2017年 04月 05日
せとうち旅行⑩ 宮島ナイトクルーズ
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ホテルから宮島行の最終船の時間もあったので、とにかく行ってしまえ!と来た宮島。ナイトクルーズのためだけに来たので、予約は2時間前までということだったのだけれど、まずは第3号桟橋という端の方にある受付 兼 待合所へ。
訊くと、どうやらそこは本当に予約済みの人を受け付けするだけのようで予約できず、電話かネットで予約して、とのことだったので(結構無愛想…)、そこから電話で17:55の第一便を予約。2時間前を切っていて予約してすみません…。
訊くと、どうやらそこは本当に予約済みの人を受け付けするだけのようで予約できず、電話かネットで予約して、とのことだったので(結構無愛想…)、そこから電話で17:55の第一便を予約。2時間前を切っていて予約してすみません…。
屋形船の上、沖側から大鳥居ごしに本殿方向を見たところ。穏やかで静かな闇に浮かぶ姿は荘厳で、こんな一直線上の神様が通る道に船を止めて眺めて申し訳ない気持ちと恐れ多い気持ちも。
実は、鳥居まで来た地点で左回りだったか船をゆっくりと回転させるんです。(船上ガイドさんが理由を話してくれたのに既に覚えていない私…)しきたりだったか習わしだったか作法だったか…島全体がご神体と言われているのだからマナーはちゃんとしないといけません。
因みに、私が乗船した時は潮の関係で大鳥居はくぐれなかったのだけれど、多分それがこのクルーズの目玉。でもくぐれなくても充分。ぼんやりと闇に浮かぶ鳥居や神社周辺のライトアップはセンサーが暗さを感知して点灯するそう。但し、鳥居の左奥に凄く強い光で照明がついている所があって、その光が結構邪魔ではあります。
大鳥居に近づくと、ピチャピチャゆらゆら揺れる屋形船の船内からみんなで舳へ出てフォトタイム。
実は、鳥居まで来た地点で左回りだったか船をゆっくりと回転させるんです。(船上ガイドさんが理由を話してくれたのに既に覚えていない私…)しきたりだったか習わしだったか作法だったか…島全体がご神体と言われているのだからマナーはちゃんとしないといけません。
因みに、私が乗船した時は潮の関係で大鳥居はくぐれなかったのだけれど、多分それがこのクルーズの目玉。でもくぐれなくても充分。ぼんやりと闇に浮かぶ鳥居や神社周辺のライトアップはセンサーが暗さを感知して点灯するそう。但し、鳥居の左奥に凄く強い光で照明がついている所があって、その光が結構邪魔ではあります。
大鳥居に近づくと、ピチャピチャゆらゆら揺れる屋形船の船内からみんなで舳へ出てフォトタイム。
海側から見た鳥居の上部中央、扁額には「巖嶋神社」の文字。これは、干潮時に歩いて行くか船で行くかしないと、(神社から見て)表側(海側)は見ることができないもの。因みに神社側には万葉仮名で「伊都岐島神社」。
こんな周りに何もない海上でも、その大きさに圧倒されるのだから、もっと近くに寄ったら恐ろしいほどの大きさを感じそう。
鳥居の大きさが高さ16.6m、幅24.2mなので、それと比べて当然小さく見えるこの扁額、驚くなかれ畳3畳分。えーっ、そんなに大きいとは!
鳥居全体の重さは約60t、鳥居を支える柱は6本。40-60cmの松抗がそれぞれの柱に30-100本打ち込まれている千本杭という工法だそうで、箱状になっている上部の笠木と島木に7tの重石を入れ、埋めずに置かれているだけ。確かに足元の柱が6本でドッシリしている感じはするけれど、いくら海が穏やかとは言え潮の満ち引きだけでも結構な強さがありそうなのに、軟弱地盤に自重で立ってるっていうのだから凄いですよねぇ。
船上で資料を見せながら説明してくれる案内役のお話も、なるほど〜、そうなのか〜、とためになります。特にまだ宮島を散策せず、厳島神社を参拝もしておらず、ガイドブックすら読んでいない段階で、広島に着いていきなりナイトクルーズに飛び乗った私にとっては、翌日の観光(2日連続宮島参りです、笑)への気分も上がるというもの。
写真上は船の中から撮ったので反射して見難いのだけれど、宮島は向きをかえると観音様の姿なんですというお話に「なるほどー、確かに」。寝姿の観音様…島自体がご神体、神域なので杭を打ってはいけないということで海に建てられたと言われる厳島神社。そうそう、実は墓も作ってはいけないので島内にはないとの話しです。
夜のクルーズはこういった説明を聞きながら約30分、第1便17:55から最終の第6便21:15まで運行。ただ、宮島は割と店じまいが早そうなので、遅い時間帯のクルーズは島内宿泊者は宿から時間に合わせて行けばいいので問題ないけれど、私のように島外宿泊者は案外時間を持て余すこともありそう。
さて、クルーズ後はホテル行き船がないので、宮島から宮島口までフェリー、そこから電車で広島駅まで出て、駅で一休みしてから路線バスでホテルまで、と超遠回りルートでホテルへ戻ったのは21:00過ぎ頃でしょうか。
松山市で松山城や萬翠荘を観光、松山から広島へ船で渡り、ナイトクルーズに乗るため宮島へ。あれこれ見れて、乗れて、楽しい1日でした。
by sohla
| 2017-04-05 20:04
| 国内の旅
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Comments(2)
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by
bumidayat at 2017-04-06 03:10
こんにちは♪
幽玄の美ですね~!
明治政府もさすがの宮島では廃仏毀釈が出来なかったのでしょうか、
神と仏が共存していますね\(^^)/
観音様み見えるというのは知りませんでした。
幽玄の美ですね~!
明治政府もさすがの宮島では廃仏毀釈が出来なかったのでしょうか、
神と仏が共存していますね\(^^)/
観音様み見えるというのは知りませんでした。
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sohla at 2017-04-07 07:11
Sariさん、こんにちは♪
詳しくは私も勉強不足なのでわからないのですが、宮島でも廃仏毀釈はあったようで、多くのお寺が廃寺になったそうですよ。
観光地となった現在からはなかなか想像がつかないけれど、人が住むことを許されず、灯籠が灯されただけの太古の宮島は、現代から考えると想像を超えた聖域、というか神様そのものだったのでしょうね。
夜のクルーズは(色々なものが闇に隠れるので)船で参拝した昔の人たちが見ていた宮島の光景に近いのかもしれないですね。
詳しくは私も勉強不足なのでわからないのですが、宮島でも廃仏毀釈はあったようで、多くのお寺が廃寺になったそうですよ。
観光地となった現在からはなかなか想像がつかないけれど、人が住むことを許されず、灯籠が灯されただけの太古の宮島は、現代から考えると想像を超えた聖域、というか神様そのものだったのでしょうね。
夜のクルーズは(色々なものが闇に隠れるので)船で参拝した昔の人たちが見ていた宮島の光景に近いのかもしれないですね。