2009年 11月 03日
Lionel Richie@The Peninsula Tokyo
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先日ココで「これは本当?」と書いたイベント当選メール。実は、ペニンシュラホテルで昨日行われたライオネル・リッチーのファンイベントだったんです。
ファンと言っても、私は好きな曲だけピックアップして聞くくらいで、携帯に入っている私のプレイリストにも、今は2、3曲入っているだけ。とは言っても、高校生の頃はコモドアーズがアルバムデビューして数年って時代だったので、「Three Times A Lady」とか「Easy」とか「Still」とか聞きたさにLPを買ったりしていて、青春時代を思い出す1つの音楽ではあるんです。
で、そんな彼が久し振りに来日するという記事をどこかで見て、尚且つファン投票で決まった曲をイベントで歌ってくれるというので、ユニバーサルのHPを見てみると予めリストアップした曲目の中から3曲選ぶということで、「う~ん、この他にも好きな曲があるんだけどな~、どれも好きだから3曲となると難しいな~」なんて思いながらポチッと投票したら、後でイベント当選通知が(笑)。
1位「Say You, Say Me」、2位「All Night Long」、3位「Hello」と投票で選ばれた曲が生で聴けたのも凄いのだけれど、何と「Three Times A Lady」も歌ってくれたのですよね。
もう、これは私的にはウットリ至福の時。
これだけでも来た甲斐があったというもの。
あんな間近で生Three Times A Ladyが聞けるなんて、心臓が高鳴りましたって。
全部で5曲歌ったと思っていたけれど、ニュースによると6曲ってなってるんですね。この4曲の他に「Dancing On The Ceiling」とあと1曲が思いだせない・・・(汗)。う~ん、「Easy」だったかなぁ、何だったかなぁ。ま、とにかく多くても2、3曲だろうと思っていたので大サービスですよね。本人も「2曲目で既に汗だくになった時に、これはコンサートだと確信した。皆にも汗をかいてもらうよ」なんて事を言ってましたけれど。会場はそう広くなく割と暖かかったのとライトの熱もあるんでしょうね、確かに6、7m離れた私から見ても汗だくでタオルで拭き拭きって感じで、私も「こりゃファンイベントと言うよりミニコンサートだな~」って思いましたもん。あ、因みに横でキーボードを弾いていたのはChuckii Bookerでした。
イベントの前半は、今回発売されるベストアルバムのこと、50周年がらみでモータウン時代のこと、久し振りの日本の印象、マイケルジャクソンとのエピソード、娘ニコール・リッチーのことなどを話してくれて、どれも印象に残ってるんですけれども、やっぱりマイケルジャクソンのこととモータウン時代のことでしょうかね。
モータウンと契約した時に、「Marvin Gayeがいる、Stevie Wonderがいる、そうかと言えばSmokey RobinsonもThe Temptationsもいる。これかはらは彼らが競争相手なのだなと思ったこと」「スタジオでMarvin Gayeと一緒になった時、「今こうしてMarvin Gayeの前に立って一緒いることが信じられない」と彼に言ったのが、今度は「今こうしてLionel Richieの前に立って一緒にいることが信じられない」とAkonから同じことを言われた」ということ。因みに、Just GoのPVではAkonが優しい笑顔で楽しそうにライオネル・リッチーと歌ってるんですよね。
Lionel Richie ft Akon - Just Go
ライオネル・リッチー「マイケルはおちゃめなヤツだった」- スポーツ報知
Marvin Gayeが生きていれば70才くらいなんでしょうかね、Lionel Richieが60歳、マイケルジャクソンが生きていれば50歳、Akonが30歳前くらい、以下続く・・・という感じで、ちゃんと後から来る者に影響を与えて、後から来る者はぞれの世代のそれぞれの星に憧れて追いかけて歴史が続いているのだなぁと。
マイケル・ジャクソンのことは、「この世界のことや我々のことをを学ぼうと'地上に降りてきた天使'だった。彼の時間か我々の時間かはわからないけれど、時間切れになってまた帰って行ってしまったのだろう」って。あとは、We Are The Worldを一緒に作っていた時、耳元で「シューッ、シューッ」っと音がするので振り向くとそこにはパイソン(笑)。マイケル曰く「そこにいたんだね、4日間迷子だったんだよ」、ライオネルリッチー「ギャーッ!」みたいなエピソードとか。
しかし、私が高校生の時はライオネル・リッチーはまだ20代後半から30代前半だったってことなんですねぇ。あの頃は余りアーチストの年齢なんて気にもしてなかったけれど、まだ若かったのね(笑)。私はもう40歳代とか凄く大人だと思っていたんですけれども。
そして、これが今回招待された人へのお土産、直筆のサインです。いや~、これ印刷じゃなくて直筆だったんですけれど、いくらLRだけとは言え150人分とか書くのは大変だったでしょうねぇ。
ま、本人が書いていれば、ですが。
モータウン時代の話の時に、自分でも「アフロがまだ大きかった頃」って言ってましたけど、イメージはあのまま、歌声もそもまま、でもコッテリさが取れて(笑)話上手、気さく茶目っ気もあって、笑顔が少年みたいになるんですよね。happyオーラが出てるという感じで。うん、凄く格好いいと思った。
あぁ、この生Three Times A Ladyは何と素敵な瞬間だったことか。Akonじゃないけれど、「そこに、直ぐ目の前にLionel Richieがいる!歌ってる!うゎ~、そのまんまの歌声だわ!wow!」って私だって思っちゃいました。そんな訳で、思いがけずウットリとしたひと時を過ごさせて頂きました。
by sohla
| 2009-11-03 18:37
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