2018年 06月 02日
この場所
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3月の桜の頃に行ったこの場所のことを少し。
道行く人も車も少なくて誰も気にも留めない死角のような線路脇。でも新幹線が次々と駅へと滑り込んで来るのを見ることが出来る、いかにも東京らしい場所。

駅に到着する間際のロケーションなので、次々と入って来る新幹線のスピードは「もう直ぐ到着だよー」モード。しかし、本当に次々と、次々と新幹線が滑り込んで来るのです。5分〜7、8分おきって感じなのだけれど、凄いですよね、これだけの列車が遅れなく混乱なく淡々と確実に365日運行されているんですから、

写真中央の奥に見えるのは、線路のすぐ脇に建つオフィスビルの、恐らくエントランスロビー。ガラス張りで椅子がおかれているスペースが見えますか?細い路地を挟んで目の前を新幹線が通って行くのを見れるなんて特等席。
頻繁に新幹線の出入りするのが借景って感じかも。逆に余りにも頻繁で「あ、新幹線!」なんて思わなくもなりすですけれどもね。
ビル脇の路を含めて綺麗に手入れされた樹木のある一画は「公開空地」というらしく、
"この広場及び通路は、建築基準法に基づく総合設計制度により設けられた公開空地で、歩行者が日常自由に通行または利用できるものです。"
とのこと。公開空地という活用もあるんですね。なかなか居心地が良い空間なんです。
何となく建物の敷地内のようでもあり、公共スペースでもある感じで、小さい頃によそのお家の敷地を勝手に通り抜けてかくれんぼしたり鬼ごっこしたりして遊んだ、あの感じ。ちょっとした隙間を通らせてもらう、あの感じ。
「空地」って響き、素敵。
隣接の公園では小ぶりのしだれ桜も満開。ちょっとずつ大きくなって遠い将来は立派なしだれ桜になるのが楽しみ。


さて散歩の目的はここ。品川駅と田町駅の間には2020年に新品川駅が出来るので、6年前から変わってしまったのかしら?と見たくなったのでした。


変わってなくてよかった。
さっきの線路や高架は工事をしている感じだったんですけれど、この小さな小さな公園(ここも人がいない、笑)は全然。上にJRの引き込み線、その奥に車と人が渡る小さな橋、運河が交差する場所。運が沿いに左へ歩いて行くと田町です。
新駅OPENまであと2年、人の流れも空気も変わってしまうのかもしれないと思いつつ、このまま静かな場所であるといいなぁと。
道行く人も車も少なくて誰も気にも留めない死角のような線路脇。でも新幹線が次々と駅へと滑り込んで来るのを見ることが出来る、いかにも東京らしい場所。
隣接する公園はとても広く木々は綺麗に手入れをされていて、たまにジョギングする人とすれ違うけれど、基本的に人がいなくて静かで穏やかで平和。何だか都会で忘れ去られた一画に迷い込んだよう。こういう場所って実は都会の中に、日本中に、沢山あるんでしょうね、ぼんやり往来するだけだと、ただ通り過ぎて気にも止めないので。

それにしても静かで穏やかで平和。

頻繁に新幹線の出入りするのが借景って感じかも。逆に余りにも頻繁で「あ、新幹線!」なんて思わなくもなりすですけれどもね。

"この広場及び通路は、建築基準法に基づく総合設計制度により設けられた公開空地で、歩行者が日常自由に通行または利用できるものです。"
とのこと。公開空地という活用もあるんですね。なかなか居心地が良い空間なんです。
何となく建物の敷地内のようでもあり、公共スペースでもある感じで、小さい頃によそのお家の敷地を勝手に通り抜けてかくれんぼしたり鬼ごっこしたりして遊んだ、あの感じ。ちょっとした隙間を通らせてもらう、あの感じ。
「空地」って響き、素敵。
隣接の公園では小ぶりのしだれ桜も満開。ちょっとずつ大きくなって遠い将来は立派なしだれ桜になるのが楽しみ。




さっきの線路や高架は工事をしている感じだったんですけれど、この小さな小さな公園(ここも人がいない、笑)は全然。上にJRの引き込み線、その奥に車と人が渡る小さな橋、運河が交差する場所。運が沿いに左へ歩いて行くと田町です。
新駅OPENまであと2年、人の流れも空気も変わってしまうのかもしれないと思いつつ、このまま静かな場所であるといいなぁと。
by sohla
| 2018-06-02 09:17
| 東京ココやソコ
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