2006年 07月 04日
ナンガラ(Nanggala)あたり
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トラジャ料理を食べた後は、途中から車を降りてナンガラ(Nanggala)へ。
道端の水路で楽しそうにワイワイ遊んでいる子供たち。でも、近くによると照れて背を向けちゃった。
遊び道具がある訳でもなく、何をしている風でもないんですけれど楽しそうなんですよね。私も小さい時に、家の近くの原っぱで毎日そうやって遊んでたな~。木の上が基地だったり、地面の穴が秘密の場所だったり、落ちてる缶カラや虫や枝や葉っぱも仲間だったりして(笑)。あ、でもさすがにここみたいに、パイナップルだのバナナだの木はなかったので、もし手に届くところにあったら楽しさ倍増、お腹も充実してたんじゃないかな。
そしてここが、ナンガラ村。ズラーッと左手に並んでいるのが高床式穀倉です。20年位前までは、この穀倉の屋根も伝統的な素材で作られていた様ですが、今はトタンになってます。
ここは、コンクリートの通路があったり、ブロックで区画されていたり、外灯があったり、植木も植えられているので、一応は観光向けということなのでしょうが、何となく中途半端。やっぱりトタン屋根の穀倉が沢山並んでいても風情がないというか、迫力に欠ける感じです。
ここで一番印象的なのは、周りの木々に鈴なりのコウモリ。実はここへ歩いて来る途中、何やら遠くで鳴き声がして騒がしいな~と思っていたのですが、村に来て見ると木という木にコウモリがぶら下がってます(笑)。フルーツ・バットというコウモリらしいですよ。私はもっと小さなコウモリ位しか見かけたことがないんですが、これ結構大きいなぁ・・・。それにしても皆、良く集まったもんです。
フルーツ・バットをちょっと調べてみたんですけれど、大コウモリと言って、その名の通り果物を食べるそうです。熱帯から亜熱帯にかけての暖かいところ、アフリカのマダガスカルからインド、東南アジア、オーストラリア、南太平洋の島々に分布しているそうなんですが、何と!これをココナッツ姿煮にして食べる国もあるじゃないですかっ。コウモリを広げてココナッツをまぶして葉っぱで包んで煮て丸ごと食べるんですよっ・・・。ビックリ。
さて、気を取り直して・・・。
こんな木陰の道を歩いたり、
こんなのどかな、人と水牛のお散歩風景を眺めたり、
かと思えば、こんなところにも普通に例の石柱がニョキニョキあったり、
あぁ、大きな大きな木にオレンジ色の花が沢山咲いてます、何て言う花なんだろう・・・。
そういえば、別の場所で、色々な木のなかに見たことがあるけれど、どう見ても場違いな何故か「松の木」が生えてました。ウディンさんに「これは松の木?」と聞くと、「はい、オランダの時代に随分と色々な木が入って来ました」とのこと。う~ん、さすがに松は浮いてました。
そして、こちらは上のオレンジ色の花をつけた木の、道路を挟んで反対側の右遠くにある朽ちたトンコナン。屋根は落ちて草が生え、まさに自然に帰りつつあるトンコナンといった感じです。実はズームで撮ったのでこの位の大きさなのですが、実際は凄く大きいトンコナンです。立派で大きく古いものなので、今でも見本としてこうやって壊さずにとっておいているそうです。現在のトンコナンの参考にする為、サイズを測ったり、建て方を見たり、ここまで来るそうですよ。でも、これもいつかは本当に自然に帰ってしまいそうですね。
こちらは、トラジャのマルコメ坊や(笑)。立派な自転車を持ってますねぇ。ちょっとまだ大きいかな~。
こうやって道を歩いていると、人に会うより水牛を見掛ける方が絶対に多そうです。水牛が大人しい動物で良かった(笑)。
さて、トラジャ3日目もこれで終了。4日目の明日はランテパオを朝発って、また8時間かけてウジュンパンダンへ戻ります。3泊4日といっても、往復で1日ずつ取られてしまうので、見て回れるのは正味2日だけ。時間的にちょっと割りに合わないところがあるけれど、ラッキーにもその2日に週1回の市場が開かれた日も当ったし、時期外れのお葬式も見れたし、その他の代表的な場所も一応まわれたし、なかなか充実した2日間でした。
今度来ることがあったら、もうちょっと長く滞在してトレッキングをしたり、トラジャの別のエリアにも足を伸ばしたり、もっともっと深く色々な事が見えてくるかもしれません。さて、宿に帰って一休みです。恐らく今晩も"スコール+停電"になると思うので、蝋燭の準備をしなきゃです。
道端の水路で楽しそうにワイワイ遊んでいる子供たち。でも、近くによると照れて背を向けちゃった。
遊び道具がある訳でもなく、何をしている風でもないんですけれど楽しそうなんですよね。私も小さい時に、家の近くの原っぱで毎日そうやって遊んでたな~。木の上が基地だったり、地面の穴が秘密の場所だったり、落ちてる缶カラや虫や枝や葉っぱも仲間だったりして(笑)。あ、でもさすがにここみたいに、パイナップルだのバナナだの木はなかったので、もし手に届くところにあったら楽しさ倍増、お腹も充実してたんじゃないかな。
そしてここが、ナンガラ村。ズラーッと左手に並んでいるのが高床式穀倉です。20年位前までは、この穀倉の屋根も伝統的な素材で作られていた様ですが、今はトタンになってます。
ここは、コンクリートの通路があったり、ブロックで区画されていたり、外灯があったり、植木も植えられているので、一応は観光向けということなのでしょうが、何となく中途半端。やっぱりトタン屋根の穀倉が沢山並んでいても風情がないというか、迫力に欠ける感じです。
ここで一番印象的なのは、周りの木々に鈴なりのコウモリ。実はここへ歩いて来る途中、何やら遠くで鳴き声がして騒がしいな~と思っていたのですが、村に来て見ると木という木にコウモリがぶら下がってます(笑)。フルーツ・バットというコウモリらしいですよ。私はもっと小さなコウモリ位しか見かけたことがないんですが、これ結構大きいなぁ・・・。それにしても皆、良く集まったもんです。
フルーツ・バットをちょっと調べてみたんですけれど、大コウモリと言って、その名の通り果物を食べるそうです。熱帯から亜熱帯にかけての暖かいところ、アフリカのマダガスカルからインド、東南アジア、オーストラリア、南太平洋の島々に分布しているそうなんですが、何と!これをココナッツ姿煮にして食べる国もあるじゃないですかっ。コウモリを広げてココナッツをまぶして葉っぱで包んで煮て丸ごと食べるんですよっ・・・。ビックリ。
さて、気を取り直して・・・。
こんな木陰の道を歩いたり、
こんなのどかな、人と水牛のお散歩風景を眺めたり、
かと思えば、こんなところにも普通に例の石柱がニョキニョキあったり、
あぁ、大きな大きな木にオレンジ色の花が沢山咲いてます、何て言う花なんだろう・・・。
そういえば、別の場所で、色々な木のなかに見たことがあるけれど、どう見ても場違いな何故か「松の木」が生えてました。ウディンさんに「これは松の木?」と聞くと、「はい、オランダの時代に随分と色々な木が入って来ました」とのこと。う~ん、さすがに松は浮いてました。
こちらは、トラジャのマルコメ坊や(笑)。立派な自転車を持ってますねぇ。ちょっとまだ大きいかな~。
こうやって道を歩いていると、人に会うより水牛を見掛ける方が絶対に多そうです。水牛が大人しい動物で良かった(笑)。
さて、トラジャ3日目もこれで終了。4日目の明日はランテパオを朝発って、また8時間かけてウジュンパンダンへ戻ります。3泊4日といっても、往復で1日ずつ取られてしまうので、見て回れるのは正味2日だけ。時間的にちょっと割りに合わないところがあるけれど、ラッキーにもその2日に週1回の市場が開かれた日も当ったし、時期外れのお葬式も見れたし、その他の代表的な場所も一応まわれたし、なかなか充実した2日間でした。
今度来ることがあったら、もうちょっと長く滞在してトレッキングをしたり、トラジャの別のエリアにも足を伸ばしたり、もっともっと深く色々な事が見えてくるかもしれません。さて、宿に帰って一休みです。恐らく今晩も"スコール+停電"になると思うので、蝋燭の準備をしなきゃです。
by sohla
| 2006-07-04 22:06
| それもバリ、これもバリ
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