2018年 10月 29日
【裏磐梯】雨上がり、超曇天の桧原湖遊覧船
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新幹線を利用するのはかなり久し振り、というか目的地までの交通手段で飛行機があれば飛行機にするので、もう新幹線で旅先に行った記憶もないほど。もしかしたら初めてかも…。
8:00発やまびこ号。次から次へと入って来る新幹線がお客さんをのせて次々と発車するのを(つくづく日本の鉄道って凄いなぁ…)とボーッと眺めてました。
だって在来線の普通列車さえ時刻とか安全とかオペレーションがまともに出来ない、いや電車自体を作れない国だってあるのに、これだけ最先端の車両が確実に、揺るぎなく、安全に、そして定時に、滑り出すように運行されていると思うと、どれだけの技術や知恵や労力の結果なんだろうと感じざるを得ないです。
写真はお隣のホームに滑り込んで来た上越新幹線の2階建て車両MAXとき。なんでも2020年度末に引退だそうで、徐々に運用を減らしているとか。
東京駅から郡山まで1時間16分、郡山で磐越西線に乗り換えて猪苗代駅までは普通列車で約45分。時刻表を見ていたらどうやら普通列車に連結してコレが走っていると知って、どうせなら乗ってみようかなーと、びゅう国内ツアーに申し込んでみたら(まずは申し込んでみてメールで回答が来る)…
11:00過ぎにはホテルに到着してしまった私。
チェックインは15:00からだし、ホテルの温泉は10:30から13:30までは清掃中で入れないし、近所を散歩してみるかーと思ったらザーザーの本降りに(笑)。
んじゃ、取りあえずはホテル内でお昼ご飯を。
裏磐梯の山塩らーめん、そしてサラダと漬物、プチケーキは無料でおかわり自由。「塩らーめん」と注文したら「山塩らーめんですね」と。この山塩は温泉を煮詰めて作られた塩で、60年間途絶えていた塩の生産を復活、煮詰めるだけの伝統製法で100リットルの源泉から採れるのはわずか800グラムだそう。
漬物が食べ放題って(笑) 土地柄なんですかね。ちょっと塩分摂り過ぎちゃう気がするけれど、可愛らしいプチケーキをつまんで塩分半減(←んなわけない)。
因みに、晴れた2日目のホテル外観はこちら。
そして磐梯山の姿。
さて、13時近くになると雨も止んで来たので、これなら桧原湖の遊覧船に乗れるかな?と行ってみることにしました。13:30から温泉OPENだし、遊覧船の景色も微妙だし…と迷ったけれど、せっかくなので外へ出てみましょう。
但し、送迎バスのドライバーさんによると、定時は11時と14時で、他はお客さんが集まれば運行、だとか(笑)。どうかな、ホテルからは歩いて数分なのでまずは行ってみて、ダメならご近所散歩でも。
丁度、小規模のツアー客が入っていたようで、それと一緒でよければ乗れますよ、とのことだったので混じって乗ることに。コースはいくつかあったみたいだけれど、現在は35分で巡る「島めぐり」コースのみ"不定期で"運行してるみたいです。
シーズンも終わりに近いからか、元々そうなのかはわからないんですけれど、帰りにチケット売り場の方に明日の運行時刻は?と訊いた感じでは、基本、ツアー客が入っている時間に合わせて運行、それに混ざって乗るか、やっぱりそれでなければ乗りたいお客さんが集まったら運行、って感じのよう。
ツアー客の添乗員さんが「いやー、これで何とかツアーも形になりました」とお客さんと話していたのが聞こえたけれど、景観もウリのツアーでしょうからね、この天気には気をもんだ1日だったんじゃないでしょうか。仕事とは言えご苦労さまなことです。
桧原湖
福島県耶麻郡北塩原村に位置し、磐梯朝日国立公園に属する『桧原湖(ひばらこ)』は、1888年7月15日に磐梯山の噴火に伴う山体崩壊によりできた最大水深31m、湖岸周31.5kmの地域最大の湖。噴火の際には500人以上の犠牲者と現在の湖底の位置にあった桧原村が水没したと伝えられており、湖水位の変動により、集落にあった神社の鳥居や墓石が顔を出す場所としても有名。今現在では、冬場の氷結した湖上でのワカサギ釣りや夏場のバスフィッシングなど楽しめる。また周辺には、遊覧船・探勝路・キャンプ場などもあり、裏磐梯観光の拠点となっています。
最初は2階客室で窓越しに眺め、その後勇気を出してデッキに(だって風があって寒いんです)。揺れたりボケたりしているけれどその映像がこちら。
だって在来線の普通列車さえ時刻とか安全とかオペレーションがまともに出来ない、いや電車自体を作れない国だってあるのに、これだけ最先端の車両が確実に、揺るぎなく、安全に、そして定時に、滑り出すように運行されていると思うと、どれだけの技術や知恵や労力の結果なんだろうと感じざるを得ないです。
写真はお隣のホームに滑り込んで来た上越新幹線の2階建て車両MAXとき。なんでも2020年度末に引退だそうで、徐々に運用を減らしているとか。
東京駅から郡山まで1時間16分、郡山で磐越西線に乗り換えて猪苗代駅までは普通列車で約45分。時刻表を見ていたらどうやら普通列車に連結してコレが走っていると知って、どうせなら乗ってみようかなーと、びゅう国内ツアーに申し込んでみたら(まずは申し込んでみてメールで回答が来る)…
"ご希望のプランは2名様でのお申込みが条件となっており、1名様にて手配することができません。(なお、2人掛けボックスシート・1人掛けシートともに満席となっています。)"
ふふん、なるほど猪苗代駅につくと、今回宿泊する裏磐梯レイクリゾートの送迎バスが駅前に。このホテルは「五色の森」と「迎賓館 猫魔離宮」の2施設があって、猫魔離宮は大人向けのラグジュアリーホテル、五色の森はカジュアルで恐らく若干お安めなんですかね。今回私が泊まったのは五色の森。
五色の森は東京駅⇔ホテル往復バスがついているプランもあって、東京駅8:50発、ホテル14:00着。乗れば連れて行ってくれる楽チンさが魅力でどうしようかなーと思ったのだけれど、1泊なので早めに着いて時間を有効に…と思って新幹線に。でも結局は雨だったのでバスでのんびり来るのも良かったかも(交通費が多少節約できただろうし)。ま、結果論だしお天気は仕方ないですね。
新幹線で近くの席だった年配のご夫婦。あいにくの天気に恨み節を滔々と話すご主人で、奥さまご愁傷様。あのね、雨だと紅葉が一段と綺麗かもなー、のんびり過ごすのもいいな、ぐらい言えないのかい?と思った私なのでした(笑)。
ホテルと猪苗代駅を往復するシャトルバスは、私を含めて3人。ホテル周辺の地図と路線バスやシャトルバスの時刻を載せた案内が配られて、ドライバーさんが運転しながら景色や土地のことを案内してくれ、ちょっとしたガイドツアーのよう。
天気が天気なので暗くて荒い映像だけれど、の~んびりとした道中はこちら。
バスを降りる時には、「明日晴れたらこの位置から磐梯山を撮ると綺麗に撮れますよ」とまで教えてくれて、ホテルのスタッフはどなたも感じが良かったけれど、滞在中に1番感じ良く印象に残ったスタッフさんが、このドライバーさんでした。
11:00過ぎにはホテルに到着してしまった私。
チェックインは15:00からだし、ホテルの温泉は10:30から13:30までは清掃中で入れないし、近所を散歩してみるかーと思ったらザーザーの本降りに(笑)。
んじゃ、取りあえずはホテル内でお昼ご飯を。
窓の外、結構強い雨なんです。雨の中を散歩もね、ということで当てはないけどしばらくはのんびりと雨止み待ち。
裏磐梯の山塩らーめん、そしてサラダと漬物、プチケーキは無料でおかわり自由。「塩らーめん」と注文したら「山塩らーめんですね」と。この山塩は温泉を煮詰めて作られた塩で、60年間途絶えていた塩の生産を復活、煮詰めるだけの伝統製法で100リットルの源泉から採れるのはわずか800グラムだそう。
まじまじと覗き込んでしまうほど澄んで透明なスープに太目の麺、ホロッと柔らかいチャーシュー、そしてワカメとメンマと刻みネギ。量は少な目だけれどスープもチャーシューも全体的に上品で美味しウマシ。
漬物が食べ放題って(笑) 土地柄なんですかね。ちょっと塩分摂り過ぎちゃう気がするけれど、可愛らしいプチケーキをつまんで塩分半減(←んなわけない)。
因みに、晴れた2日目のホテル外観はこちら。
初日は雲に隠れていて、そこに山なんかはありませんっ!何にもありません!ってほど何も見えなかったですけれど…。
さて、13時近くになると雨も止んで来たので、これなら桧原湖の遊覧船に乗れるかな?と行ってみることにしました。13:30から温泉OPENだし、遊覧船の景色も微妙だし…と迷ったけれど、せっかくなので外へ出てみましょう。
但し、送迎バスのドライバーさんによると、定時は11時と14時で、他はお客さんが集まれば運行、だとか(笑)。どうかな、ホテルからは歩いて数分なのでまずは行ってみて、ダメならご近所散歩でも。
く、暗い!(笑)暗すぎる!
丁度、小規模のツアー客が入っていたようで、それと一緒でよければ乗れますよ、とのことだったので混じって乗ることに。コースはいくつかあったみたいだけれど、現在は35分で巡る「島めぐり」コースのみ"不定期で"運行してるみたいです。
シーズンも終わりに近いからか、元々そうなのかはわからないんですけれど、帰りにチケット売り場の方に明日の運行時刻は?と訊いた感じでは、基本、ツアー客が入っている時間に合わせて運行、それに混ざって乗るか、やっぱりそれでなければ乗りたいお客さんが集まったら運行、って感じのよう。
と言っても船内はこんなもんです。この後、もうちょっと乗船する人がいましたけどね、こんな日に遊覧船乗るんですね(私も、笑)。
ツアー客の添乗員さんが「いやー、これで何とかツアーも形になりました」とお客さんと話していたのが聞こえたけれど、景観もウリのツアーでしょうからね、この天気には気をもんだ1日だったんじゃないでしょうか。仕事とは言えご苦労さまなことです。
こんなに雲が垂れ込めた灰色の空と湖でも、これだけ色づきが見えて、黄色、オレンジ、赤、緑と様々な色味の落ち着いた紅葉はとても綺麗(写真より実物の方が綺麗、暗さはこんな感じ、笑)。
桧原湖
福島県耶麻郡北塩原村に位置し、磐梯朝日国立公園に属する『桧原湖(ひばらこ)』は、1888年7月15日に磐梯山の噴火に伴う山体崩壊によりできた最大水深31m、湖岸周31.5kmの地域最大の湖。噴火の際には500人以上の犠牲者と現在の湖底の位置にあった桧原村が水没したと伝えられており、湖水位の変動により、集落にあった神社の鳥居や墓石が顔を出す場所としても有名。今現在では、冬場の氷結した湖上でのワカサギ釣りや夏場のバスフィッシングなど楽しめる。また周辺には、遊覧船・探勝路・キャンプ場などもあり、裏磐梯観光の拠点となっています。
最初は2階客室で窓越しに眺め、その後勇気を出してデッキに(だって風があって寒いんです)。揺れたりボケたりしているけれどその映像がこちら。
桧原湖探勝路といって、ポコポコと小島が点在する辺りを1時間程度で歩いて行ける探索路があって、実はホテルのアクティビティの1つでもあるんです。様々なアクティビティがあるので、この桧原湖探勝路か錦秋ドライブと高原散策のどちらかに参加出来たらなーと思っていたんですけれど今回は果たせなかったのが残念。新緑の季節や夏も綺麗でしょうね、次回は是非。
因みに、天気が良かった翌日の桧原湖はこちら。
さて、下船してから近くの柳沼をチラッと見てホテルに戻ってチェックイン。真っ先に温泉に浸かって冷えた体を温めなければ…と思いながら、チェックインカウンターにあった「土津(はにつ)神社ライトアップ ツアー」というチラシに目がとまり、ちょっと疲れていたけれど今日は午前中ブラブラしていただけなので、ついでだーと思わず申込み。
部屋で一休みしてから17:20分にホテル内のアクティビティステーションに集合、そして18:45ホテル戻り。温泉も夕食もしばしお預け。夜なのでしっかりと防寒しなければ。
雨が上がったとは言え、またいつでも降りそうな空模様だったけれど、何とか持ちこたえてよかったよかった。
因みに、天気が良かった翌日の桧原湖はこちら。
あ、明るいっ(笑)!
さて、下船してから近くの柳沼をチラッと見てホテルに戻ってチェックイン。真っ先に温泉に浸かって冷えた体を温めなければ…と思いながら、チェックインカウンターにあった「土津(はにつ)神社ライトアップ ツアー」というチラシに目がとまり、ちょっと疲れていたけれど今日は午前中ブラブラしていただけなので、ついでだーと思わず申込み。
部屋で一休みしてから17:20分にホテル内のアクティビティステーションに集合、そして18:45ホテル戻り。温泉も夕食もしばしお預け。夜なのでしっかりと防寒しなければ。
by sohla
| 2018-10-29 22:59
| 国内の旅
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Comments(4)
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bumidayat at 2018-10-30 04:49
おー! ちょうどきのうテレビで山塩のレポートをやってました。岩からドボトボと熱い湯が出て床に埋められた沢山の大きな平釜で煮詰められていました。
ミネラルがとても多い山塩はそのままご飯に振りかけてもおいしいそうですね。
裏磐梯からあちこち、20歳のときに同僚3人で行きました。
若松城では翌日皇太子が来るというのでみなさん浮き足だっていましたっけ。
はるか昔だなぁw
ちなみに夫のS坊は群馬県で中学生していた時、
自転車で五色沼まで行ったそうです。
これまたはるか大昔。
ザーザー降りと曇天、晴天となかなか楽しんだご様子ですね♪
ミネラルがとても多い山塩はそのままご飯に振りかけてもおいしいそうですね。
裏磐梯からあちこち、20歳のときに同僚3人で行きました。
若松城では翌日皇太子が来るというのでみなさん浮き足だっていましたっけ。
はるか昔だなぁw
ちなみに夫のS坊は群馬県で中学生していた時、
自転車で五色沼まで行ったそうです。
これまたはるか大昔。
ザーザー降りと曇天、晴天となかなか楽しんだご様子ですね♪
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bumidayat at 2018-10-30 08:34
新幹線の接続部分て、ぐんにゃり曲がっているように見えてびっくりしましたw
拡大して、あ、そっかと(^0^;)
拡大して、あ、そっかと(^0^;)
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bumidayat at 2018-10-30 12:49
今ねぇ、お昼なんですけど、
NHKで裏磐梯の生中継やってました。
露天風呂とかアウトドアとか・・・
で、スイーツも(この言葉嫌いデス)
これが山塩でしたw
山塩ようかん、山塩バームクーヘン、そして ガトーショコラならぬ、
ガトー塩ッコラ、というわけです。\(^O^)/
きのうは納豆にパラパラしたり、卵かけご飯を山塩でとやってました。
色々おいしそうです♪
NHKで裏磐梯の生中継やってました。
露天風呂とかアウトドアとか・・・
で、スイーツも(この言葉嫌いデス)
これが山塩でしたw
山塩ようかん、山塩バームクーヘン、そして ガトーショコラならぬ、
ガトー塩ッコラ、というわけです。\(^O^)/
きのうは納豆にパラパラしたり、卵かけご飯を山塩でとやってました。
色々おいしそうです♪
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sohla at 2018-10-30 18:58
Sariさん、
そんな番組やっていたんですねー、見たかったなぁ。
山塩、美味しいお米で塩おにぎり作ったら美味しそう、ステーキに天ぷらに…(ヨダレ)。あぁ、お塩買ってくればよかった…ちょっと入った小袋でなかなかのお値段だった記憶が。確かに山塩羊羹とか見た気がします。
夫さん、群馬から五色沼まで??ツーリング?それも中学生で???凄すぎます。床ずれならぬサドルずれでお尻痛くなっちゃいそう。というか、帰りも自転車なら凄すぎ×2です。
新幹線の連結(笑)、口先というか鼻先というか、繋がるんですね。どんだけアヒル顔でもびよーんと長くてもあそこで連結するんだー、と。接点が狭そうなのにあんだけ速度出して大丈夫なんですね。
郡山で駅で新幹線待ちしていて、何本も何本も駅だからって速度落とすこともなく、容赦なく全速力で、矢の様に通過する新幹線を間近で見て、単純に(凄いわー)と改めて思っちゃいました(拍手したくなった、笑)。新幹線に喜ぶ外国人の気持ち、ちょっとわかったかも(笑)。
そんな番組やっていたんですねー、見たかったなぁ。
山塩、美味しいお米で塩おにぎり作ったら美味しそう、ステーキに天ぷらに…(ヨダレ)。あぁ、お塩買ってくればよかった…ちょっと入った小袋でなかなかのお値段だった記憶が。確かに山塩羊羹とか見た気がします。
夫さん、群馬から五色沼まで??ツーリング?それも中学生で???凄すぎます。床ずれならぬサドルずれでお尻痛くなっちゃいそう。というか、帰りも自転車なら凄すぎ×2です。
新幹線の連結(笑)、口先というか鼻先というか、繋がるんですね。どんだけアヒル顔でもびよーんと長くてもあそこで連結するんだー、と。接点が狭そうなのにあんだけ速度出して大丈夫なんですね。
郡山で駅で新幹線待ちしていて、何本も何本も駅だからって速度落とすこともなく、容赦なく全速力で、矢の様に通過する新幹線を間近で見て、単純に(凄いわー)と改めて思っちゃいました(拍手したくなった、笑)。新幹線に喜ぶ外国人の気持ち、ちょっとわかったかも(笑)。