2015年 04月 05日
ドゥダメルと子どもたち@サントリーホール
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「エル・システマ」というベネズエラの音楽教育で育ち、3年先の予定まで埋まっているというベネズエラの指揮者グスターボ・ドゥダメル、弱冠34歳。
先月末、ロサンゼルス・フィルハーモニックが音楽監督ドゥダメルに率いられ初の東京公演を行った際、ロサンゼルス・ユース・オーケストラ(YOLA)と相馬市の子どもたちと公開リハーサルが見れる(聴ける)というので行って来たサントリーホール。

普通の観客席とは反対に、ステージ後方の指揮者と対面するP席2階の最前列。クラッシック音楽としては音質など良くないのだろうけれど、ドゥダメル氏がどういう表情でどういう風にリハーサルを行うのか興味があった私としてはもってこい。
エル・システマジャパンと東日本大震災のこどもたち
音楽の力で、被災地の子どもを励ます男
英語はあまり上手くないんだと言いつつ、自ら歌いながら「歌うように~」と明るく楽しくパワフルに指揮するドゥダメル氏を前に、恐らく最初は緊張していたであろう子どもたちも、彼のエネルギーにグイグイと引き寄せられて、それぞれのパートや音が磨かれてまとまっていくんですね。
私、クラッシックの「ク」の字も知らなくて、指揮者の役割って何だろう?と思っていたクチなのだけれど、このドゥダメルと子どもたちのリハーサルを見ていたら、音の精度や質をコツコツと磨き上げて自分の音へと向かわせる求心力とパワーって凄いもんだな、と(単純)。
そうそう、オーケストラ後方の2階にはコーラスの子どもたちがスタンバイしていて、私たちはすぐ脇の席だったのだけれど、オープニングのコーラス「さくら さくら」もとても美しかった。
ベネズエラとは背景や状況が違うけれど、エル・システマジャパンのビジョンの通り、震災で大きな大きな被害を受けて、沢山の大切なものを失った子どもたちが、再び誇りと自信を持って人生を有意義に送ることができますように。

エル・システマジャパンfacebook
先月末、ロサンゼルス・フィルハーモニックが音楽監督ドゥダメルに率いられ初の東京公演を行った際、ロサンゼルス・ユース・オーケストラ(YOLA)と相馬市の子どもたちと公開リハーサルが見れる(聴ける)というので行って来たサントリーホール。


音楽の力で、被災地の子どもを励ます男
英語はあまり上手くないんだと言いつつ、自ら歌いながら「歌うように~」と明るく楽しくパワフルに指揮するドゥダメル氏を前に、恐らく最初は緊張していたであろう子どもたちも、彼のエネルギーにグイグイと引き寄せられて、それぞれのパートや音が磨かれてまとまっていくんですね。
私、クラッシックの「ク」の字も知らなくて、指揮者の役割って何だろう?と思っていたクチなのだけれど、このドゥダメルと子どもたちのリハーサルを見ていたら、音の精度や質をコツコツと磨き上げて自分の音へと向かわせる求心力とパワーって凄いもんだな、と(単純)。
ElSistema’s music activities inspire youth across borders - The Japan Times
Youngmusicians meet Gustavo Dudamel, up close and personal
YOLA in Japan:Tokyo->Fukushimaそうそう、オーケストラ後方の2階にはコーラスの子どもたちがスタンバイしていて、私たちはすぐ脇の席だったのだけれど、オープニングのコーラス「さくら さくら」もとても美しかった。
<エル・システマ>1975年、経済学者で音楽家のホセ・アントニオ・アヴレウ博士によって、貧しい家庭の子どもたちに管弦楽器を無償で提供し、演奏を学び合う中で健全な育成を目指す音楽教育プログラム「エル・システマ」が誕生。ベネズエラ国内で40万人近い子どもたちが参加、政府からの年間予算65億円規模の壮大なプログラムとなり、現在世界50ヵ国以上で展開されている。
数年前の映像だけれど、今回15名が参加したLAフィルの教育機関YOLAのリハーサルの様子がYoutubeにありました。そうそう、相馬の子どもたちとも、こうやってリハーサルしてました。うん、まさにこんな感じに。

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by sohla
| 2015-04-05 10:58
| みる・きく・かんがえる
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