2018年 08月 11日
草間彌生美術館へ
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昨年新宿に開館した草間彌生美術館。8月分のチケットが6/1に発売開始されたときに、今日8/10の14:00~のチケットを購入しておいたので行って来ました。
いや、もう日差しも照り返しも暑くて風も余りなく不快なこと極まりなく、最終回の16:00~にしとけばよかった…と後悔しながら大江戸線 牛込柳町駅から美術館への道を、滝のように汗を流しながら歩くこと7-8分。場所は新宿区弁天町。漱石山房記念館の近くの外苑東通沿い。東西線だと神楽坂と早稲田の間くらい。
この辺りは大久保通りや外苑東通と、道幅はそう広くないものの幹線道路が通っている割に普通に住宅地っぽく、商店街らしき商店街もなく、神楽坂や早稲田の間のに近いというのが利点なんでしょうかね。お寺も多くて。
でも、な~んもない(笑)
恐らく、みなさん目的がなかったらまず来ない場所なんじゃないでしょうかね。そして何かがあるような場所でもなく。どうして弁天町に?と思ったら、草間さんのアトリエはこの地にあるのですね。新宿区の名誉区民とか。
入場は日付&時間指定の完全予約、定員(50人)、90分制。開館記念展が10/1~2/25、そして現在4/1~8/31の展示、9、10月とお休みで、次回は10/4~2/28ということで、年2回のペース。今回私がみた展示はこちら。
『さあ、今、我が人生の最大の出発にきた』
会期:2018年4月1日(日)- 2018年8月31日(金)
開館時間:11:00-17:00
観 覧 料 :一般 1,000円(税込) 小中高生 600円(税込)
入場時間:①11 : 00-12:30(11:30までに入場)
②12 : 30-14:00(13:00までに入場)
③14 : 00-15:30(14:30までに入場)
④15 : 30-17:00(16:00までに入場)
ではとにもかくにも階段で2階へ。
写真のように細いノッポビルは1階から5階屋上ギャラリーになっていて、展示室は2~5階。フロアの中に小さなエレベーターがあるので、各展示室は小さいです。美術館というよりは、ギャラリーみたいな感じ。
階段は登りのみの一方通行、エレベーターは上下OK。なので階段で1階づつ上がって各フロアを見ながら屋上まで行って、エレベーターで降りて来る方が多いみたいですね。
予約した人たちは、時間になって入場して大体2階からちゃんと見て行くので、始めの頃は2階に結構人が溜まっていて、私は階段で上がりながらざっと見つつ、さっさと4階のミラールーム、5階の屋上を先に見て、エレベーターで途中で降りながら3階、2階をゆっくり鑑賞。
2階:1950年代の松本時代のドローイングや水彩など小作品が20点。
3階:<わが永遠の魂>シリーズから16点
4階ミラールーム:
<無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく>
5階屋上ギャラリー:
近作の立体作品<Starry Pumpkin>。
写真撮影可なのは1階ホール、4階、5階で、こちらが4階ミラールームでの<無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく>。ミラールームには1回に最大6人まで入室出来て制限時間は2分。
そしてもちろんエレベーターの中も。 トイレも。
いや、もう日差しも照り返しも暑くて風も余りなく不快なこと極まりなく、最終回の16:00~にしとけばよかった…と後悔しながら大江戸線 牛込柳町駅から美術館への道を、滝のように汗を流しながら歩くこと7-8分。場所は新宿区弁天町。漱石山房記念館の近くの外苑東通沿い。東西線だと神楽坂と早稲田の間くらい。
でも、な~んもない(笑)
恐らく、みなさん目的がなかったらまず来ない場所なんじゃないでしょうかね。そして何かがあるような場所でもなく。どうして弁天町に?と思ったら、草間さんのアトリエはこの地にあるのですね。新宿区の名誉区民とか。
入場は日付&時間指定の完全予約、定員(50人)、90分制。開館記念展が10/1~2/25、そして現在4/1~8/31の展示、9、10月とお休みで、次回は10/4~2/28ということで、年2回のペース。今回私がみた展示はこちら。
『さあ、今、我が人生の最大の出発にきた』
会期:2018年4月1日(日)- 2018年8月31日(金)
開館時間:11:00-17:00
観 覧 料 :一般 1,000円(税込) 小中高生 600円(税込)
入場時間:①11 : 00-12:30(11:30までに入場)
②12 : 30-14:00(13:00までに入場)
③14 : 00-15:30(14:30までに入場)
④15 : 30-17:00(16:00までに入場)
ではとにもかくにも階段で2階へ。
階段は登りのみの一方通行、エレベーターは上下OK。なので階段で1階づつ上がって各フロアを見ながら屋上まで行って、エレベーターで降りて来る方が多いみたいですね。
予約した人たちは、時間になって入場して大体2階からちゃんと見て行くので、始めの頃は2階に結構人が溜まっていて、私は階段で上がりながらざっと見つつ、さっさと4階のミラールーム、5階の屋上を先に見て、エレベーターで途中で降りながら3階、2階をゆっくり鑑賞。
2階:1950年代の松本時代のドローイングや水彩など小作品が20点。
3階:<わが永遠の魂>シリーズから16点
4階ミラールーム:
<無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく>
5階屋上ギャラリー:
近作の立体作品<Starry Pumpkin>。
写真撮影可なのは1階ホール、4階、5階で、こちらが4階ミラールームでの<無限の彼方へかぼちゃは愛を叫んでゆく>。ミラールームには1回に最大6人まで入室出来て制限時間は2分。
永遠に広がるかぼちゃは4方360度から見ることができて、暗がりの中を歩いた感覚では恐らくかぼちゃが並ぶ空間は2m×2mぐらいの小さい空間でしょうかね。松本で見たのより規模は随分と小さく、何てことない鏡の効果なのに、やっぱり不思議な眺め。
黄色に黒い水玉が輝くかぼちゃ、それから暗転して真っ暗になり、いくつかのかぼちゃがまばらに光り、再び全てが輝いて…。2分間にこれが2回だったか。あっと言う間です(カップラーメンも出来ないですから、笑)。
そして5階屋上ギャラリーはこちら。
そして5階屋上ギャラリーはこちら。
ライブラリーの向こう側、屋外に輝くかぼちゃ<Starry Pumpkin>、そして青い空。めちゃくちゃ暑いけど、出たくないけど、ためらわず出ます(笑)
キラキラで細かなモザイクタイル張り。starry-星空のかぼちゃ、煌めくかぼちゃ、にぴったりの半屋外空間で、ここはジャグジーか露天風呂でもあったら最高、夜なんか星空を仰ぎながらも良さそう(夜は開館していないけれど)。
窓際のベンチは今日はお日様ガンガン当たってて今日は暑くて座る気になれません(笑)。とにかく室内に避難しなければ…。
ここは雨や雪の時は傘をさして見るんでしょうかね。下りのエレベーターは室内ではなくこの屋外の一画から乗るようになっているので、エレベーター側は軒があったみたいだけれど、一旦は外に出なきゃですね。
あ、HPに"天候等により安全が確保できない場合は、5階は閉鎖"とありました。
そしてこちらは1階。受付カウンターの前には少しだけクッキーやスカーフなど少しですがグッズが売られていて、小ぶりの絵本のような装丁の図録は年2回の展覧会ごとに作られているみたい。
草間彌生美術館Book Design
草間彌生美術館Book Design
2階の1950年代の松本時代のドローイングや水彩は、1953年、1954年作なので草間氏が25歳頃の作品。既に精神科医の西丸氏らと知り合い、個展を開き、その3年後に渡米、と彼女の人生が大きく動き始めた頃。まさに最大の出発の時期。
作品にはキャプションがないので、最初に貰った小さな文字の作品リストを手元で見ては、左から何番目だからコレ、右から何番目だからコレ、と作品から大きく目を離さなければならなないのがちょっと興醒め感があったのだけれど、館内全体的に余計なモノも表示もなく、(まだ未完成?)みたいなシンプルさなので、そういう展示ポリシーなんでしょうね。
草間彌生美術館Signage
入場者は私の回は外国の方、多かったです。外国の方が混ざっている、ではなく多いです(笑)。そして入場はHPに記載がある通り、決められた入場時間前には建物の中にさえ入れません。
20分ぐらい前に着いちゃったので、もしかしたら1階ロビーあたりには入れるのかなーと思ったら、スタッフが出て来て建物自体に入れないので、近くに漱石記念館もあるので涼みながらしばし時間を潰して時間になったらお越し下さい、と。
いやー、漱石記念館を見るほどの時間はなく、特に興味もなかったので、どこか休める喫茶店でもないかなぁ…と歩いてみたんですが、本当に、本当に、何もなくて(笑)。数か所あるコンビニの2-3席のイートインスペースは空いているハズもなく、駅前にサイゼリヤがあったけれど炎天下を歩いて戻る気力もなく。倒れるほどの暑さで(もぅ帰っちゃおうか…)と一瞬。
完全入替制なので、予約外の人は時間まで入れられないんでしょうね。建物も凄く狭いですし。でも1階の一画にウェイティングスペース作っても良さそうですけどね…。
ということで、この夏に行かれる方は、漱石記念館のカフェや神楽坂あたりで一休み出来るくらい前か、入場時間ちょい過ぎぐらいを目指して行かないと、大汗かくことになるので要注意。
作品にはキャプションがないので、最初に貰った小さな文字の作品リストを手元で見ては、左から何番目だからコレ、右から何番目だからコレ、と作品から大きく目を離さなければならなないのがちょっと興醒め感があったのだけれど、館内全体的に余計なモノも表示もなく、(まだ未完成?)みたいなシンプルさなので、そういう展示ポリシーなんでしょうね。
草間彌生美術館Signage
入場者は私の回は外国の方、多かったです。外国の方が混ざっている、ではなく多いです(笑)。そして入場はHPに記載がある通り、決められた入場時間前には建物の中にさえ入れません。
20分ぐらい前に着いちゃったので、もしかしたら1階ロビーあたりには入れるのかなーと思ったら、スタッフが出て来て建物自体に入れないので、近くに漱石記念館もあるので涼みながらしばし時間を潰して時間になったらお越し下さい、と。
いやー、漱石記念館を見るほどの時間はなく、特に興味もなかったので、どこか休める喫茶店でもないかなぁ…と歩いてみたんですが、本当に、本当に、何もなくて(笑)。数か所あるコンビニの2-3席のイートインスペースは空いているハズもなく、駅前にサイゼリヤがあったけれど炎天下を歩いて戻る気力もなく。倒れるほどの暑さで(もぅ帰っちゃおうか…)と一瞬。
完全入替制なので、予約外の人は時間まで入れられないんでしょうね。建物も凄く狭いですし。でも1階の一画にウェイティングスペース作っても良さそうですけどね…。
ということで、この夏に行かれる方は、漱石記念館のカフェや神楽坂あたりで一休み出来るくらい前か、入場時間ちょい過ぎぐらいを目指して行かないと、大汗かくことになるので要注意。
パンプキンクッキー(12枚入り¥1000-)を購入、そしてレシートもドット。青い○にYはシールで、入館する時にデジタルチケットを表示し、このシールを貼られて入館です。予約外の人がまぎれ込まないように(入れないけど)色別になってるんでしょうかね。
草間彌生美術館Graphics
立地は決して良くないので人によっては非常に行きにくく、思いついて行ってチケット買って入れるわけではないけれど、定員制なので押し合いへし合いすることもなく、彌生さん家の私設ギャラリーで絵を見ているような、こじんまりとした雰囲気なので、季節が変わって違う展示を時々見に行くのもいいかもしれませんね。
今、レシートの時刻を見たら14:30前。えっ、私ったら30分ぐらいしか見なかったみたい(何しろ入場前の20分で体力気力消耗、でも2階の初期ドローイングは割とちゃんと見たのだけれど、笑)。次回はもうちょっと長居をしましょう。
[オマケ]
↓この動画。ミラールームで動画取れるかな?とスイッチONにして、直ぐ時間が来て部屋から退出させられ、階段を登って5階屋上ギャラリーに行って暫くしてONのままだった!と気付いたマヌケな動画、盗撮動画、一応自撮(殆ど腹まわり)風盗撮みたい(笑)。写真撮るからと動画のスイッチはOFFにしちゃったのだけれど、今思えば4階とこの5階は撮影可なのでちゃんと撮っておけば良かったんですねー。
草間彌生美術館Graphics
立地は決して良くないので人によっては非常に行きにくく、思いついて行ってチケット買って入れるわけではないけれど、定員制なので押し合いへし合いすることもなく、彌生さん家の私設ギャラリーで絵を見ているような、こじんまりとした雰囲気なので、季節が変わって違う展示を時々見に行くのもいいかもしれませんね。
今、レシートの時刻を見たら14:30前。えっ、私ったら30分ぐらいしか見なかったみたい(何しろ入場前の20分で体力気力消耗、でも2階の初期ドローイングは割とちゃんと見たのだけれど、笑)。次回はもうちょっと長居をしましょう。
[オマケ]
↓この動画。ミラールームで動画取れるかな?とスイッチONにして、直ぐ時間が来て部屋から退出させられ、階段を登って5階屋上ギャラリーに行って暫くしてONのままだった!と気付いたマヌケな動画、盗撮動画、一応自撮(殆ど腹まわり)風盗撮みたい(笑)。写真撮るからと動画のスイッチはOFFにしちゃったのだけれど、今思えば4階とこの5階は撮影可なのでちゃんと撮っておけば良かったんですねー。
by sohla
| 2018-08-11 06:39
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