2014年 09月 15日
和紙キャンドルガーデン -TOHOKU 2014- @東京ミッドタウン
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企画・運営は、多摩大学 村山貞幸ゼミ 日本大好きプロジェクト。「伝える」をテーマに、被災者にメッセージをしたためてもらい、和紙キャンドルにして3つのエリアに分けて展示。また、キャンドルに使われている和紙は、学生が一枚一枚心を込めて漉いたもので、全体で約4,300枚にのぼるそう。
今年で5回目の開催だそうです。3連休で時間の余裕があったのと、夕方の散歩をするには気持ちいい空気だったので、日が落ちてから足を運んでみました。
「元気にやっています」「支援ありがとう」「新しい家に住みたい」など等、本当に様々な言葉が灯されていて、暗がりの中で1つ1つ見ていると、いつのまにか心の中で言葉を返してしまいます。
時折、何も書かれていない和紙だけのキャンドルが置かれているところがあったんですが、これは原発の影響で立ち入り禁止となった福島県の5市町村の「七宝」で、いつかメッセージが書かれるようにと無地のままにしたそう。
中には、今の日本を憂うメッセージもありました。ちゃんと受け止めなければ。5年前と比べて、被災地の方々のメッセージも復興の兆しがみられるといいのだけれど。
芝生の感触と匂い、暗くて高い空、ジージーッという虫の鳴き声、闇にゆらゆらと瞬くキャンドル、和紙を通した優しい光…何だか懐かしいような、東北の人たちと話が出来たような、そんな感じがしました。
by sohla
| 2014-09-15 23:25
| 東京ココやソコ
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