映像が見れます。

福島の郷土料理があるのはいいですよね。そして、やっぱり漬物も豊富(笑)。多分、味は比較的普通だと思うけれど、この他に当然サラダ、デザート、ソフトクリームマシーン、果物、飲み物があるので充分、充分。

皆で分け合うじゃなくて皆で奪い合うような某国の団体さんの爆食ぶりとマナーの悪さはもはや定番と言う感じがするけれど、食べ放題バイキングって食のマナーとかお行儀が(特に悪い場合)出ますねぇ。飢えてるのか?と思うほど前のめりな人、お父さん家でご飯や料理よそったことある?ってな人、日本人だってたまにいます。我が身を省みて気を付けなければ…。

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食事が済んだらお風呂、空いてるといいな。温泉気分になろうとめったに着ない浴衣を着て、カゴにタオルを入れて行ってみます。

大浴場には大きな内風呂が2つ、一つは透明で、もう一つは赤褐色。ホテル敷地内から湧出する源泉かけ流し天然温泉は、鉄分が豊富で湧出時は無色透明だけれど、空気に触れると酸化して赤褐色のにごり湯になるんだそう。

そうそう、このホテルは正面入り口から建物に入って真正面にドーンと温泉施設があるんです。日帰り入浴も出来るみたいなのでそのせいかもしれないけれど、珍しいですよね。幅10mを越える大きな暖簾をくぐるとモダンジャパニーズの湯あがり処。

実は旅行に行く前からやや風邪気味っぽく、曇天の遊覧船のデッキで風に当たって帰って来てから頭痛、それを封印してライトアップツアーに出かけたので、とにかく温泉でポカポカにならなければ。

脱衣所はロッカー式ではなく、扉のない棚に籠が置いてあって、そこに部屋から持って来たカゴバックや着替えを置くだけ。昔の銭湯で丸い籠に脱いだ服を入れて床に置きっぱなしにしてお風呂に入った記憶があるのだけれど、そんな感じ(笑)。

温泉で気になるのが清潔感。脱衣所の床が濡れてたり髪の毛が落ちていたりって凄く苦手なのだけれど、ここは掃除も行き届いて綺麗。
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露天風呂「ひばらみの湯」は内湯から半階分ぐらい階段を下りて行くので、当然裸なので寒いっ!けれどやっぱり露天に入らなきゃね~と行ってみます。

真っ暗&寒い(笑)

いや、夜なので当たり前。日中なら上野写真のような景色なんだとは思うのだけれど、ただただ広がる闇(笑)。確か木々の辺りに照明はあったと思うんですけどね、手前の木々を美しく照らすほどの照明ではないので、どうしても闇の奥に目が行ってしまうというか…。

私が入った時は2人ほど先客がいて、直ぐにその方たちが上がって私一人…。湖(見えないけど)から吹く風が木々(見えないけど)を鳴らしてゴーッという音と目に見えるすぐそこまで迫る闇の相乗効果で怖いのなんの…闇に眼を凝らすともっと怖い。

お風呂も暗いのでお湯の色もよくわからず、多分手前が浅く奥まで行くとそこそこ深さはあるのだと思うけれど、それは闇に近づくということ。誰も入って来ないし怖くて3分も浸からずに退散。だって、風の音が怖くって(…もぅ)。

いいんです、明日チェックアウトする前にもう一度露天に入りますから。
夜だから闇なのは仕方ないですから。

内湯で充分温まったので、部屋へ戻って翌日の五色沼散策に備えて寝ちゃいます。



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▲ by sohla | 2018-11-03 09:16 | 国内の旅 | Comments(0)
2018年 11月 02日
【裏磐梯】土津神社 紅葉ライトアップ
ライトアップツアー参加は8名。ホテル出発前にアクティビティガイドさんからまずはペンライトが渡され、土津神社に祀られている保科正之のことなどさらっと説明を受け、マイクロバスに乗って出発です。

そうそう、ホテルは色々なアクティビティをやっているのでアクティビティ・ステーションというのがあって、参加者の集合場所や説明を受ける場所だったりするんですが、グローブやウェアなど無料で貸りることが出来ていたれりつくせり。
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神社は猪苗代なので、裏磐梯から国立公園を出て車で20分ほど。裏磐梯は信号と駐車場があるとこぐらいにしか街灯がなく、「暗さに目を慣れさせるため、途中から車内を暗くしますね」と、車内を暗くすると本当に真っ暗。対向車も後ろも車がいないと闇の中を行くので、ゆっくりと。

時々ニホンカモシカが道に出てくることもあるとか。
彼らは興味があると止ってジッと見つめるらしく、天然記念物なのではねたら大変。相手が動いて去るまでジッと待つのみだそう。

神社の駐車場に着いて車を降りた時はまだライトアップの時間ではなかったのか、ここも闇だー(笑)、とペンライトで足元を照らしていたら、パッと点灯!
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うわぁ!
(元々紅葉の名所なので、色付きライトでなくてもいいのでは?ということは置いておいて、これもまた綺麗なのです)

さて、私のコンデジでは(というか私の腕では)さすがに夜の闇は闇、暗さは暗いなりにしか撮れません(涙)。でも一応スライドショーで。



ガイドさん曰く、ライトアップされていない木々の上の方をペンライトで指しながら、「あのあたりにムササビが住んでいて、こうやって光を当てるとビックリするのか飛んで出てくるのが見れるんですよー」と。

飛ぶムササビが見れると!

でもこの日は見れず、ざんねん。ライトアップでいつもと違うーとか思いながらムササビはこういう暗闇を見ているのか、なんてムササビの目線を想像してみたり。
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木々の中にひっそりとある土津神社。境内図で下に流れる川は土田堰(はにたせき)というのだそう。わずかな水音が聞こえるだけで真っ暗でしたけれど。これに架かる太鼓橋を渡り、白い鳥居をくぐって階段を登る右手一体の木々がライトアップされてます。

神社創建時に整備された灌漑用水路が、こうやって350年近く経った今でも現役。保科正之公と、当時彼に仕えた人たちを敬う気持ちの表れのよう。土田堰(はにたせき)

Wikipediaに付近の町のことも載ってます。

土田堰と土町

正之の葬儀のときに葬儀奉行であった会津藩家老友松氏興は、神社の維持管理の方法として、神社の神田を作ってそこからの収益で維持することを考えた。そして、荒野を切り開いて田を開発するために造られたのが土田堰(はにたぜき)である。土田堰は長瀬川(酸川の合流地点よりやや北側の辺り)から引水され、磐梯山東麓から土津神社の境内前を通り、大谷川下流にそそぐまでの約17キロメートルの堰で、磐梯山の南麓・猪苗代湖北西部一帯を灌漑している。土田堰によって開墾された村は土田新田村と呼ばれた。また、正之の墓と土津神社を守り、祭事を行う人々のために造った集落が土町(はにまち)である。土町は土津神社の門前に位置し、住民は年貢や賦役を免除されていた。

現在、土田堰は江戸時代と同様に磐梯山南麓一帯の水田を潤しており、また、土町は民宿街として多くの観光客で賑わっている

確かマイクロバスが神社近くの町へさしかかった頃、「この道はもう神社の参道で、両脇のお宅は神職や神社に仕える方々が住んでいます」とガイドさんの話しがあったのを思い出しました。

普通の家が建つ普通の町で(へー、普通の家並みだけれどそうなのかー)と思って車窓から眺めていたんですが、祭事を行う人々の為に造った集落といういわれがあったのですね。

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人影はまだライトアップが始まったばかりの時間帯だったからかまばら。こうやって見上げると闇に虹色の木々が、文字通り浮かび上がって何だか吸い込まれるような、自分が浮遊するような。

何でもこのライトアップはそれほど大々的にPRはしてないらしいとのこと(観光協会HPなどには掲載されてます)。主催は猪苗代町商工会青年部&OB有志。

ガイドさん曰く、「この辺りは農家さんも多く、夜が早いので観光客が押し寄せて人や車で遅くまで賑やかになっても大変だし、大型バスが何台も停められる場所もないですからね。SNSでばーっと広がったりしたら別ですけどねー…」と。

元々、紅葉の名所ということなので、日中はそれはそれは綺麗なのでしょうね。思うに、紅葉は木々や葉の色付きだけではなく、それを取り囲む周辺の空気や静けさ、立地といった雰囲気を含めて'美しい'と感じるものだとつくづく。

階段を上り、正面先に見える拝殿へ通じる次の階段のあいだ、少し開けた場所にあるのがこれ、亀石。
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片手でペンライトで照らしながら片手でカメラを持ちながらシャッターを切るしかなく、何だかわかりませんね。暗いってことだけがわかる写真(笑)

言い伝えによると、亀は元々南の猪苗代湖の方に向いて据えられたものの、一夜にして湖に這い出してしまったため、北に向けたとか。

この石碑から下の土田堰に向かっては緩やかな下り斜面になっているので、(単純に見た目しっくりする向きは頭を南(斜面方向に頭)って感じがするけれど逆なのね)とは感じたんですけれど、それだと拝殿やその先の奥の院にある墓所にお尻を向けちゃいますね。

この石碑は正之の業績1943文字が刻まれ、台座の亀趺(きふ)と石碑を合わせて高さ7m、重さ30t、日本では最大の碑だそう。亀趺は中国の貴族階級の風習で、日本には江戸時代に取り入れられ、亀は想像上の霊獣で耳もあるとか。

あー、明るい時にも訪れてみたいこの場所。

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雨&曇天の1日だったけれど、思いがけずこの場所を訪れることが出来て良かった。真っ暗で神社の様子はよく見えず、数十分ライトアップを見るだけの滞在だったけれども、紅葉や幻想的なライトアップはもちろん、歴史がちんぷんかんぷんな私が、ここに大切に祀られ今でも多くの人たちに敬愛されている保科正之という人物のことを知ることが出来たのも収穫。

さてー、これからまた裏磐梯へ戻り、食事を食べて温泉、温泉~♪



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▲ by sohla | 2018-11-02 20:05 | 国内の旅 | Comments(0)
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