2009年 09月 28日
バリ島2009 - バンガロー@Nyuhkuning
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最初に泊まったPejengのゲストハウスのこともまだちゃんと書いていないのだけれど、長く滞在したNyuhkuningのバンガローのことをちゃんと書いていなかったので、今回はちょっとバンガローの紹介を。
と言っても、このバンガローは元々はバリ人が持っていたものの経営が上手くいかず、現オーナー(ジャワ人建築デザイナーの女性で、年の半年はアメリカ、半年はバリで過ごしている)が年契約で賃貸していているとのこと。基本的には彼女が帰って来た時の住まいであり、彼女の友人知人がバリへ来た時に泊まる場所らしく、なのでいわゆる観光客が宿を探して尋ねて来ても基本的には受け入れないそうなんですね。オーナーの家みたいなものなので、普通の宿の様に積極的に誰でもかれでもお客さんを受け入れる姿勢ではなくて、泊めることがあるとすれば、尋ねて入って来た「人」を見て泊めるか断るか決めるそう。なので、看板も何も揚げておらず、見ただけではそこがバンガローなのかは判らないんです。
とは言っても、バンガローのHPはちゃんとあって、料金も設備も問い合わせ先も記載されており、私はオーナーの知人でも何でもない一元の客だけれども、webから問い合わせをして1ヵ月ほど後の諦めた頃になってOKメールが来たので、タイミングや空室状況(もしくはオーナーの気分、笑)によっては泊まることが出来るんでしょうね。
これがバンガローの入り口。看板も飾りも何もないので、やっぱりバンガローと言うにまちょっと殺風景ですよね。
訪ねてくる私の友人知人は、看板も無いので全員がこの場所が判らず、ご近所さんに尋ねながら来たり、「どこかわからな~い」と電話が掛かって来て、わかり易い近所のLaka Lekeなどで待っていてもらったりしてました(笑)。そりゃ、何の看板も出ていないので、なかなか入って来難いですよね。
左側に見えている屋根が庭師のMegaと奥さんAyuが住み込んでいる部屋で、その部屋と背中合わせの道側は商売っ気のない佇まいの(笑)木彫りのお店(多分、元々のバンガローの持ち主がやっている)になってます。
駐車スペースを抜けて奥へ入って行くと、各バンガローに続くお庭。外からではこんな広々とした庭があるなんて、ちょっと分からないですね。
お花が咲き乱れるお庭というよりは、バナナや椰子、果物の木々が点々と植えられていて、普通の宿の様にバリらしい石彫刻などが飾られているわけでもなくシンプルな感じです。Megaが毎日毎日芝生を刈って手入れをしているので、シンプルだけれども良く手入れがされているな~というのが見て直ぐに分かります。
因みに、夜は凄い蛙の鳴き声で、薄暗い通路を歩いて行くと、そこここにいるので踏んずけそうになるほど。一度なんか、踏みそうになってこっちが慌てて飛び跳ねていたら、私の足の甲をステップにピョンピョンと飛び跳ねて行きました(笑)。どっから出てくるのか、外で携帯で話していると「蛙がうるさいね~」と相手に言われるくらいの大合唱なんですよ。でも、懐中電灯で照らすと、親蛙の背中に子蛙が乗ってジッとしていたりして、なかなか可愛いんです。
奥へ奥へとずっと入って行って、一番手前右側にあるのが2ベッドルームバンガロー。そして、ポーチにある専用のキッチン、ダイニングとくつろぎスペース。ポーチの前には水の流れる小さな四角い水槽の様な鯉池があります。
オーナーは、小さいお子さんだとどうしても賑やかになりがちだったり、好奇心旺盛であちこち触ったり悪戯してしまうのを余り好まないらしく、もしオーナーが居たら知らない子連れのお客さんを泊めることはしないとMegaが言ってましたけれど、この部屋はファミリーでも十分な広さです。私がいる間に、珍しくまだ小さな女の子を連れたご夫婦(一元さん)が1週間ほど滞在して行ったんですけれど、このバンガロー自体がとても静かでひっそりとしていて、人の出入りも殆どないので、やっぱり子供のはしゃぐ声はかなり目立ってましたね。でも、その女の子ったらメチャクチャ可愛くて、でも凄くやんちゃで、鯉を見ているうちに頭から池に落っこちたりして、お父さんが慌てて脚を持って引き上げたりしてました(笑)。
部屋は提供するけれど、基本的にサービスなしの自己責任で滞在してね、と言う雰囲気で、普通の宿の様にあれやこれやとお世話しないし、何かあっても責任は取れないってこともあるのかもしれないですね。あ、それでもお部屋の掃除とリネン類の交換は、お客さんが不在ならば一応毎日Kadekさん(10時~16時までオフィスとして使っている部屋でオーナーのアシスタントをしている)がしてくれます。
そして、そこからもう少し億へ入って数段ステップを上がった左奥にあるのが、1ベッドルームバンガロー。Metaが半年借りているバンガローで、こちらもポーチにキッチン付き。
確か、ベッドの他に低いパーテーションで仕切られたクローゼット・着替えスペースがあって、なかなかコンパクトにまとまって過ごしやすそうなお部屋だったと思います。次回、もしまたこのバンガローに滞在する機会があったら、今度はこの部屋に泊まってみたいな~って思ってるんですが。
そして、これが私が借りたシングルルーム。1ベットルームバンガローのお向かいにあって、1棟に2部屋ある作りになってます。
入り口が2つあるのが見えると思うんですけれど、右側の部屋がオフィスとして使われている部屋で、左側がお客さんに貸せる部屋。オーナーがここに居る時はこの部屋を利用するそうで、その名残というか、ハンモックが掛かっていたり、室内にはウィンドサーフィンだかロングボードだか(オーナーの旦那さん?恋人?のアメリカ人でサーファーとのこと)が立て掛けっ放しになってたりしてるんです(笑)。
この建物の隣左奥に2部屋共同の独立したキッチンの小部屋があって、部屋からはトトトッと歩いて行かなければならなので、お湯を沸かすのにガスをつけっ放しにして部屋に戻って、何度そのまま忘れたことか(笑)。凄い危ないですよねぇ。
室内と、その奥にある半屋外の洗面・トイレ・シャワーは、いたって古典的なロスメン風でバスタブなしのシャワーのみ。いささか年季が入っているな、と言う感じで、一応ホットシャワーですけれど、んー、体を洗って、さて髪の毛を洗おうかな~と思う頃にだんだんとお湯じゃなくなって行くって感じでしょうか(笑)。日によって、今日は髪の毛をタップリお湯で洗いたいから先にとか、体をお湯で洗いたいから先にとか考えて使ってましたね。最初から最後までふんだんにお湯が出ればそれに越したことないけれど、でもまぁ、半分でもお湯が出続ければOKかなと。「お湯が途中から出なくなる!」と言ってもいいんですけれど、そもそもオーナーの家の部屋を安く間借りしているようなものという感覚なので、現状で充分ですよって感じでしょうか。
そして、これが部屋の外にある台所。
水はアクアのタンクがあるので飲み放題、コピ・紅茶・砂糖も好きなだけ使ってよし、冷蔵庫もあるし、鍋フライパン包丁などの調理器具、食器類も不揃いではあっても一応必要最低限は揃っているし、使いかけの調味料(但し、いつからあるのやら?ってものも)も結構あるので、料理するもよし、お湯を沸かして飲み物を作るのも良し。私はもっぱらお湯を沸かして飲み物を作るのと、食器や冷蔵庫を使うだけでしたけど、友達が来た時に人に頼まずいつでも自分で飲み物を作って出せるので、食事付きよりも台所付きの方が便利だな~って思いながら結構利用してましたよ。
あ、キッコーマンの醤油まである(笑)。それからビネガーなんかも。今回は、ひょんなことから食事はMega&Ayuの台所で食べさせてもらいましたけれど、次回は(こればっかり、笑)ここで料理を作ってもいいですね。
ただ、当然、食材は自力で調達しなくちゃならず、市場で新鮮な野菜や肉を買い集めるのも楽しいけれど、少量を買うとなると結構割高になるのかなぁ、毎日毎日作る訳じゃないので少量でも使い切れなかったりするよなぁ、スーパーだと鮮度がいまいちだしなぁ、とも。
Nyuhkuningのバンガローはこんな感じです。Megaが言うには、オーナーはジャワ人なのだけれど、さすがに好きでバリに住まいを構えるだけあって、バリ人の文化や習慣をとても良く理解して、細々とした特別なお供え物の日、鉄で出来たものに供える日や道具類に供える日、その他の日などなど、も率先して従っているとのこと。そして、バリ人で雇われの身であるMegaとAyu、そしてアシスタントのKadekを「家族なのだから!」と扱ってくれて、オーナーと滞在する知人が皆で庭でパーティやBBQをしたりする時も、使用人としてではなく家族として分け隔てなく呼び寄せ、信用もしてくれていると言ってました。やっぱり、このバンガローは使用人も含めてオーナーの「家」なのだな~と感じます。
と言っても、このバンガローは元々はバリ人が持っていたものの経営が上手くいかず、現オーナー(ジャワ人建築デザイナーの女性で、年の半年はアメリカ、半年はバリで過ごしている)が年契約で賃貸していているとのこと。基本的には彼女が帰って来た時の住まいであり、彼女の友人知人がバリへ来た時に泊まる場所らしく、なのでいわゆる観光客が宿を探して尋ねて来ても基本的には受け入れないそうなんですね。オーナーの家みたいなものなので、普通の宿の様に積極的に誰でもかれでもお客さんを受け入れる姿勢ではなくて、泊めることがあるとすれば、尋ねて入って来た「人」を見て泊めるか断るか決めるそう。なので、看板も何も揚げておらず、見ただけではそこがバンガローなのかは判らないんです。
とは言っても、バンガローのHPはちゃんとあって、料金も設備も問い合わせ先も記載されており、私はオーナーの知人でも何でもない一元の客だけれども、webから問い合わせをして1ヵ月ほど後の諦めた頃になってOKメールが来たので、タイミングや空室状況(もしくはオーナーの気分、笑)によっては泊まることが出来るんでしょうね。
これがバンガローの入り口。看板も飾りも何もないので、やっぱりバンガローと言うにまちょっと殺風景ですよね。
訪ねてくる私の友人知人は、看板も無いので全員がこの場所が判らず、ご近所さんに尋ねながら来たり、「どこかわからな~い」と電話が掛かって来て、わかり易い近所のLaka Lekeなどで待っていてもらったりしてました(笑)。そりゃ、何の看板も出ていないので、なかなか入って来難いですよね。
左側に見えている屋根が庭師のMegaと奥さんAyuが住み込んでいる部屋で、その部屋と背中合わせの道側は商売っ気のない佇まいの(笑)木彫りのお店(多分、元々のバンガローの持ち主がやっている)になってます。
駐車スペースを抜けて奥へ入って行くと、各バンガローに続くお庭。外からではこんな広々とした庭があるなんて、ちょっと分からないですね。
お花が咲き乱れるお庭というよりは、バナナや椰子、果物の木々が点々と植えられていて、普通の宿の様にバリらしい石彫刻などが飾られているわけでもなくシンプルな感じです。Megaが毎日毎日芝生を刈って手入れをしているので、シンプルだけれども良く手入れがされているな~というのが見て直ぐに分かります。
因みに、夜は凄い蛙の鳴き声で、薄暗い通路を歩いて行くと、そこここにいるので踏んずけそうになるほど。一度なんか、踏みそうになってこっちが慌てて飛び跳ねていたら、私の足の甲をステップにピョンピョンと飛び跳ねて行きました(笑)。どっから出てくるのか、外で携帯で話していると「蛙がうるさいね~」と相手に言われるくらいの大合唱なんですよ。でも、懐中電灯で照らすと、親蛙の背中に子蛙が乗ってジッとしていたりして、なかなか可愛いんです。
オーナーは、小さいお子さんだとどうしても賑やかになりがちだったり、好奇心旺盛であちこち触ったり悪戯してしまうのを余り好まないらしく、もしオーナーが居たら知らない子連れのお客さんを泊めることはしないとMegaが言ってましたけれど、この部屋はファミリーでも十分な広さです。私がいる間に、珍しくまだ小さな女の子を連れたご夫婦(一元さん)が1週間ほど滞在して行ったんですけれど、このバンガロー自体がとても静かでひっそりとしていて、人の出入りも殆どないので、やっぱり子供のはしゃぐ声はかなり目立ってましたね。でも、その女の子ったらメチャクチャ可愛くて、でも凄くやんちゃで、鯉を見ているうちに頭から池に落っこちたりして、お父さんが慌てて脚を持って引き上げたりしてました(笑)。
部屋は提供するけれど、基本的にサービスなしの自己責任で滞在してね、と言う雰囲気で、普通の宿の様にあれやこれやとお世話しないし、何かあっても責任は取れないってこともあるのかもしれないですね。あ、それでもお部屋の掃除とリネン類の交換は、お客さんが不在ならば一応毎日Kadekさん(10時~16時までオフィスとして使っている部屋でオーナーのアシスタントをしている)がしてくれます。
そして、そこからもう少し億へ入って数段ステップを上がった左奥にあるのが、1ベッドルームバンガロー。Metaが半年借りているバンガローで、こちらもポーチにキッチン付き。
確か、ベッドの他に低いパーテーションで仕切られたクローゼット・着替えスペースがあって、なかなかコンパクトにまとまって過ごしやすそうなお部屋だったと思います。次回、もしまたこのバンガローに滞在する機会があったら、今度はこの部屋に泊まってみたいな~って思ってるんですが。
そして、これが私が借りたシングルルーム。1ベットルームバンガローのお向かいにあって、1棟に2部屋ある作りになってます。
入り口が2つあるのが見えると思うんですけれど、右側の部屋がオフィスとして使われている部屋で、左側がお客さんに貸せる部屋。オーナーがここに居る時はこの部屋を利用するそうで、その名残というか、ハンモックが掛かっていたり、室内にはウィンドサーフィンだかロングボードだか(オーナーの旦那さん?恋人?のアメリカ人でサーファーとのこと)が立て掛けっ放しになってたりしてるんです(笑)。
この建物の隣左奥に2部屋共同の独立したキッチンの小部屋があって、部屋からはトトトッと歩いて行かなければならなので、お湯を沸かすのにガスをつけっ放しにして部屋に戻って、何度そのまま忘れたことか(笑)。凄い危ないですよねぇ。
そして、これが部屋の外にある台所。
水はアクアのタンクがあるので飲み放題、コピ・紅茶・砂糖も好きなだけ使ってよし、冷蔵庫もあるし、鍋フライパン包丁などの調理器具、食器類も不揃いではあっても一応必要最低限は揃っているし、使いかけの調味料(但し、いつからあるのやら?ってものも)も結構あるので、料理するもよし、お湯を沸かして飲み物を作るのも良し。私はもっぱらお湯を沸かして飲み物を作るのと、食器や冷蔵庫を使うだけでしたけど、友達が来た時に人に頼まずいつでも自分で飲み物を作って出せるので、食事付きよりも台所付きの方が便利だな~って思いながら結構利用してましたよ。
ただ、当然、食材は自力で調達しなくちゃならず、市場で新鮮な野菜や肉を買い集めるのも楽しいけれど、少量を買うとなると結構割高になるのかなぁ、毎日毎日作る訳じゃないので少量でも使い切れなかったりするよなぁ、スーパーだと鮮度がいまいちだしなぁ、とも。
Nyuhkuningのバンガローはこんな感じです。Megaが言うには、オーナーはジャワ人なのだけれど、さすがに好きでバリに住まいを構えるだけあって、バリ人の文化や習慣をとても良く理解して、細々とした特別なお供え物の日、鉄で出来たものに供える日や道具類に供える日、その他の日などなど、も率先して従っているとのこと。そして、バリ人で雇われの身であるMegaとAyu、そしてアシスタントのKadekを「家族なのだから!」と扱ってくれて、オーナーと滞在する知人が皆で庭でパーティやBBQをしたりする時も、使用人としてではなく家族として分け隔てなく呼び寄せ、信用もしてくれていると言ってました。やっぱり、このバンガローは使用人も含めてオーナーの「家」なのだな~と感じます。
by sohla
| 2009-09-28 10:40
| それもバリ、これもバリ
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