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2006年 05月 20日
「スハルトを見舞うのは道徳上の義務である」 - スシロ・バンバン・ユドヨノ
Excite : 国際ニュース スハルト氏の容体悪化 「深刻」とユドヨノ大統領

f0011059_2262798.jpg先週、スハルト氏の健康悪化で不正蓄財事件の起訴が取り下げられたというニュースがあったばかり。

予想通りというか当然というか、ジャカルタでは裁判中止に抗議する小規模なデモが連日行われ、有識者団体も裁判再開を訴えたと伝えられている最中の、このスハルト容体悪化のニュース。

1998年にスハルト政権が崩壊する前、1996年4月から9月までの約半年をバリで過してました。例の7月27日ジャカルタ暴動事件があった時です。体制に対して何かを言う、行動を起こす、そんなことは到底出来ない社会になっていて、長いことそういう仕組みの中で半ば諦めのような空気もあった気がするので、まさか暴動が起こるとは驚きでした。この事件は、その後の一般選挙、通貨危機、大統領選挙、華人商店の略奪・焼き討ち、ドリサクティ大学での学生射殺、ジャカルタ全土での暴動、そしてスハルト辞任へと続いていく崩壊の始まりだったと思います。

「貧しい者はどんどん貧しく、金持ちはどんどん金持ちになっていく。とにかくスハルト政権が終わることを待ち望んでいる。と言っても何が出来る訳ではないけれど、彼はもう年だからね、あともうちょっと彼が亡くなるのを待つだけだ」とバリの友人は言っていました。また、アパートで一緒だった大学教授(公務員)たちに「今の状態をどう思うか、どうなって欲しいか」と聞くと、「僕達は公務員だから、そのことに関しては口に出して言えない」と。

おおっぴらに口には出して言えないけれど、誰もが・・・少なくとも大多数の益々貧しくなっていった人達が、ずっとずっと心の中で願っていたスハルト体制の終わり。「これまでに過ちやいたらない点があったとしたら許してほしい」と言う彼の手が震えて目も虚ろな辞任演説をTVで見た時には「あぁ、やっと終わった、崩壊した。本当によかったね」と思わず胸が熱くなって涙が出たのと同時に、混乱の時代に入って行くんだなぁ、この国が立ち直るのに一体何年掛かるんだろうか、この国に民主主義は本当に相応しいんだろうか、強力なリーダーシップを失ったその後は・・・と色々な思いが駆け巡ったのを覚えています。

30年に及ぶ長期独裁政権は1つの大きな時代であったことは確かでしょうし、「功」の部分もあった、でも何がなんでも政権維持する為、私腹を肥やす為にどれだけ裏で卑劣な工作をしたか、その結果どれだけの人が犠牲になったか、不自由を強いたか、そしてインドネシアという国自体をどれだけ再起不能状態にしてしまったか・・・やはり国を腐らせた「罪」は大きいと思います。

84歳、インドネシア30数年の歴史そのものの様なスハルト氏。「スハルトを見舞うのは道徳上の義務である」のは解ります、罪に対する温情が別であれば。ここへ来て容体の悪化がかなり深刻ということで、それぞれの人がそれぞれの複雑な思いでいるのではないでしょうか。
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by sohla | 2006-05-20 01:20 | それもバリ、これもバリ | Comments(0)
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