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2017年 03月 12日
せとうち旅行⑥ 松山 道後温泉
a0057402_09591791.jpg
JR松山駅からホテルがある松山大街道まで路面電車で、チェックイン後は直ぐにまた路面電車に乗って道後温泉へ。道後温泉駅からぷらぷらとお土産物屋さんが軒を連ねるアーケードを歩いて行くと、アーケードの終わりにあの道後温泉本館があります。

a0057402_10131079.pngなので、実際はどこの町でも見かけるフツーのアーケードのすぐ近くに、あの歴史ある「日本最古の温泉」の木造建物があるんですね。

もうちょっとどうにかならなかったもんか、建物と近すぎやしないかアーケード、と思うのだけれど、このアーケードは"道後ハイカラ通り"と言うんだそうです。

道後温泉本館では4つの入浴コースがあるので、せっかくなので迷わず「霊の湯 3階個室」料金¥1,550-に。

浴衣、貸タオル、入浴後のお茶と坊ちゃん団子付き、その他皇室専用の湯殿「又新殿」見学(通常¥250-)、漱石ゆかりの部屋「坊ちゃんの間」も見れます。入浴も「神の湯」「霊の湯」のどちらも入れるので湯あたり注意。但し、個室の時間制限は1時間20分なので、お風呂をハシゴしてるとそんなにお部屋でゆっくりというほどの時間はないかもです。

建物正面玄関右手のチケット売り場で「霊の湯 3階個室」を希望すると40分待ちとのこと。まぁ建物のまわりをぷらぷらと眺めるには丁度良い時間でもあったので40分待つことに。因みに、入場できるようになったらチケット売り場から名前を呼ばれるので、予定時間が近くなったら周辺で待ってなきゃなりません。というか、お客さんの入浴時間次第で早まる可能性もあるので、喫茶店で時間潰したりそうそう予定時間ギリギリまでふらふらとはしてられない感じです。

建物のぐるりはそれほど大きくないので、写真を撮ったり眺めたりして、後は入口正面で待機。着いたのが17:00頃だったので、陽も落ちてきて何気に寒い(笑)。

a0057402_11141503.png
ところで、建物のそこここに白鷺がいます。これは白鷺の伝説から。
なるほど。
"白鷺の伝説は、足に傷を負い苦しんでいた一羽の白鷺が岩間から噴出する温泉を見つけ、毎日飛んできてその中に足を浸していたところ、傷は完全に癒えてしまい、元気に飛び去ったというものです。これを見た人たちは大変不思議に思い、入浴してみると、爽快で疲労を回復することもでき、また、病人もいつのまにか全快したことから、盛んに利用されるようになりました。この鷺谷という場所は、今の道後温泉にほど近い地であったといわれ、後世の人たちがこの伝説を記念するために、鷺石という石をここに置きましたが、現在は道後温泉駅前の放生園に移され、保存されています。"
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これは正面左三層になった「神の湯」棟のてっぺんにある振鷺閣。中には太鼓が吊るさげられていて、朝夕6時と正午に刻太鼓がならされます。私も個室にいる時に夕方6時の太鼓の音を聞くことができました。ドン、ドン、ドンという太鼓の音、何だか時間の扉を開ける(もしくは閉める)ような不思議な感じ。

因みに、赤く映っているのは、振鷺閣が建てられた明治27年(1984年)当時、まだ珍しかった赤いギヤマンで窓を作ったものだそう。屋根の白鷺が闇に浮かび上がって幻想的。

建物の説明は、松山市HP「道後温泉本館の外観」をご参考に。

40分も待たないうちに呼ばれて案内されたお部屋がこちら。
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座卓にお茶と坊ちゃん団子が写っているので、実際にはお風呂に入って戻って来たところ。えー、ガラス窓があるわけでなく、外との境は障子のみなので割と寒いです(割とじゃないけど)。かと言って障子を閉めておくのももったいないので開けてみたけれど、入浴後は体ポカポカなのでまぁなんとか。でも入浴前にここで浴衣に着替える時はやや寒かった(ややじゃないけど)。
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肝心のお風呂、私が入ったのは霊の湯。お風呂の手前に居る案内係の方が、神の湯にも入れるのでハシゴしてのぼせないようにねーと言ってました。

洗い場のカランは7-8ヶ所ぐらいと湯船で、全体的に狭いので5-6人入ったら満員って感じですかね。湯船も小さいので3人でいいかなぁ、と。私が入った時は湯船に2-3人、洗い場に2-3人ってとこでした。このキャパだとガッツリと長湯する人がいたらお客さんがつかえてしまいそうだけれど、その辺りは混雑しないように上手く回してるんですかね。

湯船の入り口に段差があるのでそこに腰かけてズリッと身体を伸ばすと丁度良いのだけれど、段差がないところは半端に深いので中腰状態。お湯は熱めだったので、私は長くは入っていられず、出たり入ったり2回ほど浸かってさっさとおしまいにしちゃいました。でも体はポカポカです。

で、一応神の湯にも行ってみるかーと行ったのだけれど、こちらの方がちょっと広いんでしょうかね、脱衣所も霊の湯より広め、なので人も多い、そして賑やかで騒々しい(人たちがたまたまいたんでしょうね)。なので浴室も覗かずに止めてお部屋へ直行。
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係の人に部屋へ戻ったことを伝えると、坊ちゃん団子とお茶を持って来てくれます。朱色の天目台に鷺の絵が描かれた茶碗が可愛い。何でも天目台は輪島塗、茶碗は愛媛・砥部焼だそう。

部屋でゴロンとなる季節でもないので1時間ぐらいでしょうかねぇ。お部屋で着替えたら又新殿を見学。天井、襖、建具、欄間、コンパクトながらも絢爛豪華な造りで、もちろん入口も一般客が出入りするのとは違う東にある御成門。屋根瓦は、手前から竜、鳳凰、湯玉と、これでもかと3重に重なった豪華なもの。
a0057402_23532162.png何てったって皇室専用のお風呂ですから、浴槽は最高級の御影石。ちょっと冬場は冷たいのでは?などという心配は無用。そんな時は桧だったか木の板で囲うそう。

そして、入浴の際は素っ裸でザバザバと入ったりしないんですね、湯浴みをお召しになって、お付きの方がお湯を掛けて差し上げるそう。

まるで儀式。

そういえば、これだけ有名な温泉なので外国人観光客も多いです。私が入っていた時もアジア系の女の子2人と一緒でした。そしてもちろんお風呂の使い方は儀式系ではなくザバザバ系(笑)。人にかからないように、とか、次の人のために、とか、邪魔にならないように、とか、一切ありません。気持ちはわからないでもないけれど、狭い、仕切りもない洗い場で立ちっぱなしでシャワーはちょっとね。周りの人みんな浴びちゃうの、あなたのシャワーや石鹸の泡。

さて、温泉を後にする前にせっかくなので2階席を覗いてみます。
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広いですねぇ。
あら?遠くに見える床の間らしきところに絵が。
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あー、すっかり忘れていたんですが、画家の山口晃をメインアーチストに『道後アート2016』が開催されているんです。松山滞在は一晩だけなので、色々なアートを巡るのは無理かなぁ、でも1つや2つは見れたらいいな、と旅行の計画を立てている段階で思ったのすら忘れてました。
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↓こういうのとか、夜だったけどもうちょっと頑張ってちゃんと探して見てくればよかったなぁ。
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さて、それでも充分に道後温泉を堪能したのでホテルに帰ります。これがまだ第一日目だとは思えない、凄く凄く長い1日だったので休みたい、いや、ほんとに。
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こちらが道後温泉駅。駅の正面には(青空)足湯もあって、地元の女子高生と思われる制服姿の女の子たちが足を足湯につけながら「温泉入りてー」って言ってました(笑)。



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by sohla | 2017-03-12 10:21 | 国内の旅 | Comments(0)
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