2006年 08月 16日
お寺カフェを覗いてみた
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「浄土真宗本願寺派 梅上山 光明寺」というのがお寺の正式名称で、平日昼間にお寺の本堂をオープンスペースとして開放しています。お坊さん手作りの和菓子やお茶も用意されていて、光明寺所属の若い僧侶がこの「ツナガルオテラ 神谷町オープンテラス」を運営していて、新聞などでも取り上げられたので、ここのことは結構知ってる人も多いのでしょうね。
私も行ってみたいな~と思っていたんですけれど、何しろ平日昼間のオープンなので全く機会がなかったんです。たまに、色々な宗派のお坊さん数人が作っている『彼岸寺』というサイトから、オープンテラスの様子を覗いていたんでが、何と!私がお盆休み中の今日8/16は開いていると!こりゃ年に1度の機会だわと行ってみることに。
もともと今日は、光明寺から歩いて5分程のところに「青松寺」というお寺があって、そこには61年前に日本が敗戦・撤退後もインドネシアに留まり独立軍に参加して戦死した多くの日本人のうち、市来龍夫、吉住留五郎の両氏の名前の刻まれたスカルノインドネシア大統領の直筆の顕彰碑があって、それを見に行きたいと思っていたんです。で、何となくこの青松寺と光明寺は近いんじゃないか?と思って地図で調べたら凄く近い!ということでLet's go!です。
青松寺のスカルノインドネシア大統領の直筆の顕彰碑についてはココで書くとして、ここではオープンテラスのことをちょっとだけ・・・。
神谷町駅を上がってすぐの所にあるので、本当に都心のビルの合間にヒョッコリあるお寺なんですね。で、取り立てて風情があるお寺でもないんです、これが(笑)。良く見なかったのですが、本堂など伽藍が別々に点在しているお寺ではなく、鉄筋コンクリート1棟がドーンとあって、あとはその周りにお墓があるという感じでしょうか。
入り口を入って行ってある階段を上がった2階が本堂で、その前がオープンテラス。まず目に入ったのは、見渡す限りの(笑)お墓。お墓は地上から向かいの斜面まで登っていっているので、テラスから見下ろすだけじゃなくて、目の高さ辺りにも見えます。なので、一面墓石(笑)。
結構賑わっていて、沢山の方が思い思いに過してるといった感じですね。奥の細長い会議テーブルみたいなところで飲み物をお願いするみたいです。女性1人と小さいお子さんを連れた家族連れが注文しようと待っていて、私も何か飲もうと一瞬待とうとしたのですが・・・
止めてしまいました(笑)。
あ、全然オープンテラス体験になってないですね(笑)。本当に覗いただけ。
確かに、あんな街中のお寺(お墓付き)空間でカフェ気分は変わっていて、「カフェ」+「和」+「本当のお寺」となれば、好きな人が多そうだな~という感じです。また、そのちょっと変わった空間が落ち着いた気分にもさせるのかもしれないですね。かといって、空間と景色以外にここがお寺ですぐ脇が本堂だと意識させる"何か"や、カフェとお寺の融合みたいな"何か"は感じなかったんですが・・・別にそういう目的じゃないんですね、きっと。個人的には"何かのお寺体験+飲み物付き"の方が居心地が良さそうで、「らしい」と感じたのですが、趣旨はお寺を借景としたレンタルスペース、休憩所みたいな感じでお寺に人が集えばということなのかな。
あ、でもでも近頃は新しい試みをするお寺や神社が増えている様なので、是非頑張って欲しいな~と思ってます。お菓子も素敵なものを出されてるんですよね。
お弁当の持込OK、仕事をするもよし、ちょっと一服するにはもってこいのフリースペースだと思います。そうですね~、単にカフェとして利用するなら、せっかく屋根付きで屋外に開いているスペースなので、叩きつける雨のしぶきとか、吹き抜ける風とか、(冬季休業みたいだけれど)吹き込む雪とか・・・そんなものを感じられる時なんていいかな~なんて思うんです。あのスペースでお坊さん指導のもと写経が出来たり、仏教芸術や仏教の話を聞いたり出来たらもっと良しなんですが。えぇ、私って変ですね、きっと。
東大卒僧侶都心で新風 お寺カフェ 入門者歓迎 - 東京新聞(2006.5.5)
Tokyo Source 025 松本圭介(僧侶)
私も行ってみたいな~と思っていたんですけれど、何しろ平日昼間のオープンなので全く機会がなかったんです。たまに、色々な宗派のお坊さん数人が作っている『彼岸寺』というサイトから、オープンテラスの様子を覗いていたんでが、何と!私がお盆休み中の今日8/16は開いていると!こりゃ年に1度の機会だわと行ってみることに。
もともと今日は、光明寺から歩いて5分程のところに「青松寺」というお寺があって、そこには61年前に日本が敗戦・撤退後もインドネシアに留まり独立軍に参加して戦死した多くの日本人のうち、市来龍夫、吉住留五郎の両氏の名前の刻まれたスカルノインドネシア大統領の直筆の顕彰碑があって、それを見に行きたいと思っていたんです。で、何となくこの青松寺と光明寺は近いんじゃないか?と思って地図で調べたら凄く近い!ということでLet's go!です。
青松寺のスカルノインドネシア大統領の直筆の顕彰碑についてはココで書くとして、ここではオープンテラスのことをちょっとだけ・・・。
神谷町駅を上がってすぐの所にあるので、本当に都心のビルの合間にヒョッコリあるお寺なんですね。で、取り立てて風情があるお寺でもないんです、これが(笑)。良く見なかったのですが、本堂など伽藍が別々に点在しているお寺ではなく、鉄筋コンクリート1棟がドーンとあって、あとはその周りにお墓があるという感じでしょうか。
入り口を入って行ってある階段を上がった2階が本堂で、その前がオープンテラス。まず目に入ったのは、見渡す限りの(笑)お墓。お墓は地上から向かいの斜面まで登っていっているので、テラスから見下ろすだけじゃなくて、目の高さ辺りにも見えます。なので、一面墓石(笑)。
結構賑わっていて、沢山の方が思い思いに過してるといった感じですね。奥の細長い会議テーブルみたいなところで飲み物をお願いするみたいです。女性1人と小さいお子さんを連れた家族連れが注文しようと待っていて、私も何か飲もうと一瞬待とうとしたのですが・・・
止めてしまいました(笑)。
あ、全然オープンテラス体験になってないですね(笑)。本当に覗いただけ。
確かに、あんな街中のお寺(お墓付き)空間でカフェ気分は変わっていて、「カフェ」+「和」+「本当のお寺」となれば、好きな人が多そうだな~という感じです。また、そのちょっと変わった空間が落ち着いた気分にもさせるのかもしれないですね。かといって、空間と景色以外にここがお寺ですぐ脇が本堂だと意識させる"何か"や、カフェとお寺の融合みたいな"何か"は感じなかったんですが・・・別にそういう目的じゃないんですね、きっと。個人的には"何かのお寺体験+飲み物付き"の方が居心地が良さそうで、「らしい」と感じたのですが、趣旨はお寺を借景としたレンタルスペース、休憩所みたいな感じでお寺に人が集えばということなのかな。
あ、でもでも近頃は新しい試みをするお寺や神社が増えている様なので、是非頑張って欲しいな~と思ってます。お菓子も素敵なものを出されてるんですよね。
お弁当の持込OK、仕事をするもよし、ちょっと一服するにはもってこいのフリースペースだと思います。そうですね~、単にカフェとして利用するなら、せっかく屋根付きで屋外に開いているスペースなので、叩きつける雨のしぶきとか、吹き抜ける風とか、(冬季休業みたいだけれど)吹き込む雪とか・・・そんなものを感じられる時なんていいかな~なんて思うんです。あのスペースでお坊さん指導のもと写経が出来たり、仏教芸術や仏教の話を聞いたり出来たらもっと良しなんですが。えぇ、私って変ですね、きっと。
東大卒僧侶都心で新風 お寺カフェ 入門者歓迎 - 東京新聞(2006.5.5)
Tokyo Source 025 松本圭介(僧侶)
by sohla
| 2006-08-16 21:58
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