2009年 06月 07日
バリ島スケッチ展@麹町ギャラリー<階段の途中>
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昨日は午前中の雨も止んだので、夕方になってしまったけれど麹町ギャラリー<階段の途中>という、小さなギャラリーで行われている「バリ島スケッチ展」を見に行って来ました。
この週末に行ってみようと思った所があともう1つあったのだけれど、会社にメモしたのを忘れて来て分らなくなってしまった。1つはこのスケッチ展、もう1つは確か新宿での写真展で、開催期間の終了が迫っていたのだ思うのだけれど・・・。う~ん、思い出せない。ので、取り合えずバリ島の方へ。
4、5年くらい前のクリスマス頃、近所のインドネシア料理店「ジュンバタンメラ」で貰ったカレンダーが、バリ島の何気ない風景を描いた素敵なもので、カレンダーとしての役割を終えても捨てるわけにはいかぬといまだに持っているんです。先週、インドネシア関連の情報をネットで見ている時だったか、たままたその絵を描かれた方のスケッチ展があるという情報をどこかで見掛け、検索してご本人が立ち上げたばかりと書かれているブログに辿り着き、それでは見に行ってみよーと、四谷から散歩がてら歩いて麹町まで。
どこかな~と歩いて行くと、あらまぁ、本当に<階段の途中>に(笑)。
考えてみると、美術館や博物館やギャラリーには興味がある展示があれば度々見に行くんですが、個人の方が開く展覧会には余り行ったことがないな、見ず知らずの面識もない私がいきなり行くってのもどうなんだろう、でも一応オープンな展示みたいだし、なんてことを思いながら入って行ったのです。
壁には、「あぁそうそう、この絵、この絵」と見覚えのあるスケッチの数々。「私が'かとう'です」と声を掛けて頂いて、このスケッチを描かれたのが'かとう YUZO'さんと初めて知り、お話しを聞きながら見せて頂きました。スケッチって、単に挿絵やイラストみたいな感じの素描だと思っていたんですけれど、描かれていない空気や香りや音や背景をスケッチの余白にイメージさせる'あそび'みたいなものがあるのですね。自分がその場所を知っているとか、それを取巻く空気のようなものに心当たりがあるとか、見る側が重ね合わせるものがあるから、という事もあるのでしょうけれど、ある種の'共感'みたいなものなんでしょうかね。そのものズバリの写真や、いわゆる絵画を見るのとは違ってちょっと不思議。あ、何ともリラックスしたタッチのせいもあるのかもしれないですね。
お話しによると、滞在はサヌールとその対岸にあるレンボンガン島が中心で、レンボンガン島にはバレ・バンジャール風のスタジオも持っていらっしゃって、子供達が集まって絵を描いたり踊りを練習したり、ワークショップのようなことをされているそう。
写真やビデオも見せて頂いたんですが、ホワイトボードには'今日のテーマは紙皿に絵を描く!'みたいなことが書いてあって、例として「お父さんやお母さん」とか「お魚」とか、色々と紙皿に絵を描いたイラストも。そのテーマに添って子供達が思い思いに絵を描くのでしょうね。みんな本当に楽しそうで、それを見ているこちらも思わず笑顔になってしまうよう。
先日、インドネシアで長らく働いていた後、インドネシア人の奥様と息子さんと日本に戻って来た知人から、「東京へ行った際、息子がバスの中で大声でご機嫌にお喋りをしていたところ、乗っていた2人連れの若い女性から'うるさい'と言われてしまい、注意をしなかった私達親も悪かったのですが、'あぁ日本なんだなぁ'とつくづく思いました」という手紙をもらったんです。で、外に開かれた建物の中で伸び伸びと屈託なく過ごす、ちょっとシャイでも人懐こい、このレンボンガン島の子供達をビデオで見ていると、どちらがどうと言うとまた話しは別なのですけれど、'あぁバリの子供達だなぁ'と思うのと同時に、その知人の話を思い出しちゃいました。
そうそう、子供達が描いた絵も見れます。こういう交流って本当にいいなぁ。私はレンボンガン島へは行ったことがないのだけれど、今度行ってみようかな、スタジオで絵を描いたり何かを作ったりしている子供達の様子も見てみたいな、なんて思いました。
ジャンブ・アイル(Jambu Air)のイラストを見て「うふふ」。
割とポピュラーな果物で宿や家の庭先にあったりするのだけれど、日本人にとっては馴染みのない果物だからか、マンゴーやドリアン、ライチ、マンゴスチン、パパイアやナンカなどより地味な存在(笑)。
ちょっと水っぽいものが食べたい(それほど水分や甘味があるものではないけれど)時に、木からもいでその場でかじりついたりしてました。後はお供え物にしたり、木から朽ちて落ちるにまかせるだけだったり。
不揃いで半分は使い物にならないんじゃないか?と思うようなプランギと書かれたマッチ箱のスケッチとかも「うふふ」です。写真の「バリ島のごはん」は食べ物満載のポストカード。母と友達へあげようと買って来たんですが、これやカレンダーは、日本語をなくしてインドネシア語やバリ語や英語の表記にして現地で売ったら、色々な国の方が欲しがるんじゃないかしらなんて思ったり。あ、もしかして現地でも売っているのかな。
余り長居はしなかったのですけれど、バリ気分になれるスケッチを眺め、レンボンガンや子供達の写真やビデオを見て、束の間のバリ風のんびり気分を味わえました。このスケッチ展は来週6/14まで(詳細はBalizoのバリブログ)。興味のある方は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
この週末に行ってみようと思った所があともう1つあったのだけれど、会社にメモしたのを忘れて来て分らなくなってしまった。1つはこのスケッチ展、もう1つは確か新宿での写真展で、開催期間の終了が迫っていたのだ思うのだけれど・・・。う~ん、思い出せない。ので、取り合えずバリ島の方へ。
4、5年くらい前のクリスマス頃、近所のインドネシア料理店「ジュンバタンメラ」で貰ったカレンダーが、バリ島の何気ない風景を描いた素敵なもので、カレンダーとしての役割を終えても捨てるわけにはいかぬといまだに持っているんです。先週、インドネシア関連の情報をネットで見ている時だったか、たままたその絵を描かれた方のスケッチ展があるという情報をどこかで見掛け、検索してご本人が立ち上げたばかりと書かれているブログに辿り着き、それでは見に行ってみよーと、四谷から散歩がてら歩いて麹町まで。
どこかな~と歩いて行くと、あらまぁ、本当に<階段の途中>に(笑)。
考えてみると、美術館や博物館やギャラリーには興味がある展示があれば度々見に行くんですが、個人の方が開く展覧会には余り行ったことがないな、見ず知らずの面識もない私がいきなり行くってのもどうなんだろう、でも一応オープンな展示みたいだし、なんてことを思いながら入って行ったのです。
壁には、「あぁそうそう、この絵、この絵」と見覚えのあるスケッチの数々。「私が'かとう'です」と声を掛けて頂いて、このスケッチを描かれたのが'かとう YUZO'さんと初めて知り、お話しを聞きながら見せて頂きました。スケッチって、単に挿絵やイラストみたいな感じの素描だと思っていたんですけれど、描かれていない空気や香りや音や背景をスケッチの余白にイメージさせる'あそび'みたいなものがあるのですね。自分がその場所を知っているとか、それを取巻く空気のようなものに心当たりがあるとか、見る側が重ね合わせるものがあるから、という事もあるのでしょうけれど、ある種の'共感'みたいなものなんでしょうかね。そのものズバリの写真や、いわゆる絵画を見るのとは違ってちょっと不思議。あ、何ともリラックスしたタッチのせいもあるのかもしれないですね。
お話しによると、滞在はサヌールとその対岸にあるレンボンガン島が中心で、レンボンガン島にはバレ・バンジャール風のスタジオも持っていらっしゃって、子供達が集まって絵を描いたり踊りを練習したり、ワークショップのようなことをされているそう。
写真やビデオも見せて頂いたんですが、ホワイトボードには'今日のテーマは紙皿に絵を描く!'みたいなことが書いてあって、例として「お父さんやお母さん」とか「お魚」とか、色々と紙皿に絵を描いたイラストも。そのテーマに添って子供達が思い思いに絵を描くのでしょうね。みんな本当に楽しそうで、それを見ているこちらも思わず笑顔になってしまうよう。
先日、インドネシアで長らく働いていた後、インドネシア人の奥様と息子さんと日本に戻って来た知人から、「東京へ行った際、息子がバスの中で大声でご機嫌にお喋りをしていたところ、乗っていた2人連れの若い女性から'うるさい'と言われてしまい、注意をしなかった私達親も悪かったのですが、'あぁ日本なんだなぁ'とつくづく思いました」という手紙をもらったんです。で、外に開かれた建物の中で伸び伸びと屈託なく過ごす、ちょっとシャイでも人懐こい、このレンボンガン島の子供達をビデオで見ていると、どちらがどうと言うとまた話しは別なのですけれど、'あぁバリの子供達だなぁ'と思うのと同時に、その知人の話を思い出しちゃいました。
そうそう、子供達が描いた絵も見れます。こういう交流って本当にいいなぁ。私はレンボンガン島へは行ったことがないのだけれど、今度行ってみようかな、スタジオで絵を描いたり何かを作ったりしている子供達の様子も見てみたいな、なんて思いました。
ジャンブ・アイル(Jambu Air)のイラストを見て「うふふ」。
割とポピュラーな果物で宿や家の庭先にあったりするのだけれど、日本人にとっては馴染みのない果物だからか、マンゴーやドリアン、ライチ、マンゴスチン、パパイアやナンカなどより地味な存在(笑)。
ちょっと水っぽいものが食べたい(それほど水分や甘味があるものではないけれど)時に、木からもいでその場でかじりついたりしてました。後はお供え物にしたり、木から朽ちて落ちるにまかせるだけだったり。
不揃いで半分は使い物にならないんじゃないか?と思うようなプランギと書かれたマッチ箱のスケッチとかも「うふふ」です。写真の「バリ島のごはん」は食べ物満載のポストカード。母と友達へあげようと買って来たんですが、これやカレンダーは、日本語をなくしてインドネシア語やバリ語や英語の表記にして現地で売ったら、色々な国の方が欲しがるんじゃないかしらなんて思ったり。あ、もしかして現地でも売っているのかな。
余り長居はしなかったのですけれど、バリ気分になれるスケッチを眺め、レンボンガンや子供達の写真やビデオを見て、束の間のバリ風のんびり気分を味わえました。このスケッチ展は来週6/14まで(詳細はBalizoのバリブログ)。興味のある方は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
by sohla
| 2009-06-07 02:57
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