2018年 10月 21日
東京国立博物館 ミュージアムシアター
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実物大の江戸城天守がARで見れるという記事を見たので、東京国立博物館へ行って見ました。お天気も良く暖かかったですからね。
まずはVR作品「江戸城の天守」を見るために東洋館B1のミュージアムシアターへ。ARはこの連動企画なので見終わってから。
ちなみに、企画展を見るわけではないので、¥620の入館料+ミュージアムシアター鑑賞券¥500。当日正門のチケット売り場で購入するなら¥1000のセット券がお得。私はチケット売り場で並ぶのがいやだったので、前もってローチケで入館料¥620のチケットは買って行きました。
東洋館に行ったのはかな~り久し振り。B1にミュージアムシアターがあるって知らなかったのだけれど、建物の端っこの方にひっそりとあるんですね。
約100席のこじんまりした空間に300インチ(横幅6.6m、高さ3.7m)のスクリーン、そこに超高精細4K映像が映し出され、トーハクの貴重な所蔵品がVRでゆったりと鑑賞できて、上映が始まるまで、左右の黒い壁にも所蔵品のモノクロのシルエットが次々と写し出されて、 これはなかなかいい雰囲気。
上映が開始されてちょっと驚いたのが、音声入りの映像をただ流すだけではなくて、ナビゲーターの女性がライブでナレーションをしながら進行すること。それも台本なし。"文化財の世界を旅する案内役"とあるけれど、なるほど。ただ音声入りの映像を見るのと一味違う感じで、ちょっとした講義を聞いているよう。
さて、明暦の大火で全焼して、その後再建されることがなくたった19年しか存在しなかった徳川三代将軍 家光が築いた寛永度天守。高さ約59m、あの姫路城の1.3倍、体積にすると3倍の大きさだったとか。
伊豆の石丁場から船で運ばれた石垣の石、城の図面「江府御天守図」に基づく構造、京都二条城の破風を参考に破風の意匠と金具、寛永寺や日光東照宮と同じ銅瓦、白い漆喰に黒い銅版の城壁、そして大きな金の鯱などなど、VRで城が再現されていくと、今となっては誰も見たことがない、当時確かにあった江戸城の出来上がり。
上映は1回35分なので、ナビゲーターの話しに耳を傾け映像を見ているとアッという間。これ、博物館に行ってちょっと見るのにガッツリでもなく片手間でもなく丁度良い時間。
最後にスクリーンに映し出された江戸城を写真に撮れるフォトタイムもあって、撮った写真を指定のハッシュタグを付けてtwitterに投稿すると、オリジナルの"御城印”がもらえます。早速ツイートして頂きました(笑)。
過去の上映作品もどれも面白そう。再上映しているみたいなのでまた他の時にも見に来てみたいなぁって思います。どれも見てみたいけれど特に、アンコール遺跡バイヨン寺院、凄く見たい!
そうそう、シアターのすぐ隣は東洋館の展示室になっていて、上映開始までふらっと眺めていたのだけれど、それは美しいクメールの彫刻、そして丁度12/25まで特集でインドネシアの人形劇ワヤンの展示と、岡野繁蔵コレクション―インドネシア由来の染織と陶磁器の展示も。何だか旅をしてる気分。これらの写真はまた次回。
さて、正門から入って直ぐのところがARポイント。
あらかじめスマホに入れておいたアプリを起動して本館にかざすと、江戸城天守が出現。本館の高さ2倍だそう。
こんな感じですよ。ちょっと位置が下だったかな…。
お城のこと詳しくないけれど、もし、もし、江戸城天守が今の東京に現存していたら、東京の景色も東京に対する想いも随分と違っていただんじゃないかな~って、高層ビルを背に街に溶け込むお城の映像を見てて思ったり。
そういえば、江戸城を再建する会みたいなのがあったけれど、どうなったんだろう?個人的には再建より東京らしく巨大なホログラムとか(笑)誰かやってくれないかしら。
そうそう、コレもいいですねー。忘れずにまた見に来ましょう。
まずはVR作品「江戸城の天守」を見るために東洋館B1のミュージアムシアターへ。ARはこの連動企画なので見終わってから。
ちなみに、企画展を見るわけではないので、¥620の入館料+ミュージアムシアター鑑賞券¥500。当日正門のチケット売り場で購入するなら¥1000のセット券がお得。私はチケット売り場で並ぶのがいやだったので、前もってローチケで入館料¥620のチケットは買って行きました。
東洋館に行ったのはかな~り久し振り。B1にミュージアムシアターがあるって知らなかったのだけれど、建物の端っこの方にひっそりとあるんですね。
約100席のこじんまりした空間に300インチ(横幅6.6m、
上映が開始されてちょっと驚いたのが、音声入りの映像をただ流すだけではなくて、ナビゲーターの女性がライブでナレーションをしながら進行すること。それも台本なし。"文化財の世界を旅する案内役"とあるけれど、なるほど。ただ音声入りの映像を見るのと一味違う感じで、ちょっとした講義を聞いているよう。
伊豆の石丁場から船で運ばれた石垣の石、城の図面「江府御天守図」に基づく構造、京都二条城の破風を参考に破風の意匠と金具、寛永寺や日光東照宮と同じ銅瓦、白い漆喰に黒い銅版の城壁、そして大きな金の鯱などなど、VRで城が再現されていくと、今となっては誰も見たことがない、当時確かにあった江戸城の出来上がり。
上映は1回35分なので、ナビゲーターの話しに耳を傾け映像を見ているとアッという間。これ、博物館に行ってちょっと見るのにガッツリでもなく片手間でもなく丁度良い時間。
最後にスクリーンに映し出された江戸城を写真に撮れるフォトタイムもあって、撮った写真を指定のハッシュタグを付けてtwitterに投稿すると、オリジナルの"御城印”がもらえます。早速ツイートして頂きました(笑)。
そうそう、シアターのすぐ隣は東洋館の展示室になっていて、上映開始までふらっと眺めていたのだけれど、それは美しいクメールの彫刻、そして丁度12/25まで特集でインドネシアの人形劇ワヤンの展示と、岡野繁蔵コレクション―インドネシア由来の染織と陶磁器の展示も。何だか旅をしてる気分。これらの写真はまた次回。
さて、正門から入って直ぐのところがARポイント。
あらかじめスマホに入れておいたアプリを起動して本館にかざすと、江戸城天守が出現。本館の高さ2倍だそう。
お城のこと詳しくないけれど、もし、もし、江戸城天守が今の東京に現存していたら、東京の景色も東京に対する想いも随分と違っていただんじゃないかな~って、高層ビルを背に街に溶け込むお城の映像を見てて思ったり。
そういえば、江戸城を再建する会みたいなのがあったけれど、どうなったんだろう?個人的には再建より東京らしく巨大なホログラムとか(笑)誰かやってくれないかしら。
TOPPAN VR作品『江戸城の天守』紹介映像より
そうそう、コレもいいですねー。忘れずにまた見に来ましょう。
by sohla
| 2018-10-21 22:47
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