2006年 03月 19日
チュニジア料理
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昨日は新大久保のチュニジア料理レストラン「ハンニバル」へ。明後日が私の誕生日なのでどこか美味しいものを食べに行こうねと話していたんですけれど、本当はお誕生日だからもっとロマンティックなレストランをと考えていたみたいです。「ドレス持ってる?」って聞かれたんですけれど、何となく美味しいものをたらふく食べて気軽に楽しく過したい気分だったので「ココに行こっ!」ってことになりました。
ま、ゴージャスだろうとカジュアルだろうと、美味しいものを食べながら楽しい時間を過せればそれ自体が私にとっては最高のお誕生日プレゼントなんです。
21:00近くに特に予約しないで行った時は満席で1組のカップルが待っていたんですが、15分~20分待ちということだったので、まぁ、お店の外の椅子に座って30分もおしゃべりしながら待つのもいいか、と待つことに。どうやら10人程のお誕生日パーティが入っていててんてこ舞いだった様ですね(食事中、明るく気さくなシェフの音頭でお客さん皆でハッピーバースデー♪と歌ってお祝いしてあげました)。
お料理はこの時はコースのみと言うことだったので、サラダ、前菜、スープ、クスクス、お魚一匹丸ごとオーブン焼、デザート というコースに。
・自家製パン タブーナ
このチュニジアパンが美味しいんです。一緒に出てきたアリッサというピリッと辛いペーストをつけたり、次に出てきたペーストサラダをつけて食べたんですが、素朴なんだけれどボソボソしてなくて味があるんです。アリッサという辛いペーストはあんまり辛くないね、なんてパクッと口に入れてたんですけど、あ、やっぱり辛い、でも美味しい、うっ辛いじゃん、でも美味しいって感じです(笑)。
・サラダメシュイ (焼き野菜のペーストサラダ)
ペースト状なのでサラダのイメージとちょっと違うんですけれど、ピーマンやナス、トマトなどを焼いた後ペースト状になるまでみじん切りにして、スパイスを入れてオリーブオイルでねかせたものらしいです。オリーブオイルたっぷりで(私はオリーブの味ってそれ程好きじゃないんですけれど)美味しかったですね。チュニジア料理って初めて食べたんですけれど、何かイタリア料理みたいだねー、って食べてました。
・ブリック(ツナ・パセリ・半熟卵のチュニジア春巻き)
春巻きの皮に具を乗せて三角に折ったものを揚げた感じ。中に半熟卵が入っているけれど手掴みでパリパリとどうぞ、ってことでした。皮だけでもスパイシーで塩が効いていて(例えが悪いですけどケンタッキー・フライドチキンみたいな感じ)、具はポテト?と思ったんですけどツナだったんですねー、全然違うじゃん(笑)。そして半熟たまご。うん、美味しい美味しい。揚げたてでアチッ、ハフハフ~。
・ショルバ (チュニジア風ミネストローネスープ)
チキンと豆、野菜がタップリ入ったミネストローネ。野菜が結構細かく刻んであって、サラサラスープというよりご馳走スープって感じです。
この辺りで既にお腹一杯になってきた私。最近胃が小さくなって来たなー、でも食べちゃいます。
・クスクス
初クスクスです(笑)。別々のボウルで出てきたトマトシチューとクスクス。それを自分のボウルにクスクスをよそってシチューを掛けて。クスクスって小粒のパスタって聞いていたんですけれど、見掛けはツルッとした粒パスタというより荒めに挽いたチーズみたいな感じなんですね。このシチューはかぶ、カボチャ、人参などが今度は大きめに煮てあって、サラサラシチュー。クスクスと一緒になると見た目トマト雑炊みたいですけど酸味があってさっぱりしてます。
・魚一匹丸ごとオーブン焼
仕入れによって違うらしいんですが、私達は赤鯛のオーブン焼きでした。味付けはトマトベース。1cmほどの真っ白い球形のものを箸でつついてみているDave・・・それは目玉だってば(笑)。身が軟らかくてオリーブオイルもたっぷりなんでしょうけれどさっぱりして美味しいです。
それにしてもDave、お箸の使い方上手だなぁ。ちゃんと身を骨からはずしたり、骨を除けたり、魚を箸で食べられるなんて感心、感心。さすがアメリカで小さい頃から箸で食事していた珍しい家庭だっただけあります。ちなみに、お母さんが箸で躾けた理由は、カトラリーを揃えるのが大変だった、色々な文化・習慣を知るという一石二鳥でのことらしいです(笑)。
そして最後は自家製カスタード焼きプリンとミントティ。実は私、卵も牛乳(チーズは好き)もめったに食べなくて、プリン・カスタード系も甘さと卵の感じがウッとくるので普段は進んでは食べないんですけれど、このデザート美味しかったなぁ・・・。コースの途中で早々にお腹一杯になってきたのに、デザートまでペロッと頂けちゃいましたもん。
ということで、満腹、満足。オリーブオイルたっぷりでも野菜がふんだんで、しつこくなくてヘルシーな感じのお料理で美味しかった!トルコにいたことがあるDaveはトルコを思い出すといってました。チュニジアはアフリカ大陸の北の端、でも地中海沿岸。なのでややっぱりアフリカというイメージよりはイタリア、フランス、アラブ・トルコ・ギリシャ・ペルシャなどが混ざった感じなんでしょうか。そういえばBGMは中東っぽい音楽だったなぁ。あ、このお店はベリーダンスショウがある日もあるらしいです。
お誕生日お祝いをしていた10名程の女の子のグループ。すンごい賑やか、っていうかうるさ過ぎ、騒ぎ方が学生のノリ(笑)。DaveはShut up!Be quite!(笑いながら)の連続。でも、さすがに魚丸ごとオーブン焼きを食べている間は彼女達も言葉もなく静か・・・カニを食べる時に無口になる原理と同じですね、きっと(笑)。
シェフのお兄さんは料理を作ったり、自らお料理を運んだり、お客さんとお話したり大忙し。常連さんが多そうです、きっと明るくて気さくな彼の人柄ですね。「今日は可愛い娘が沢山で嬉しー!」っていうのを聞いて「彼はfunnyね」とDaveに言うと、「う~ん、僕にとっては余りfunnyとは言えないかな」とのこと(笑)。もしかしたら有る程度の年齢の男性にはあの気さくさは受けが悪いのか?と思ったりして(笑)。(シェフの為に言うと、別にチャラチャラしてるとか礼儀がないとかっていう事じゃないです、全く。忙しそうですけど凄く一生懸命で、自分の家庭にお客様を招いてホストとして楽しく、明るくもてなそうとしていて、見ていても楽しいです)
お店は20~25人程が入れる大きさかなぁ。小さなキッチンで彼が殆ど1人で料理を作っている様だったのとグループ客がいたせいかな、結構お料理が出てくるまでに間があって、タクシーで家まで7、8分程、家に帰ってきたのが24:00過ぎてたので2時間半くらい居たのかな。それでもゆっくりと美味しいものを食べて、おしゃべりして、リラックスしたとってもいい時間を過しました。
それにしても新大久保は人種のるつぼ(笑)。レストランもタイあり、ミャンマーあり、コリアンあり・・・楽しそうな町ですね。エスニック料理探索にまた行って見たいなー、って思ってます。
ま、ゴージャスだろうとカジュアルだろうと、美味しいものを食べながら楽しい時間を過せればそれ自体が私にとっては最高のお誕生日プレゼントなんです。
21:00近くに特に予約しないで行った時は満席で1組のカップルが待っていたんですが、15分~20分待ちということだったので、まぁ、お店の外の椅子に座って30分もおしゃべりしながら待つのもいいか、と待つことに。どうやら10人程のお誕生日パーティが入っていててんてこ舞いだった様ですね(食事中、明るく気さくなシェフの音頭でお客さん皆でハッピーバースデー♪と歌ってお祝いしてあげました)。
お料理はこの時はコースのみと言うことだったので、サラダ、前菜、スープ、クスクス、お魚一匹丸ごとオーブン焼、デザート というコースに。
・自家製パン タブーナ
このチュニジアパンが美味しいんです。一緒に出てきたアリッサというピリッと辛いペーストをつけたり、次に出てきたペーストサラダをつけて食べたんですが、素朴なんだけれどボソボソしてなくて味があるんです。アリッサという辛いペーストはあんまり辛くないね、なんてパクッと口に入れてたんですけど、あ、やっぱり辛い、でも美味しい、うっ辛いじゃん、でも美味しいって感じです(笑)。
・サラダメシュイ (焼き野菜のペーストサラダ)
ペースト状なのでサラダのイメージとちょっと違うんですけれど、ピーマンやナス、トマトなどを焼いた後ペースト状になるまでみじん切りにして、スパイスを入れてオリーブオイルでねかせたものらしいです。オリーブオイルたっぷりで(私はオリーブの味ってそれ程好きじゃないんですけれど)美味しかったですね。チュニジア料理って初めて食べたんですけれど、何かイタリア料理みたいだねー、って食べてました。
・ブリック(ツナ・パセリ・半熟卵のチュニジア春巻き)
春巻きの皮に具を乗せて三角に折ったものを揚げた感じ。中に半熟卵が入っているけれど手掴みでパリパリとどうぞ、ってことでした。皮だけでもスパイシーで塩が効いていて(例えが悪いですけどケンタッキー・フライドチキンみたいな感じ)、具はポテト?と思ったんですけどツナだったんですねー、全然違うじゃん(笑)。そして半熟たまご。うん、美味しい美味しい。揚げたてでアチッ、ハフハフ~。
・ショルバ (チュニジア風ミネストローネスープ)
チキンと豆、野菜がタップリ入ったミネストローネ。野菜が結構細かく刻んであって、サラサラスープというよりご馳走スープって感じです。
この辺りで既にお腹一杯になってきた私。最近胃が小さくなって来たなー、でも食べちゃいます。
・クスクス
初クスクスです(笑)。別々のボウルで出てきたトマトシチューとクスクス。それを自分のボウルにクスクスをよそってシチューを掛けて。クスクスって小粒のパスタって聞いていたんですけれど、見掛けはツルッとした粒パスタというより荒めに挽いたチーズみたいな感じなんですね。このシチューはかぶ、カボチャ、人参などが今度は大きめに煮てあって、サラサラシチュー。クスクスと一緒になると見た目トマト雑炊みたいですけど酸味があってさっぱりしてます。
・魚一匹丸ごとオーブン焼
仕入れによって違うらしいんですが、私達は赤鯛のオーブン焼きでした。味付けはトマトベース。1cmほどの真っ白い球形のものを箸でつついてみているDave・・・それは目玉だってば(笑)。身が軟らかくてオリーブオイルもたっぷりなんでしょうけれどさっぱりして美味しいです。
それにしてもDave、お箸の使い方上手だなぁ。ちゃんと身を骨からはずしたり、骨を除けたり、魚を箸で食べられるなんて感心、感心。さすがアメリカで小さい頃から箸で食事していた珍しい家庭だっただけあります。ちなみに、お母さんが箸で躾けた理由は、カトラリーを揃えるのが大変だった、色々な文化・習慣を知るという一石二鳥でのことらしいです(笑)。
そして最後は自家製カスタード焼きプリンとミントティ。実は私、卵も牛乳(チーズは好き)もめったに食べなくて、プリン・カスタード系も甘さと卵の感じがウッとくるので普段は進んでは食べないんですけれど、このデザート美味しかったなぁ・・・。コースの途中で早々にお腹一杯になってきたのに、デザートまでペロッと頂けちゃいましたもん。
ということで、満腹、満足。オリーブオイルたっぷりでも野菜がふんだんで、しつこくなくてヘルシーな感じのお料理で美味しかった!トルコにいたことがあるDaveはトルコを思い出すといってました。チュニジアはアフリカ大陸の北の端、でも地中海沿岸。なのでややっぱりアフリカというイメージよりはイタリア、フランス、アラブ・トルコ・ギリシャ・ペルシャなどが混ざった感じなんでしょうか。そういえばBGMは中東っぽい音楽だったなぁ。あ、このお店はベリーダンスショウがある日もあるらしいです。
お誕生日お祝いをしていた10名程の女の子のグループ。すンごい賑やか、っていうかうるさ過ぎ、騒ぎ方が学生のノリ(笑)。DaveはShut up!Be quite!(笑いながら)の連続。でも、さすがに魚丸ごとオーブン焼きを食べている間は彼女達も言葉もなく静か・・・カニを食べる時に無口になる原理と同じですね、きっと(笑)。
シェフのお兄さんは料理を作ったり、自らお料理を運んだり、お客さんとお話したり大忙し。常連さんが多そうです、きっと明るくて気さくな彼の人柄ですね。「今日は可愛い娘が沢山で嬉しー!」っていうのを聞いて「彼はfunnyね」とDaveに言うと、「う~ん、僕にとっては余りfunnyとは言えないかな」とのこと(笑)。もしかしたら有る程度の年齢の男性にはあの気さくさは受けが悪いのか?と思ったりして(笑)。(シェフの為に言うと、別にチャラチャラしてるとか礼儀がないとかっていう事じゃないです、全く。忙しそうですけど凄く一生懸命で、自分の家庭にお客様を招いてホストとして楽しく、明るくもてなそうとしていて、見ていても楽しいです)
お店は20~25人程が入れる大きさかなぁ。小さなキッチンで彼が殆ど1人で料理を作っている様だったのとグループ客がいたせいかな、結構お料理が出てくるまでに間があって、タクシーで家まで7、8分程、家に帰ってきたのが24:00過ぎてたので2時間半くらい居たのかな。それでもゆっくりと美味しいものを食べて、おしゃべりして、リラックスしたとってもいい時間を過しました。
それにしても新大久保は人種のるつぼ(笑)。レストランもタイあり、ミャンマーあり、コリアンあり・・・楽しそうな町ですね。エスニック料理探索にまた行って見たいなー、って思ってます。
by sohla
| 2006-03-19 14:19
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