2006年 12月 24日
「物乞い」と「チップ乞い」
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ココやココやココでも書いたんですけれど今回も当然遭遇。今や物乞いは"遭遇"なんて思いがけなく出会うものではなくて、ナイトマーケットでは普通にやって来るものの様です。
とにかく「お恵みを・・・」とは言わないけれど、どからともなくやって来て、人の前にニュッと無言で手を出したまま、お金を貰うまではジッと見つめ続けて微動だにしない物乞い。これ、いわゆる物乞いですよね。そして、私が物乞いの範疇に入れているのが「チップ乞い」。何かしらの働きがあったにせよ、「チップね!」と堂々とチップを強請るのも物乞いだと思ってます。
この「チップ乞い」については、
1)「チップは払わなければいけないんだーッ」と恥も無く叫んでねだったヤツ
2)無言だけれど人の目を見て人差し指と親指をすり合わせる仕草をして要求するヤツ
3)手のひらにお札小さくたたんで持ち、それを人の目を見ながら指差して合図したヤツ
こんなレパートリーが今回はあったでしょうか。勿論、私が何かを頼んだり、お願いしてのことではなくて、相手が勝手に手伝った気取りになったの末のこと。
この「チップ乞い」は、当然自分のやったことはチップを貰うに値すると思っている分、始末に悪い感じです。
そもそも、チップってのはねだるもんなのか?
なんて言う疑問はこういう輩に投げかけても無駄。限り有る(無い人もいるでしょうけれど)旅行者のお金を頂くという気持ちより、とにかく何が何でも自分が貰うことが優先なんでしょう。チップを貰えるどんな特別なことをしたのか、感謝されて心付けを貰える何が出来たのか・・・そんなことはお構いなしです。そもそもこっちが手助けやら説明やらを必要としているかどうかさえもお構いなしに行動し始めるんですから、その上チップくれなんてこっちにしたら「頼んでないよ」って感じです。
ま、この「チップ乞い」については追々書くとして、今回はギャニャールのパサール・センゴール(ナイトマーケット)での普通の「物乞い」。
さっきも書いた通り、屋台で食事をしたり買い物をしたりしていると、人の顔をジッと凝視しながらニュッと手をだして微動だにしません。小銭を貰うまでは延々と背後に立っているわけです。屋台のベンチに座って食事をしているとTシャツの袖が引っ張られます。キタな~と振り向くとこの時は小学生くらいの男の子。そして無言で手を出してます。
私は心が狭いのだろうとつくづく思うんですが、ササッとお金をあげる気にはならないんです。と言うより何故か腹が立って来るんです。
鬱陶しい、黙って手を出して人の時間を邪魔するなーッ、人の服を引っ張って「お金クレ」はないでしょう、でも小銭さえあげたら直ぐに立ち去るしな・・・、持てる者は持てない者に与えるのはこの国の習慣・・・色々な想いで葛藤もあるんですけれど、でも途端に不機嫌になってしまうんですよね。小銭を差し出しても、ありがとうの一つもないですし。
このナシ・チャンプル・アヤムが人気の屋台で、隣に座って持ち帰りを待っていた夫婦の赤ちゃんが可愛くて、手を振って笑わせたり、抱っこしている若いお父さんもホラホラ~と、私もそれなりにごマッタリしていたんですが、この物乞い少年の登場で途端に機嫌が悪くなって食欲を失った私はスプーンとフォークを置いてもうお終い。友達に「もう帰ろう」と言う事に。
以前、現地の英語の先生に英語の教授法を教える為にアジアを回っているアメリカ人女性とキンタマニーへ行った時のこと、しつこくまとわり付く子供の物売りにとうとう彼女は辟易し、「お願いだから私を1人にしてちょうだい!この綺麗な景色を楽しませてちょうだい!」と言っていた光景を思い出します。まさに、そんな気分です。
とは言っても、ここは私の国じゃないですし、そういう物乞いに出会って気分が悪くなるなら、物乞いが出没しそうな場所に行かなければいい訳ですよね。私が避ければいいことだと。何だかそれも変な話なんですが・・・。
バリは好きなところも嫌いなところも含めて好きなんですけれど、この「物乞い」と「チップ乞い」だけは嫌いリストのトップ(笑)。そしてこれは、今後私の心が広~く広~くならない限りは変わりそうにありません。あぁ、修行、修行・・・。
とにかく「お恵みを・・・」とは言わないけれど、どからともなくやって来て、人の前にニュッと無言で手を出したまま、お金を貰うまではジッと見つめ続けて微動だにしない物乞い。これ、いわゆる物乞いですよね。そして、私が物乞いの範疇に入れているのが「チップ乞い」。何かしらの働きがあったにせよ、「チップね!」と堂々とチップを強請るのも物乞いだと思ってます。
この「チップ乞い」については、
1)「チップは払わなければいけないんだーッ」と恥も無く叫んでねだったヤツ
2)無言だけれど人の目を見て人差し指と親指をすり合わせる仕草をして要求するヤツ
3)手のひらにお札小さくたたんで持ち、それを人の目を見ながら指差して合図したヤツ
こんなレパートリーが今回はあったでしょうか。勿論、私が何かを頼んだり、お願いしてのことではなくて、相手が勝手に手伝った気取りになったの末のこと。
この「チップ乞い」は、当然自分のやったことはチップを貰うに値すると思っている分、始末に悪い感じです。
そもそも、チップってのはねだるもんなのか?
なんて言う疑問はこういう輩に投げかけても無駄。限り有る(無い人もいるでしょうけれど)旅行者のお金を頂くという気持ちより、とにかく何が何でも自分が貰うことが優先なんでしょう。チップを貰えるどんな特別なことをしたのか、感謝されて心付けを貰える何が出来たのか・・・そんなことはお構いなしです。そもそもこっちが手助けやら説明やらを必要としているかどうかさえもお構いなしに行動し始めるんですから、その上チップくれなんてこっちにしたら「頼んでないよ」って感じです。
ま、この「チップ乞い」については追々書くとして、今回はギャニャールのパサール・センゴール(ナイトマーケット)での普通の「物乞い」。
さっきも書いた通り、屋台で食事をしたり買い物をしたりしていると、人の顔をジッと凝視しながらニュッと手をだして微動だにしません。小銭を貰うまでは延々と背後に立っているわけです。屋台のベンチに座って食事をしているとTシャツの袖が引っ張られます。キタな~と振り向くとこの時は小学生くらいの男の子。そして無言で手を出してます。
私は心が狭いのだろうとつくづく思うんですが、ササッとお金をあげる気にはならないんです。と言うより何故か腹が立って来るんです。
鬱陶しい、黙って手を出して人の時間を邪魔するなーッ、人の服を引っ張って「お金クレ」はないでしょう、でも小銭さえあげたら直ぐに立ち去るしな・・・、持てる者は持てない者に与えるのはこの国の習慣・・・色々な想いで葛藤もあるんですけれど、でも途端に不機嫌になってしまうんですよね。小銭を差し出しても、ありがとうの一つもないですし。
このナシ・チャンプル・アヤムが人気の屋台で、隣に座って持ち帰りを待っていた夫婦の赤ちゃんが可愛くて、手を振って笑わせたり、抱っこしている若いお父さんもホラホラ~と、私もそれなりにごマッタリしていたんですが、この物乞い少年の登場で途端に機嫌が悪くなって食欲を失った私はスプーンとフォークを置いてもうお終い。友達に「もう帰ろう」と言う事に。
以前、現地の英語の先生に英語の教授法を教える為にアジアを回っているアメリカ人女性とキンタマニーへ行った時のこと、しつこくまとわり付く子供の物売りにとうとう彼女は辟易し、「お願いだから私を1人にしてちょうだい!この綺麗な景色を楽しませてちょうだい!」と言っていた光景を思い出します。まさに、そんな気分です。
とは言っても、ここは私の国じゃないですし、そういう物乞いに出会って気分が悪くなるなら、物乞いが出没しそうな場所に行かなければいい訳ですよね。私が避ければいいことだと。何だかそれも変な話なんですが・・・。
バリは好きなところも嫌いなところも含めて好きなんですけれど、この「物乞い」と「チップ乞い」だけは嫌いリストのトップ(笑)。そしてこれは、今後私の心が広~く広~くならない限りは変わりそうにありません。あぁ、修行、修行・・・。
by sohla
| 2006-12-24 12:05
| それもバリ、これもバリ
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