2009年 10月 01日
バリ島2009 - Swallow Guesthouse@Pejeng② バレでご飯
|
確か前日に海老の話をしていて、「海老は好き?」「好き好き~」何て話したていたら、「じゃ、明日は海老のお料理を作るわね」と言って翌日の昼食を作ってくれたんです。ニュークニンのバンガローのAyuもそうなんですが、「美味しい!」「これ好き!」と言うと、必ず覚えていて「好きって言ってたから!」とまた作ってくれたり買ってきてくれたりするんですよね。料理を振舞う側の心理ではあるんでしょうけれど、嬉しいですよね。
バレからこんな風景を眺めながらの食事ですよ。田んぼが無くなっているUbudでは「美しい田んぼを眺めながらお食事が出来ます」なんてのが今や売りになってますけど、ここはそれが独り占めですから。
ただ、田んぼ田んぼ田んぼの中の一軒家なので風がある時はモロに風を受ける感じはしますけど、それを差し引いても特等席です。本当は、1ヵ月ここだけに滞在する予定だった時は、バティックを作るのにこのバレは最適だと思うと言われていたんですよね。確かに、バティックも食事も昼寝もボンヤリも瞑想も、朝な夕なに最適って感じです。
Putriさんの作る食事がまた凄く美味しいんです。
ニュークニンのバンガローで毎日毎日食べていたAyuの作る食事は、本当にごくごく普通のバリご飯。もちろん美味しい。それに比べてPutriさんの作る食事は何となくもうちょっと垢抜けた感じ。野菜などの食材は裏の畑で育てているものを使ったり、オーガニックあひるの卵(笑)を使ったりとお客様仕様だったり、ちょっとよそ行きって感じでしょうか。
1度だけLと初めて顔を合わせた日に、Putriが「お部屋で食べる?バレで一緒に食べる?]と聞いて来て、「僕は気にしないから一緒に食べようか」と一緒にここでお昼ご飯を食べましたっけ。彼はフランス人だけれども普通に英語で会話。とても考え方がフレキシブルで頭が良く、それはそれは驚くほど世界中を旅しているんですね。彼の話を聞いていると、地球って小さいに違いないと思ってしまうほど(笑)。ただ放浪しているだけじゃなくて、自分の考えているビジネスの種もちゃんと探していて、蘭に関するビジネスを模索中だと言ってました。
「どこか1つ自分の居場所選ぶとしたらどこ?」と聞くと、中南米だったかマレーシアだったか(余りにも多くの国の話を聞いたのでどこだか忘れちゃった、笑)に家族同然に親しくした知人がいる島があって、「そこかな~。でも、多分今その場所を見つけるためにこうやって旅をしているのかも」って言ってました。私は派遣を辞めて来たので今は無職なんて話をすると、僕も同じ様なものなんて話しから、フランスや日本やバリの保険や社会保障の話なんかもしたりして。私、フランス人と話す機会は余り無かったのだけれど、何となくフランス人を感じさせないと言うか、国籍や人種を感じさせない人って感じでしたね。
残念ながら、私は1週間のうち3泊しかしなかったし、彼も週末は息抜き(ここでは勉強をしている)クタで過ごしたりと、すれ違いでこの一緒に食事をした午後の1回だけ長々と話す機会が持てただけだったのだけれど、もし長く滞在していたら色々と話し込んだだろうな~って思うんですよ。
こういう旅先での人との出会いって面白いですよね。考えてみると、私はココへ行く!とかアレを見る!ということよりも、こういった知らない人との出会いや関わりを楽しんだり、話を聞いて考えさせられたりする為に旅をしているかもな~なんて思うんです。
こういう、他の滞在者(特に日本人以外)とのんびりゆったり腰を落ち着けて親しく出来るのも、町から離れた2部屋しかないハウスだからならではかも知れないですね。1軒の家をシェアしている親近感と言うか。
by sohla
| 2009-10-01 00:21
| それもバリ、これもバリ
|
Comments(0)