2006年 08月 15日
玉川上水 小金井橋あたり
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さて、昨日は以前から行って見たいと思っていた小金井の「江戸東京たてもの園」に行こうと思っていたので、停電騒ぎの様子をしばらく見て出掛けました。地下鉄もJRもバスも問題なく乗り継いで武蔵小金井駅へ到着。ハテ?どのバスに乗るんだったけな・・・と思って、近くの京王バス案内所の女性に聞いたら、「0番乗り場からCoCoバス(小金井市コミュニティバス)に乗ると100円で行けますよ~」と言われたので乗ってみました。ピンク色のちっちゃいバスで、住宅地みたいな細い道を走って行くんですね。
あらかじめ乗る時に運転手さんに、「たてもの園は停まりますか?」と聞いて乗ったので、「たてもの園」前で降車です。が、なんだか玉川上水脇の住宅地みたいな所がバス停で、どっちに行けばいいのやら全然見当もつきません(笑)。仕方ないですねぇ、ちょうどゴミを収集車についてゴミを収集していたおじさんがいたので聞いてみました。
おじさんも、余り自信がなさそうだったんですけれど、「多分あそこを右へ行って、川と道を渡って左に行くと公園入り口があったと思うなぁ。違ってたらゴメンね」と気さくで優しいです。で、そうかとトコトコ歩いて行くと、私について来る様な感じでゴミを収集しながら「ん~、違ったかなぁ・・・いや、多分あってると思うよー」とまた言ってます(笑)。優しいですよね。
小金井公園の中にたてもの園があることさえ知らないで来たんですが、大きな公園なんですね。上半身裸のオヤジさんたちが日光浴?してるんですけれど、まさかあの辺りじゃホームレスってことじゃないですよね(笑)。
が、何と、何と・・・たてもの園が休園してるじゃないですかッ(泣)。
何で?何で?と思ったんですけれど、今日は平日の月曜日だったんじゃないですかー。もぅ、自分が休みなのですっかり忘れてました。失敗、失敗。結構ここまで来るのに暑かったんだけれどな・・・。公園を散歩してもつまらなさそうなので、帰ります(笑)。でも・・・またバスが20分に1本しかないんですよぉ。何しろ暑いところでジッと待ってるのも何なので、1停留所ずつバスの様子を見ながら散歩してみることにしました。一応、玉川上水沿いの砂利の小道で木陰もあるので、何とかいけるでしょう。
1停留所歩いた、もうちょっと先に小さなお寺が見えたので、ついてに立ち寄ってみました。「海岸禅寺」と言うそうで、山門が茅葺屋根なんですね。なんでも"この山門の建築様式は、鎌倉時代の代表的な、いわゆる鎌倉式を取り入れ、総ケヤキ造りで、カヤぶき屋根の四脚門。鈴木新田の長谷部大工の家に仮住まいしていた渡り大工の作といわれ、本柱の上の枠組と派風流れの屋根構えおよびカヤぶき屋根はめずらしい貴重な建物"とのこと。なかなかいい感じですよね。
山門をくぐって境内に入って見ると、なんと立派な松が!地面近くまで枝が張り出していて、いやぁ~凄く立派です。お庭は広くないんですが、この松はとてつもなく巨大な盆栽みたいな感じで(笑)、ちょっと圧倒されますねぇ。
煙草をくゆらしながら、枝ぶりを眺める植木屋さんの気持ちがわかる気がします(笑)。へぇ~、と離れて見とれたり、張り出した枝の内側に回って近くから眺めたりしちゃいました。
小さな池には蓮の花が1輪だけ咲いてる!
今年は蓮の花を見に行っていなかったので、ふと立ち寄ったお寺で見れたなんて嬉しいですね。ピンクの花を遠目で見つけた時には、思わずニンマリ。トンボも逆立ちして休憩中です。
いや~、蒸し暑くて、久し振りに大量に汗をかきましたけど、玉川上水の辺りは木々が鬱蒼としていて、鯉が泳ぐ水が流れていて、ホッと出来ていい感じですね。ここまで来て江戸東京たてもの園を見れなかったのは残念ですけれど、思いがけず多摩の散歩が出来ましたよ。
明治16年(1883)年4月23日、明治天皇がご乗馬でこの地に行幸した際、五日市街道をはさんで反対側の海岸寺に御召馬をつなぎ止めて堤の桜を鑑賞されたそうです。それを記念して植樹した松と自然石に「行幸松碑」を浮彫にした碑が、すぐ近くの上水脇にありました。小金井橋のすぐ近くなんですが、この辺りは江戸時代から関東随一の桜の名所「小金井桜」として知られていたそうで、浮世絵の歌川広重や葛飾北斎も描いた名勝だったそうです。
ふぅ、それにしても暑かった・・・。
あらかじめ乗る時に運転手さんに、「たてもの園は停まりますか?」と聞いて乗ったので、「たてもの園」前で降車です。が、なんだか玉川上水脇の住宅地みたいな所がバス停で、どっちに行けばいいのやら全然見当もつきません(笑)。仕方ないですねぇ、ちょうどゴミを収集車についてゴミを収集していたおじさんがいたので聞いてみました。
おじさんも、余り自信がなさそうだったんですけれど、「多分あそこを右へ行って、川と道を渡って左に行くと公園入り口があったと思うなぁ。違ってたらゴメンね」と気さくで優しいです。で、そうかとトコトコ歩いて行くと、私について来る様な感じでゴミを収集しながら「ん~、違ったかなぁ・・・いや、多分あってると思うよー」とまた言ってます(笑)。優しいですよね。
小金井公園の中にたてもの園があることさえ知らないで来たんですが、大きな公園なんですね。上半身裸のオヤジさんたちが日光浴?してるんですけれど、まさかあの辺りじゃホームレスってことじゃないですよね(笑)。
が、何と、何と・・・たてもの園が休園してるじゃないですかッ(泣)。
何で?何で?と思ったんですけれど、今日は平日の月曜日だったんじゃないですかー。もぅ、自分が休みなのですっかり忘れてました。失敗、失敗。結構ここまで来るのに暑かったんだけれどな・・・。公園を散歩してもつまらなさそうなので、帰ります(笑)。でも・・・またバスが20分に1本しかないんですよぉ。何しろ暑いところでジッと待ってるのも何なので、1停留所ずつバスの様子を見ながら散歩してみることにしました。一応、玉川上水沿いの砂利の小道で木陰もあるので、何とかいけるでしょう。
1停留所歩いた、もうちょっと先に小さなお寺が見えたので、ついてに立ち寄ってみました。「海岸禅寺」と言うそうで、山門が茅葺屋根なんですね。なんでも"この山門の建築様式は、鎌倉時代の代表的な、いわゆる鎌倉式を取り入れ、総ケヤキ造りで、カヤぶき屋根の四脚門。鈴木新田の長谷部大工の家に仮住まいしていた渡り大工の作といわれ、本柱の上の枠組と派風流れの屋根構えおよびカヤぶき屋根はめずらしい貴重な建物"とのこと。なかなかいい感じですよね。
山門をくぐって境内に入って見ると、なんと立派な松が!地面近くまで枝が張り出していて、いやぁ~凄く立派です。お庭は広くないんですが、この松はとてつもなく巨大な盆栽みたいな感じで(笑)、ちょっと圧倒されますねぇ。
煙草をくゆらしながら、枝ぶりを眺める植木屋さんの気持ちがわかる気がします(笑)。へぇ~、と離れて見とれたり、張り出した枝の内側に回って近くから眺めたりしちゃいました。
小さな池には蓮の花が1輪だけ咲いてる!
今年は蓮の花を見に行っていなかったので、ふと立ち寄ったお寺で見れたなんて嬉しいですね。ピンクの花を遠目で見つけた時には、思わずニンマリ。トンボも逆立ちして休憩中です。
明治16年(1883)年4月23日、明治天皇がご乗馬でこの地に行幸した際、五日市街道をはさんで反対側の海岸寺に御召馬をつなぎ止めて堤の桜を鑑賞されたそうです。それを記念して植樹した松と自然石に「行幸松碑」を浮彫にした碑が、すぐ近くの上水脇にありました。小金井橋のすぐ近くなんですが、この辺りは江戸時代から関東随一の桜の名所「小金井桜」として知られていたそうで、浮世絵の歌川広重や葛飾北斎も描いた名勝だったそうです。
ふぅ、それにしても暑かった・・・。
by sohla
| 2006-08-15 00:15
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