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2017年 03月 27日
ANA機体工場見学
昨年12月のJAL工場見学に続いて今度はANAへ。ちょっと日にちが経ってしまったんですが3/1に行って来ました。

場所はJALのメンテナンスセンターから10分ほど歩いた先、駅としては同じ東京モノレールの新整備場駅で、平日月曜~金曜の毎日1日4回、1回の見学が90分、1回あたりの可能見学人数は~80名。私が行ったこの日は会社の新人研修風、マイクロバスでツアコン引率付きスーツ姿の若者団体と一緒で、ほぼ定員での開催でした。

ちなみにJALもそうだけれど、何ヶ月も先まで予約が一杯の人気で、このANAの機体工場見学は1993年9月から開始され23年、昨年12月に来訪者数が100万人を突破したそうです。凄いですねぇ。

こちらがANAメンテナンスセンター入り口。
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受付を済ますと、受付カウンター後ろのスクリーンに氏名が映し出されます。へ〜技が細かいですね。最初は講堂で飛行機や整備の説明、ビデオ上映、その後に格納庫の見学です。

座学の部屋には歴代のANA機の模型や写真、アルミと炭素素材の重さを持ち比べることができる機体の外壁、その他部品などが壁際に展示されていて、講義が始まる前や休憩時間などに自由に見ることができます。
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JALの時は飛行機が飛ぶ仕組みや、羽田空港のあらましだったけれど、今回のANAは、この日の見学会では飛行時間ごとの整備の違いなど主に機体整備の説明で、途中関連ビデオの鑑賞も。

a0057402_11354606.jpgその後休憩をはさみ、名前を呼ばれた順にグループ分けされていて部屋から出て、途中でヘルメットを被り、いよいよ格納庫へ移動します。

JALは赤いヘルメットだったけれど、ANAですからね、やっぱりブルー。

飛行機が何機も入っちゃうのだから当たり前なのだけれど、大きいですよねぇ、格納庫。そして安全第一は整理整頓から、ってな標語じゃないけれど、当然のことながら整理整頓が行き届いていて綺麗。

整備士の方々、お仕事中目障りかもですがお邪魔します。

ところで、機体見学はどちらも企業CSRの一環、それもサービスを提供する企業なのでスタッフの方々は皆さん普通に感じがいいです。JALとANAを比べても仕方ないのだけれど、JALの展示は歴代の制服、航空機のアーカイブ、職種ごとの仕事紹介と、そのためにスペースとお金と労力と人員を割いていて、見た目華やかで料金を取ってもイケそうなちょっとしたショールーム。

一方のANAは学校の教室のように壁際に展示物が並び、見学用にブースを作ったり特別な展示方法もしていない、什器などにもお金を掛けているわけでもない、ある意味手作りで勝負。

恐らく見学者は見せ方が華やかなJALに軍配を上げる人が多そうなのだけれど、私はANAの堅実さというか手作りっぽいところにも好感持ちましたよ(JALに好感が持てないというワケではない)。企業イメージには見せ方も大切なポイントだけれど、浮つかず、謙虚に、真面目に取り組んでいるというのはわかりますから。

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こちらは3階から下を見たところ。この日整備中だったのは、BOEING 787-8と窓をつぶしたBOEING 767のANA Cargoの2機。
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これが空を飛ぶんですもんねぇ(小学生みたいな感想)、全然わからないけれど、安全で効率よく飛ぶためのあらゆる技術が、部品や素材や機器などあらゆるところに生かされているんでしょうねぇ。

そう言えば航空機の燃料がどこに納められているか知っているひとも多いと思うのだけれど、主翼がタンクになっていると初めて知った私。というか今までそんなこと考えてもみなかった…。で、ANA Triviaによるとこう。
燃料タンクがあるのは、左右にのびる主翼の内部。その理由は、主翼にかかる負担を軽減させるためです。飛行機が飛ぶとき、胴体は重力によって下に引っ張られ、翼は気流によって上へと力がかかります。仮に燃料タンクが胴体にあるとすると、重くなった胴体はさらに下に、軽い翼はさらに上に引っ張られ、その負担に耐えきれなくなってしまう可能性があります。そんな事態を防ぐために、主翼に燃料を入れて重くし、主翼が必要以上に反り返らないようにしているのです。
787-8の航続距離は14800km、最大燃料搭載量は約126,000リットル、重量にして約100,000kgだそう。ドラム缶630本分…。因みに満タンにすると重量が重くなって燃費が悪くなるので、毎回飛行距離や天候、予備燃料など様々なことを考慮して飛行に必要な量だけ積んでるそうですよ。まぁ、それでもとにかく凄く多い量があの主翼に入ってるんですねぇ。

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そしてこちら。主翼の裏側(下側)に横楕円形の穴っぽいのが並んでいるのだけれど、これが主翼の点検口で、ここから人が入って点検したりするそう(説明のお姉さんがそう言ってたハズ、違ってたらすまん)。多分50×30cmとか、そんな大きさじゃないでしょうかねぇ。燃料タンクの中に入るのだから、ここの点検は大変そう。特にふくよかさんは入るだけでも…。

頂いた冊子によると、ドッグ整備の流れはこんな感じ。
 ◆出発前整備
  空港に到着した飛行機を次のフライトまでの間に点検・整備
 ◆A整備(A check)
  500~1000飛行時間ごとに行われる整備で、1晩かけて行われる
 ◆C整備(C check)
  4000~6000飛行時間ごとに行われる整備で、
  約10日間かけてドックにて多くのパネルや部品を取り外し、
  本格的に行われる整備
 ◆重整備(HMV=Heavy Maintenance Visits)
  約6年経つと実施される整備で、機材の長期使用に伴って発生する
  各種作業を行う。

出発前は別として、頻度が高い500~1000飛行時間ごとのA checkが1晩でやるって、眠いしまぁこのくらいでいいか、ってなワケにいかないし、ホント大変だなぁ整備さん。

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フロアーに引かれている赤白線は、格納庫に機体を真っ直ぐに入れるために誘導する線。黄文字で"一時停止"と書かれてますね。"NOSE"と書かれた黄線もあって、これは飛行機の鼻先がココよ!ってことなんでしょうね。作業に使う足場が既に複雑(笑)。

格納庫の外側は滑走路なので、離着陸の飛行機が次々と着陸したり通っていったり。この見学ツアーの写真はSNSやブログに投稿する場合は、事前にANAの許可を得なければならないのだけれど、格納庫から見えた離発着する他社機は全てNGでした。写真を見ると14:15からの6分間に、JAL、チャイナエアライン、ソラシドエア、JALと4機と撮っていて、全部撮ってたわけではないから平日の昼過ぎとはいえやっぱり結構な頻度ですよね。

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近寄るとさらに大きいっ(当たり前)。B787のエンジンには燦然と輝くロールスロイスのロゴ。何でも正面から見てファンブレードが反時計まわりに回転するのが米国製エンジン(ゼネラル・エレクトリック社、プラット&ホイットニー社)、時計回りに回転するのが英国製エンジン(ロールスロイス社)で、お隣のANA CargoはGE社のロゴがついてました。

折角だから普段は絶対に見れない真正面から。鼻先の丸い部分には気象レーダーのアンテナが格納されていて、500~600km先の気象や地形の情報を読み取ることができるそう。

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写真左上奥に見える並んでいる青い箱は整備士さんたちの大切な工具箱。鍵付き名前つきで、作業の始まりと終わりに工具の点検をして一人一人がきっちり管理しているそう。そうですよねぇ、機体の中に工具置き忘れとかあったら大変ですもんね。

右はタイヤがずらっと並んでます。機種番号と共にMain WheelとかNose Wheelと書かれた札ごとに分類されて整然と置かれてます。タイヤは5-6回張替えをして使うそうです。

工具の取り扱いにしろ、備品の配置にしろ、格納庫内の設備にしろ、私はただ漫然と眺めて説明を聞いてフンフンと思っていたけれど、どれも工夫がなされて効率よく、安全に、万全の整備が出来るように考えられているんでしょうね。

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格納庫見学を終えてロビーで解散です。そうそう、ロビーには機体工場見学の顔出しフォトスポットがあって、奥に見えるのはガンプラ生誕30周年記念当時のANA×GUNDAM SKYプロジェクトのガンダムも。

この右手にはコンビニがあって従業員の方々も普通に買いに来るんですが、見学者用にANAグッズのお土産が置かれていて、見学を終了したらここで記念にお買いものできます。買わないでもいいのに買っちゃうんですよねぇ、こういうところに来ると。



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▲ by sohla | 2017-03-27 00:10 | みる・きく・かんがえる | Comments(0)
2017年 03月 26日
『これぞ暁斎! 世界が認めたその画力』@Bunamura ザ・ミュージアム
イギリス在住のゴールドマン氏が所蔵する河鍋暁斎の様々な作品が一堂に会した、ゴールドマンコレクション『これぞ暁斎!世界が認めたその画力』のブロガー内覧会に参加して来ました。

[掲載の写真は特別な許可を得て撮影しています]
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2015年に三菱一号館美術館で開催された暁斎展には行けなかったので、これは絶対に行かなきゃ!と思っていた展覧会。

錦絵、挿絵、浮世絵などに暁斎が描いた、動物、鳥、魚、虫、妖怪、鬼、西洋人、魚、野菜、人間、鐘馗、神様、幽霊…etc. 人間っぽくて愛嬌があって、世相から男女の営みまで同じくユーモアがあって、そこに反骨精神が隠れていても生き生きと面白く楽しい。暁斎という人物そのものなのではと感じ、また行っちゃおうかな、と思うほど後を引いて見飽きないんです。

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序章はゴールドマン氏が暁斎の作品を集めていくきっかけとなった小さな絵、「象とたぬき」から。

一度顧客に売ってしまったもののこの絵を忘れられず、手放してしまったことを強く後悔して、NOという顧客から数年かかって買い戻したそう。氏の暁斎コレクションの原点のような小さな可愛らしい作品は、今でも自宅のベッドルームに飾っているそうですよ。

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第1章 万国飛 世界を飛び回った鴉たち
    Crows "Flying over Many Lands"
暁斎が数多く描き、また外国人からの依頼も多かった鴉(カラス)大集合のコーナー。

明治14年(1881年)の第2回内国勧業博覧会で「枯木寒鴉図」など4点を出品して事実上の最高賞を受賞。また暁斎に師事し「暁英」の号を持つほど暁斎を敬愛したイギリスの建築家ジョサイア・コンドルが母国へ持ち帰った鴉図も評判になり、コンドルを通じて100枚以上の依頼があったとも。そんなこんなで、既に暁斎に注目していた外国人からの依頼が増え、"暁斎の鴉"は世界中に飛び立っていったそう。

ゴールドマン氏だけでも30数枚所有しているとのことで、鴉のシルエットと万国飛という文字を組み合わせた印、鴉のシルエットとその他の文字を組み合わせた粋な印にも注目。自分の手元から次々と世界へ飛んで行く鴉、異国の地で羽根を休める鴉、枝にとまって西洋人を眺める鴉などの光景が、暁斎の頭の中には映像として見えていたかも。

因みに、受賞した「枯木寒鴉図」は、「100円は鴉の値ではなく、これまで苦労して学び得た価値である」と、当時としては破格の100円という高値を暁斎がつけ、その心意気を買って日本橋の菓子や榮太樓の主人が言い値で購入、当時話題を呼び現在も榮太樓本鋪所有だそう。

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第2章 躍動するいのち 動物たちの世界
    Animal Life
暁斎は何と3歳で初めてカエルを描き、7歳で歌川国芳に弟子入り、10歳で狩野派に入門、19歳の若さで修行終了。なので面白可笑しく可愛い動物たちの描写も技術があってこそ。

写真左のその名も「象」という作品。輪郭がなく筆で一気に描いたような勢いがあって、皮膚感は墨の濃淡、まつ毛や産毛までしっかり描かれ、何かを伝えているような象の目つき。本物の象以上に象らしい(変な表現、笑)。

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こちらは手前の展示ケースに展示されている「暁斎画談」「暁斎漫画」「暁斎酔画」「暁斎楽画」。

中でも、暁斎が自らの生涯とこれまで学んできた様々な流派の絵画をまとめた4冊組の版本「暁斎楽画」は、あぁ手に取ってページをめくってじっくり見てみたい!読んでみたい!と私的に興味深々。というか、現代で言ったら図録まるごと暁斎!みたいな凄くお得感のある本ですよね。
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この「雨中さぎ」は、現在の作家の作品と言っても通用しそうなモダンで驚き。いいですねぇ。あ、展示のテーマによって違う壁の色がそれぞれ綺麗。

[掲載の写真は特別な許可を得て撮影しています]
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第3章 幕末明治 転換期のざわめきとにぎわい
    The Bustling Era
江戸幕府が倒れ御用絵師集団狩野派がスポンサーを失って仕事を失ったのは不運と言えば不運だったのだろうけれど、様々な事柄が真面目に面白おかしく楽しく描かれているのを見ると、浮世絵も狩野派もイケる、ジャンルに囚われることなくあらゆるものを様々な技法で描くことができた破天荒な暁斎にとって、幕末・明治維新・文明開化という激動の時代はぴったりの時代だったんじゃないだろうか、なんて感じるほど。

上写真左は明治6年(1873年)に書かれた「五聖奏楽図」。正にキリスト教が解禁になった年で、恐らくそれまでの日本の宗教界は戦々恐々。でも暁斎が描いたのは、釈迦、孔子、老子、神武天皇らが磔刑のキリストを取り囲んで、三味線、笛、鼓で囃し立てているという図。タッチは決してコミカルではないのだけれど、ものの見方、表現のしかたはやっぱりユーモアたっぷり。

ユーモアと言えば、「放屁合戦」なんてのもあって笑っちゃいます。

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あぁ手に取ってページをめくってじっくり見てみたい!読んでみたい!の第二弾は「暁斎絵日記」。明治の始めから没するまで毎日絵日記をつけていたそう。日付、誰が来た、何をどれくらい描いた、はたまた弟子のコンドルの様子など、暁斎を取り巻く日常がササッと描かれ、もちろん鬼もいてアニメの下書きのようなラフなタッチだけれど、日記まで楽しい。暁斎の絵がいつ頃に描かれた作品かなど、照らし合わせをしたりする資料にもなったそう。

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第4章 戯れる 福と笑いをもたらす守り神
    Lucky Gods and Protectors of the Home
写真中央は「鬼の恵方詣」。縁起物を持つ鬼の(鬼が恵方詣してナニがワルイ)ってな表情がクスッと笑えて堪りません。

鬼を退治する鐘馗の絵も吉祥絵として人気で、端午の節句時期には依頼が多かったそう。そういえば、この前の章では鐘馗が棍棒やさすまたが描かれた図解拷問道具!を棒で指し示して教えるのを、真面目な顔をした鬼たちが聞いているという「鐘馗と鬼の学校」も。鬼まで可愛く見えるのだから不思議。

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第5章 百鬼繚乱 異界への誘い
    Demons and Spooks
ここ目を引くのは、やっぱり「百鬼夜行図屏風」「地獄太夫と一休」「三味線を弾く洋装の骸骨と踊る妖怪」。異界へようこそ、きもかわ骸骨、妖怪こんにちは。
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[掲載の写真は特別な許可を得て撮影しています]
「暁斎百鬼画談」や「化け物絵巻」の骸骨や化け物…全然怖くないどころが何だか愛嬌があって、あぁ手に取ってページをめくってじっくり見てみたい!第三弾。
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「新版かげづくし」と「百喜夜興姿影絵」は回り灯籠?行燈?に映し出される影だけで場面を表現したもので、これなんてもうデザイン。赤い風鈴をワンポイントにした"かげづくし手ぬぐい"があったら、絶対買ってました、私。

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第6章 祈る 仏と神仙、先人への尊崇
    Deities and the Sacred
これまでの画風とは全く違う本格的な中国画というか宗教画。達磨や観音が描かれた多くの作品は、暁斎の別の一面を見るよう。

この他、笑う-人間と性 として、行為中の男性に後ろからちょっかいを出す猫など思わず笑っちゃう春画のコーナーも。
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こうしてモノゴトの捉えかたや表現のしかたを見ていると、暁斎というのは実に人間味があって豪快で、その上(真っ当な)ユーモアや常識があって、庶民も西洋人も惹きつける魅力的な人物だったんでしょうね。会ってみたい歴史上の人物リストに入りました。

自身が大学で美術史を学び、画商でありコレクターであるイスラエル氏が収集してくれなかったら、これだけ幅広く多様な暁斎を見る事は出来なかったかもしれないのだから氏には感謝感謝、もちろん、いち早く諷刺画家として賞賛し認めてくれたフランスの人たちにも。

さて、楽しく鑑賞できる展覧会は4/16(日)までで、閉幕まで残すところ約20日。会期中は休館なし、金土曜日は21:00まで開館(入館は20:30まで)なので、会社帰りに行ってもじっくり見れます。

This is Kyosai! The Israel Goldman Collection
会期:~4/16(日)
会場:Bunkamuraザ・ミュージアム(渋谷)
時間:10時~19時まで
   毎週金土曜日は21:00まで開館(入館は20:30まで)


そうそう、グッズも結構充実。おもわずやりたくなるガチャは暁斎が描いたモチーフ、鬼やシルクハット、猫など全8種。会場入り口手前には妖怪スポット、じゃなくてフォトスポットも。
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▲ by sohla | 2017-03-26 00:53 | みる・きく・かんがえる | Comments(0)
2017年 03月 21日
ploomTECHスタンド
かれこれ7年前に禁煙外来に通って禁煙した記事を書いたことがあって、コレが最後の記事なんですが、記事アクセスや検索ワードで[禁煙]や[チャンピックス]で読んでる方もいらっしゃるようなので、かなーり年月が経っていて今さらですがその後のその後を。

結果からいって、禁煙は半年ほどで止めて現在はまた元の通り喫煙者です。

あの時、それほど辛い禁断症状もなくチャンピックスのお蔭で禁煙が出来て、自分的にはタバコ離れはまぁ成功だったのだけれど、そもそも禁煙をしようと思った理由があったわけですが、簡単に言うとその理由がなくなった、だから禁煙するのを止めた。そんな感じです(といっても変な理屈で言い訳でしかないですが)。

当時は無職で時間も有り余るほどあったこともあり、本数も増えていたんですが、現在は減ったと思います。特に以前は家に居る時の方が吸っていたけれど、最近は家では余り吸わなくなったかもしれないです。禁煙するのにあれこれ工夫したこと、禁煙出来た、禁煙するテクニックがわかった、などという(変な)自信のお蔭かわからないけれど、コントロールが出来るようになったようで。

最近は家ではコレです、JTのPloomTECH
(何だか怖い顔が背後に写っていて呪いの館のようですが…笑)
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去年の8、9月に深く考えもせず、調べもせず、「買っておいてもいいかな」程度で申し込み、最終的に購入出来たのが1月末でした。世間ではまだIQOS利用者が圧倒的に多いのだけれど、銘柄がmarlboroなので、普段JTのMeviusを吸っている、スターターキットが半額の¥2.000、またネット購入に抵抗無い(むしろその方がいい)ため、私的にはもってこい。

吸い心地や感想などはまたUPしようと思うんですが、思ったより煙が出るものの、それは水蒸気なのでやっぱり臭わない気がします。紙巻き煙草の"吸った"感はないので、これ減煙や禁煙に役立ちそう。

PloomTECHは細くて黒いので、そこらに転がしておくと、どこにいったかわからなくなるので、立てておけるスタンドが欲しいと思っていたら、MUJIの歯ブラシスタンドを発見!そしていい感じ049.gif

コロコロしてて可愛く、私はグレーにしたけれど他にも綺麗な色あり、税込¥300。いいですよ〜。


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▲ by sohla | 2017-03-21 09:00 | Comments(0)
2017年 03月 20日
ネコ日向ぼっこ中
日中は日差しが暖かく春って感じですねぇ。
このまま(永遠に)寒さがグッと遠のくといいのだけれど。
アパートのまわりで見かける野良猫さんも日向ぼっこ。
眩しくて目が開かない、でも気持ちいい…そんな感じ。
わかるわかる、その気持ち。
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▲ by sohla | 2017-03-20 19:12 | Comments(0)
2017年 03月 20日
「エルメスの手しごと展」 -メゾンへようこそ
見にいきたい!でも19日で終了、行かなきゃ、行かなきゃと思っていた展覧会の1つは、乃木坂 TOTOギャラリー・間で開催されていたコチラ。そしてもう1つ、連休中に行ってしまいたいと駆け込みで申し込みをして行って来たのはこちら。

a0057402_07321654.jpg銀座メゾンエルメス10Fで開催の「エルメスの手しごと展」"メゾンへようこそ"の映画上映。

「エルメスの手しごと展」は、表参道ヒルズで開催されていた「エルメスの手しごと展」"アトリエがやってきた"が本イベントで、そちらは昨日3/19が最終日。

最終日なので恐らく凄く混雑して職人さんの仕事はまともに見れないだろうと思い、映画上映の予約が何とか取れた、こちらの"メゾンへようこそ"へ行くことにしました。こちらは3/26まで。

銀座では、この映画上映以外にも、トークセッション、ワークショップ、ライブドローイングなどのプログラムを開催していて、それぞれ申込み期限があったり抽選だったり、申込みが表参道でのみ受け付けだったりして、なかなか予定が合わず映画のみかろうじて予約が出来た感じです。サイトでは現在のところ最終日まで満席みたいなのだけれど、日によって席が出たり、当日行って空き席があれば入れるようですよ。この日も、別の日を申し込んだけれど今日見たい、と突撃していた人もいたので。

「パリと職人たち - Paris and Artisans」
銀座メゾンエルメス ル・ステュディオのプログラム・ディレクターで、パリで映画史の教鞭をとるアレキサンドル・ティケニスの監修のもと、パリの街中に暮らす職人や、手しごとをなりわいとする人々の姿を、時代を隔ててフィルムに収めた3作品

・「パリの小さな仕事」1932年 モノクロ 19分
自分の店を構える資格もなければ、余裕もない行商人や、流しの職人で通りが溢れていた戦前のパリ。床屋、マットレス製造職人、ガラス職人、画家etc.から大道芸人の類まで、彼らの商売風景、客引きの声や音、客や職人の表情など詩情的なモノクロ映画。

・「帽子職人」26分
国から"名工"の称号を与えられた親方と、見習いをする若い青年。昔ながらの製法で軍帽や舞台衣装の帽子などを作り、失われつつある技術を伝える親方と、技術を習得しながら伝統と革新を融合させたいと打ち込む青年。 

・「タゲール街の人々」1975年 カラー 80分
監督が暮らし働くタゲール街。パン屋、時計屋、理髪店、肉屋、仕立て屋、食品店、雑貨屋など、職人気質で小さく家族経営的、そして時間の流れの外にあるような商店で働く人たちの日常、言葉、表情、仕事など、監督の個人的なストーリーで構成された一冊のアルバムのような映像。

3作で約2時間!そんなに長いとよく見ないで申し込んだのでびっくり(笑)。どれもフランス映画風に静かで淡々としていて、正直途中で何度かウトウトしてしまった…(笑)。

「ハート&クラフト - Hearts and Crafts」2011年 46分
フランスにある4カ所のエルメス工房を訪ねてまわり、そこで働く職人、熟練職人から訓練生まで、の手しごとと向き合うひたむきな姿勢と眼差しを、様々なバックグラウンドを持つ職人の言葉を交えながら撮影したもの。

こちらは職人たちの言葉、顔つき、仕事をする手、作業の音…どれもがとても興味深かったですね。"職人にとって考える時間はとても大切、考えることで歯車が回り出す"という言葉に、心の中で大きく頷いたり。

革を切る、金属を研磨する、鋳型を磨く、染型を洗い流す、革を伸ばす、染料を混ぜる、様々な作業の音も印象的。

50歳を過ぎて見習いになった女性、政治的亡命者の男性から技を習う青年、耳が不自由でも教えることが好きだという手話で対話する職人、年をとって朝起きるのは辛くなったけれど、仕事へ向かうことは全く辛くないという捺染職人、染料の調合をしているミャオ族の女性etc. 彼らの仕事に対する愛情と誇り、世界一のモノを作っているという自信が静かに、力強く伝わって、いい映像だなぁと。
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10階の会場には素敵な雰囲気のブックギャラリーも。飲み物を頂けるので、ゆっくりと本のページをめくるのもいいかも。

どんなに何が進化しても、職人の技は超えられないというようなことを話していた職人さん。ものづくりが人の手から離れていく世の中になっても、職人の技は超えられないという確固たる自信と手ごたえを感じながら仕事をしている人だから言える言葉。

いや、あらためて本当に手で作っているのね、いやもう凄すぎる。そして職人のつくる喜びと誇りがひしひしと感じられて羨ましい。



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▲ by sohla | 2017-03-20 16:56 | みる・きく・かんがえる | Comments(0)
2017年 03月 19日
guntu(ガンツウ)堀部安嗣展@TOTOギャラリー・間
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見にいきたい!でも19日で終了、行かなきゃ、行かなきゃと思っていた展覧会の1つ。乃木坂 TOTOギャラリー・間で開催されていた「堀部安嗣展 建築の居場所」。

実は残念ながら建築にも詳しくなく、アンテナも張っていないので、堀部安嗣氏の名前も建築のことも知りませんでした。

で、なぜ見に行ったかと言うと、最近書き続けているせとうちの旅つながりで、広島の常石造船建造、瀬戸内海沿岸を周遊する宿泊型客船guntu(ガンツウ)が今年秋に就航予定というニュースを見ていたら、この堀部安嗣氏の設計であること、ちょうどTOTOギャラリー・間で開催中の展覧会で、模型や設計図、進水式の動画が見れるとあったからなんです。

せとうちの海にすっかり魅せられてしまった私、これ、乗船してみたくて、凄く体験してみたくて仕方ないのです。というかこの船で働いてみたいとまで思うほど。

近ごろは、列車だと豪華寝台列車の旅、また船だと客船でのラグジュアリーからカジュアルまでクルーズに参加する人も増加。どちらもそこそこお値段がして、豪華列車などは予約倍率も数倍から数十倍で超人気なのですよね。

でも、でも、私的にはどれに乗ってみたいかと言ったら、このguntu。

陸でいったら数百人も収容出来て、エンターテイメントもレストランもジムも何でもある大型ホテルのような客船も、それはそれでいいのかもしれないけれど(因みに私は大型客船の旅にはまだ惹かれません…)、あの穏やかで豊かで美しい瀬戸内海の島々を心で感じる旅にはこういう船だ!って、就航の記事を読んだとき、胸がわくわく、というか、そわそわ?ざわざわ?どうしよう?と思ったほど。

客室は19室のみ。テラスも兼ね備え、木材を多用した素足で寛げる空間の全室オーシャンビュー。設備には屋外暖炉や縁側も。乗客数38名。

あぁ、いいなぁ。
私、もしかしたら水上生活者に向いているのかも(そんなことないか)。


ということで、この「堀部安嗣展 建築の居場所」へ行って見たわけです。
TOTOギャラリーは初めて行ったのだけれど、コンパクトながらもギャラリー2つ、中庭、Bookshopとあって思った以上に充実してるんですね。建築を学んだり仕事にしている人たちでしょうか、とても沢山の方が展示に見入ってました。

 1.プロフィール
 2.イヴェール・ボスケ 2012年
 3.阿佐ヶ谷の書庫 2013年
 4.竹林寺納骨堂 位牌堂・本坊・庫裏 2013年~
 5.荻窪の家 2015年
 6.せとうちクルーズ船 guntu(ガンツウ)
 7.事務所の日常風景(再現)
 8.スライドショー(4分50秒)
 9.南の家 1995年
 10. ある町医者の記念館 1995年
 11. 竣工模型と図面冊子
 12. 彫刻「ECHO」
 13. 音の庭(2分04秒)
 14. 短編ドキュメンタリー映画「堀部安嗣 建築の鼓動」(30分)

堀部氏の家は詳しくは↓コチラで。
3階のギャラリー1では、中央の展示台に沢山の1/100スケールの竣工模型、図面、書籍が置いてあって、自由に手に取って見ることができます。また、その展示台のまわりに椅子が置いてあって座って閲覧できるのだけれど、それらの椅子は堀部氏自身が愛用し、設計した住宅にも紹介しているもの、照明も氏の設計によるものだそう。

椅子に座って竣工模型や図面を見入っている人、イージーチェアーに腰かけてスライドショーに映し出される堀部氏の言葉を眺める人、事務所の日常を再現したテーブルを囲んで座っている人、中庭では竹林寺で実際に使われているベンチに静かに座っている人、作品ごとに展示されている関連のある写真や品々を眺める人…あの小さなギャラリーが、どこも居心地の良い素敵な展示で、guntu目当てで来た素人は私ぐらいかも、なんてちょっと申し訳なく思いながらも展示を眺めてました。

何だろう、無意識のうちに心の奥底で望んている場所、人間らしく、自分らしくいれる場所って、形にするとこういう空間って気がするなぁ、と感じましたね。どこか堀部氏のつくった空間に身を置いて感じてみたくなりました。

ちょっと長いけれど、チラシに記載されていて、スライドショーでも流れていた堀部氏の言葉を書き留めておきます。
" 建築は、人の肉体の不完全さを補うために生まれました。雨・雪・日差し・湿気・風・暑さ、寒さなどの自然の脅威から身体を守り、安心して日々を送るための仕組みが必要だったからです。
 そうした人間の身体的な要求から生み出された建築は、純粋な機能と、それにふさわしい佇まいをもっていたように思います。そんな原始的な建築は、シンプルであるからこそ、人と人とが穏やかに向き合うことができる、あるいは孤独の時間を豊かに過ごすことができる場所も同時に生み出していたのではないでしょうか。そこには偉大な自然と、小さいけれども尊い人の営みとの調和の関係を見ることができます。そしてその風景はずっと昔から変わらず。人の記憶の奥底にあるのです。
 今時を経て、建築は人びとのたくさんの希望や欲望を背負い、より複雑な役割を担うようになっています。それに伴い、建築が本来もっていた基本的な役割と佇まいがすこしずつ失われてきているように感じています。建築が人の身体から、そして自然から離れていっているのだと思います。
 現代の生活や環境にしっかりと適合しながらも、人の等身大の身体的要求に軽やかに応えるもの。太古からの自然や人の記憶を呼び覚ますような、原初の力を感じられるもの。特殊なものではなく、誰もが納得して心落ち着ける佇まいをもつもの。建築がもう一度このすがたを表すことができたのなら、建築も人も、本来の居場所に戻ってゆけるのではないかと思います。"
そうそう、肝心のguntu進水式の様子も収められている映像。僅かだけれど船がゆっくりと海へ出ていく様子、よかったなぁ。確か私がせとうち旅行をする10日ほど前の1/16だったそうで、知っていたら日程を合わせていたかも。見たかったな、進水式。



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▲ by sohla | 2017-03-19 22:18 | みる・きく・かんがえる | Comments(0)
2017年 03月 19日
せとうち旅行⑧ 萬翠荘
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次に行ったのは「萬翠荘」。これはもうホテルから徒歩5分ほど、坂の上の雲ミュージアムの近くです。位置的には松山城が建つ山の中腹、後ろの山の上奥あたりが本丸の南端でしょうかね、松山藩の家老屋敷跡、そして夏目漱石が松山中学の英語教師として赴任した際に下宿していた愛松邸があった場所だそうです。

萬翠荘 -"大正11年(1922年)旧松山藩主の子孫にあたる久松 定謨(ひさまつ さだこと)伯爵が、別邸として建設したものです。陸軍駐在武官としてフランス生活が長かった定謨伯爵好みの、純フランス風の建物は、当時最高の社交の場として各界名士が集まり、皇族方がご来県の際は、必ず立ち寄られたところであります。また、裕仁親王(後の昭和天皇)の松山訪問に合わせ、完成を急がせたとも伝えられております。

萬翠荘は戦禍を免れ、建築当時の様子をそのまま残す貴重な建築物として、昭和60年(1985年)に愛媛県指定有形文化財となりました。その後、平成23年(2011年11月29日)に萬翠荘本館と管理人舎の2棟が国重要文化財に指定されています。"

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こじんまりとした可愛らしい洋館は、玄関を入って木製の階段を登ると海と船をモチーフにした大きなステンドグラス「帆船と鴎」。ステンドグラスは各部屋のドア上や、部屋の窓上の欄間部分にも、それぞれ違った図柄のものがはめ込まれています。

ホール左右の微妙な位置に立つ柱は、(なぜここに重厚な柱?)と場違いな印象があったのだけれど、赤い絨毯の下が大理石のような造りなんですかね、それならしっくりするかも。
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2階貴賓室

1階は白を基調とした謁見の間、茶色を基調とした落ち着いた大広間、2階は裕仁親王(昭和天皇)が滞在された際に朝食を取られた部屋、定謨の部屋や貴賓室。そして各部屋に備え付けられた外国製暖炉(ガスストーブ)、その上に取り付けられたベルギー製の大鏡、欄間のステンドグラス、オール水晶のシャンデリアなど、シンプルで落ち着いた色目の木製建具と白壁のお部屋に配されていて、絢爛豪華というよりは大正浪漫の建築美。

最も、建物は戦後は米軍将校宿舎、家庭裁判所、県立郷土芸術館、そして現在の県美術館分館と変遷を辿って来たとのことなので、本来の館はもう少し違う雰囲気もあったのかもしれないですね。

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1階大広間 総水晶のシャンデリア

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1階謁見の間

入口扉上に描かれているのは、江戸幕府から神奈川湾警備を命じられた松山藩が、藩財政1年分に当たる7万両と延べ30万人を投入しわずか1年で築造した神奈川台場から神奈川湾、さらに遠く房総半島を望むパノラマ「神奈川台場の図」。

謁見の間は部屋貸ししているのか、絵画展のようなものに使われており、別に見たいと思わない絵が目に入り、部屋全体の雰囲気が台無しだったのが残念。
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2階 裕仁親王(昭和天皇)が朝食を取られた部屋

陽が差し込む明るいこの部屋は、こじんまりしていて(凄く小さい)気持ちが良さそう。思わず椅子に座りたくなる…。

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裕仁親王(昭和天皇)が滞在された際は、市民の提灯行列をこのバルコニーから眺めて手を振られたそうですよ。



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▲ by sohla | 2017-03-19 09:33 | 国内の旅 | Comments(0)
2017年 03月 18日
せとうち旅行⑦ 松山城
ホテルの部屋から遠くに見えているのは?とホテルの松山観光マップを見てみると、遠くに見えるのが松山城、手前の割と近くにありそうなのが萬翠荘。へー、松山はこんな近くにお城があるんですねぇ。チェックアウトは12時、高速船で松山観光港から広島へ向かう前に、ちょっと松山観光!行ってみることにしました。
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松山で滞在したのは、神戸旅行と同じ朝食が良くて料金も手頃な東急系の「東急REIホテル松山大街道」。実は朝食も良く露天風呂アリ料金手頃な「カンデオホテルズ松山大街道」に泊まってみたかったのだけれど、喫煙ルームがないので諦めたのでした。そのカンデオホテルと東急REIホテルは大通りを挟んで向かい合わせ。他ホテルも山ほどある松山の中心地。

こうやって地図で見ると、城下町の名残は余り感じなかった気がするけれど、現在の繁華街からこんな近くにお城が残っているんですねぇ。
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さて、まずはお城、お城。お城へ行くロープウェイは、ホテルから徒歩圏内に乗り場があるみたいなので、大街道の大きなアーケードとは反対方向に散歩がてらふらふらと歩いて行きます。

a0057402_11393605.png朝食をとって割と早めに行動し始めたので、あいにく通りのお店はまだ開いていなかったのだけれど、何だか美味しそうなお店や雰囲気良さそうなカフェ、雑貨やさんなどあるんですね。

こちらは松山東雲中学・高等学校の入り口。入口は通りに面しているけれど、立地的には松山城がある小山の中腹に校舎が立つ感じみたいです。正門が城壁!そして門柱には、

"LET ONLY THE EAGER THOUGHTFUL REVERENT ENTER HERE"

と刻まれ、学校HPによると「この学園に学ぼうとする者は、高い理想を目指し、敬虔な信仰を求め、真摯な努力をつかむためにこの門をくぐる」という意味だそう。歴史あるクリスチャンの学校なんでしょうかね。いいなぁ、毎日これを目にして学校の門をくぐるって。

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松山城は標高132mの勝山に築かれたお城で、ロープウェイで山頂駅まで6分程度、そこから天守入口まで徒歩10分。ロープウェイと並んでリフトもあります。この時点で8:30頃、そこそこ寒かったので迷わずロープウェイに乗りましたが。お見送りや出迎え、ロープウェイ内のガイドさんはマドンナ風の袴姿。ちなみに、登城する気分を味わいたい場合は、徒歩での登城ルートが4つあるそう。

あっという間に山頂に到着、それから坂を上ったりして歩いて本丸広場に出ました、あーお城です。こうやって天守があって、建物が割とちゃんとあるお城らしいお城は余り来たことないかも。
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松山城 - "松山の中心部、勝山(標高132m)にそびえ立つ松山城は、賤ヶ岳の合戦で有名な七本槍の1人、加藤嘉明が築き始めたお城です。

門・櫓・塀を多数備え、狭間や石落し、高石垣などを巧みに配し、攻守の機能に優れた連立式天守を備えた平山城と言われております。

松山城は、日本で12ケ所しか残っていない「現存12天守」のうちのひとつ、江戸時代以前に建造された天守を有する城郭の一つです。平成18年に「日本100名城」、平成19年には道後温泉とともに「美しい日本の歴史的風土100選」に選定されました。

また、日本で唯一現存している望楼型二重櫓である野原櫓や、「現存12天守」の城郭では松山城と彦根城しか存在が確認されていない、韓国の倭城の防備手法である「登り石垣」が二之丸から本丸にかけてあり、堀之内をふくむ城山公園全体が国の史跡で、「日本さくら名所100選(平成2年)」や「日本の歴史公園100選(平成18年)」の指定も受けています。"

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連立式天守というのは、天守・小天守・櫓を四方に配置して渡櫓でつなぐ形で、建物で仕切られた中庭ができるのが特徴。厳重な防備手法のため天守防衛の究極の姿であるとも言われているそう。

写真のように視界が開けて松山市を一望できるスポットはもちろんあるのだけれど、天守までの道は曲がって、登って、門をくぐって、直ぐまがって…みたいに結構複雑、その上あちこちに狭間や石落し、何となく上から狙われてる感と圧迫感がありますねぇ(攻める方の気持ち、笑)。

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これは天守閣。左端に床の間があるんです。そして、普通は天守にはない天井板、襖を入れることが出来る敷居、畳を敷ける構造…と、あの手この手の厳重防備の城なのに、何だか居室風、素晴らしい眺望のペントハウス(笑)。これらにどういう意図があったのか不明、松山城天守の不思議だそう。



さてー、何だかんだ言って約2時間ぐらい経ったでしょうか、帰りは朝より日差しもあるのでリフトで下りました。あー、気持ちいい。



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▲ by sohla | 2017-03-18 23:29 | 国内の旅 | Comments(0)
2017年 03月 16日
『江戸と北京ー18世紀の都市と暮らし』展@江戸東京博物館
本格的な冬到来!みたいな冷え込みの中、昨日は仕事帰りに江戸東京博物館で4/9(日)まで開催中の特別展『江戸と北京ー18世紀の都市と暮らし』展 ブロガー内覧会に参加してきました。
[博物館より特別な許可を得て撮影をしています]
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18世紀の江戸と北京、商・装・育・遊・学といったテーマから当時の生活や文化が比較されていて、同じ時代の2つの都市を行きつ戻りつ見ているようで面白いです。

目玉は3本の絵巻、ベルリンの美術館から11年ぶりに里帰り公開となり、日本橋の賑わいが生き生きと描かれた12mにも及ぶ「熈代勝覧」(きだいしょうらん)、康熈帝60歳の式典を描いた「万寿盛典」、中国・故宮博物院所蔵の、乾隆帝80歳祝賀の様子が描かれ日本初公開となる「乾隆八旬万寿慶典図巻」。

「熈代勝覧」は地下鉄三越前駅地下コンコースに複製壁画が設置されているようなので見たことがある方も多いのでは。
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長い!行き交う大勢の人、沿道の店、看板、暖簾、日本橋、船、風景、建物等など、細かく描かれていて思わずジーッと見入ってしまいます。絵だけだとまだ他人事のような感じだけれど、(描かれている)看板や道具も一緒に展示されており、当時のカケラが絵巻から飛び出してグッと現実味が出てきます。
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女性の晴れ着は江戸も北京も華やか、あでやか。
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学ぶのテーマで思わず笑ったのが夾帯、王朝に仕えるエリート官僚を選抜する制度、科挙受験のカンニングペーパーだそう。これを持ち込めて見ながら回答できる試験って…(笑)。中国の熾烈な受験戦争はもう歴史なんですねぇ。
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遊びのテーマ、日本はやっぱり相撲や芝居、歌舞伎。右下は「土俵軍配意匠煙草盆」。時代劇などでキセルをコンとやるやつでしょうかね、日用品とはいえ鶴や菊の蒔絵が施され、遊び心満載の土俵デザイン。いいですね、こういうの。

写真上の北京にも水煙袋(水キセル)や煙草入れ、コオロギを入れる容器や鳥かごも。水キセルは今でいうシーシャでしょうかね。こちらの細工も精巧で華やか。
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北京の伝統的家屋と日本の長屋は住まいがテーマ。北京の住宅は部屋などで囲われた中庭を持つ方形の「四合院」という伝統的な住居様式とのこと。四合院がっちりした感じなのに対して、長屋は華奢だけれど開放的な感じはしますね。内向きと外向きのような違いが対照的です。
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北京と江戸が一緒に展示されていて、どちらも東洋風で似てると言えば似ているので、展示の説明書きは水色が江戸、ピンクが北京と分けられています。日本人なので、色柄や道具、衣装などから「中国っぽい」とか「日本っぽい」と感覚的に違いがわかるのだけれど、これ、外国の方は細かな区別はつくのだろうか…と思ったり。

展示構成は
 第一章 江戸・北京の城郭と治世
 第二章 江戸・北京の都市生活
 第三章 清代北京の芸術文化
となっていて、第三章の絵図や焼き物など首都博物館のコレクションは、それまでの庶民生活の細々したアレコレもとは違った、緻密で華麗な芸術を鑑賞することができます。
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博爾済特式彩綉地蔵経(経文や図像を刺繍で表した地蔵経)は、一文字一文字刺繍されているとは思えない細かさ。どんだけ器用なの!と驚き。

2つの都市を比べた初の試みは4/9まで開催中です。


「江戸と北京-18世紀の都市と暮らし」
期間:~2017年4/9(日)
時間:9:30~17:30(土曜は~19:30)
    ※入館は閉館の30分前まで
場所:江戸東京博物館




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▲ by sohla | 2017-03-16 07:19 | みる・きく・かんがえる | Comments(0)
2017年 03月 12日
せとうち旅行⑥ 松山 道後温泉
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JR松山駅からホテルがある松山大街道まで路面電車で、チェックイン後は直ぐにまた路面電車に乗って道後温泉へ。道後温泉駅からぷらぷらとお土産物屋さんが軒を連ねるアーケードを歩いて行くと、アーケードの終わりにあの道後温泉本館があります。

a0057402_10131079.pngなので、実際はどこの町でも見かけるフツーのアーケードのすぐ近くに、あの歴史ある「日本最古の温泉」の木造建物があるんですね。

もうちょっとどうにかならなかったもんか、建物と近すぎやしないかアーケード、と思うのだけれど、このアーケードは"道後ハイカラ通り"と言うんだそうです。

道後温泉本館では4つの入浴コースがあるので、せっかくなので迷わず「霊の湯 3階個室」料金¥1,550-に。

浴衣、貸タオル、入浴後のお茶と坊ちゃん団子付き、その他皇室専用の湯殿「又新殿」見学(通常¥250-)、漱石ゆかりの部屋「坊ちゃんの間」も見れます。入浴も「神の湯」「霊の湯」のどちらも入れるので湯あたり注意。但し、個室の時間制限は1時間20分なので、お風呂をハシゴしてるとそんなにお部屋でゆっくりというほどの時間はないかもです。

建物正面玄関右手のチケット売り場で「霊の湯 3階個室」を希望すると40分待ちとのこと。まぁ建物のまわりをぷらぷらと眺めるには丁度良い時間でもあったので40分待つことに。因みに、入場できるようになったらチケット売り場から名前を呼ばれるので、予定時間が近くなったら周辺で待ってなきゃなりません。というか、お客さんの入浴時間次第で早まる可能性もあるので、喫茶店で時間潰したりそうそう予定時間ギリギリまでふらふらとはしてられない感じです。

建物のぐるりはそれほど大きくないので、写真を撮ったり眺めたりして、後は入口正面で待機。着いたのが17:00頃だったので、陽も落ちてきて何気に寒い(笑)。

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ところで、建物のそこここに白鷺がいます。これは白鷺の伝説から。
なるほど。
"白鷺の伝説は、足に傷を負い苦しんでいた一羽の白鷺が岩間から噴出する温泉を見つけ、毎日飛んできてその中に足を浸していたところ、傷は完全に癒えてしまい、元気に飛び去ったというものです。これを見た人たちは大変不思議に思い、入浴してみると、爽快で疲労を回復することもでき、また、病人もいつのまにか全快したことから、盛んに利用されるようになりました。この鷺谷という場所は、今の道後温泉にほど近い地であったといわれ、後世の人たちがこの伝説を記念するために、鷺石という石をここに置きましたが、現在は道後温泉駅前の放生園に移され、保存されています。"
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これは正面左三層になった「神の湯」棟のてっぺんにある振鷺閣。中には太鼓が吊るさげられていて、朝夕6時と正午に刻太鼓がならされます。私も個室にいる時に夕方6時の太鼓の音を聞くことができました。ドン、ドン、ドンという太鼓の音、何だか時間の扉を開ける(もしくは閉める)ような不思議な感じ。

因みに、赤く映っているのは、振鷺閣が建てられた明治27年(1984年)当時、まだ珍しかった赤いギヤマンで窓を作ったものだそう。屋根の白鷺が闇に浮かび上がって幻想的。

建物の説明は、松山市HP「道後温泉本館の外観」をご参考に。

40分も待たないうちに呼ばれて案内されたお部屋がこちら。
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座卓にお茶と坊ちゃん団子が写っているので、実際にはお風呂に入って戻って来たところ。えー、ガラス窓があるわけでなく、外との境は障子のみなので割と寒いです(割とじゃないけど)。かと言って障子を閉めておくのももったいないので開けてみたけれど、入浴後は体ポカポカなのでまぁなんとか。でも入浴前にここで浴衣に着替える時はやや寒かった(ややじゃないけど)。
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肝心のお風呂、私が入ったのは霊の湯。お風呂の手前に居る案内係の方が、神の湯にも入れるのでハシゴしてのぼせないようにねーと言ってました。

洗い場のカランは7-8ヶ所ぐらいと湯船で、全体的に狭いので5-6人入ったら満員って感じですかね。湯船も小さいので3人でいいかなぁ、と。私が入った時は湯船に2-3人、洗い場に2-3人ってとこでした。このキャパだとガッツリと長湯する人がいたらお客さんがつかえてしまいそうだけれど、その辺りは混雑しないように上手く回してるんですかね。

湯船の入り口に段差があるのでそこに腰かけてズリッと身体を伸ばすと丁度良いのだけれど、段差がないところは半端に深いので中腰状態。お湯は熱めだったので、私は長くは入っていられず、出たり入ったり2回ほど浸かってさっさとおしまいにしちゃいました。でも体はポカポカです。

で、一応神の湯にも行ってみるかーと行ったのだけれど、こちらの方がちょっと広いんでしょうかね、脱衣所も霊の湯より広め、なので人も多い、そして賑やかで騒々しい(人たちがたまたまいたんでしょうね)。なので浴室も覗かずに止めてお部屋へ直行。
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係の人に部屋へ戻ったことを伝えると、坊ちゃん団子とお茶を持って来てくれます。朱色の天目台に鷺の絵が描かれた茶碗が可愛い。何でも天目台は輪島塗、茶碗は愛媛・砥部焼だそう。

部屋でゴロンとなる季節でもないので1時間ぐらいでしょうかねぇ。お部屋で着替えたら又新殿を見学。天井、襖、建具、欄間、コンパクトながらも絢爛豪華な造りで、もちろん入口も一般客が出入りするのとは違う東にある御成門。屋根瓦は、手前から竜、鳳凰、湯玉と、これでもかと3重に重なった豪華なもの。
a0057402_23532162.png何てったって皇室専用のお風呂ですから、浴槽は最高級の御影石。ちょっと冬場は冷たいのでは?などという心配は無用。そんな時は桧だったか木の板で囲うそう。

そして、入浴の際は素っ裸でザバザバと入ったりしないんですね、湯浴みをお召しになって、お付きの方がお湯を掛けて差し上げるそう。

まるで儀式。

そういえば、これだけ有名な温泉なので外国人観光客も多いです。私が入っていた時もアジア系の女の子2人と一緒でした。そしてもちろんお風呂の使い方は儀式系ではなくザバザバ系(笑)。人にかからないように、とか、次の人のために、とか、邪魔にならないように、とか、一切ありません。気持ちはわからないでもないけれど、狭い、仕切りもない洗い場で立ちっぱなしでシャワーはちょっとね。周りの人みんな浴びちゃうの、あなたのシャワーや石鹸の泡。

さて、温泉を後にする前にせっかくなので2階席を覗いてみます。
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広いですねぇ。
あら?遠くに見える床の間らしきところに絵が。
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あー、すっかり忘れていたんですが、画家の山口晃をメインアーチストに『道後アート2016』が開催されているんです。松山滞在は一晩だけなので、色々なアートを巡るのは無理かなぁ、でも1つや2つは見れたらいいな、と旅行の計画を立てている段階で思ったのすら忘れてました。
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↓こういうのとか、夜だったけどもうちょっと頑張ってちゃんと探して見てくればよかったなぁ。
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さて、それでも充分に道後温泉を堪能したのでホテルに帰ります。これがまだ第一日目だとは思えない、凄く凄く長い1日だったので休みたい、いや、ほんとに。
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こちらが道後温泉駅。駅の正面には(青空)足湯もあって、地元の女子高生と思われる制服姿の女の子たちが足を足湯につけながら「温泉入りてー」って言ってました(笑)。



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▲ by sohla | 2017-03-12 10:21 | 国内の旅 | Comments(0)
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