2012年 10月 21日
あの場所、再生
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勤め先の会社は表参道に社員倶楽部というパーティなどが出来るホールと個室でお食事が出来る福利厚生施設を持っていて、今までは100%関係者しか利用出来なかったのを、有効利用と利益UPのためでしょうかね、レストランに業務委託して一部を一般の方々にも開放、一部を今まで通り社員倶楽部として利用出来るように改装したんです。
ココで書いた食事やお店の様子は、プレOPENにコース料理を試食する代わりにサービスやお料理など意見をフィードバックするという企画が社内掲示板に掲載されて、私の職場も当然(飲み物以外はタダですからー、笑)応募。応募者多数で抽選だったらしいのだけれど、めでたく当選して行って来た時のもの。
勤め出した始めの頃に1度だけそこでやった同僚の送別会で行ったことがあるのだけれど、びっくりするような駅至近の一等地で周りはまさに東京のお出掛けスポット。建物は1965年竣工で芦原義信氏の作だけれど、さすがにその辺りの近代的なお洒落ショップの中にあっては、一般の人が出入りする賑わいもない、見た目は開店休業のような建物だったこともあってか、レトロと言えば聞こえはいいけれど、ひっそりとして昭和の古さを感じる建物になってしまっていたんです。知らない人は「こんないい場所で、ここは何?会社の研修施設か?誰かのお宅か?」って思われていたんじゃないでしょうかね。
当時のお料理はすき焼としゃぶしゃぶのコースのみで、民宿の板さんとおかみさんが普段着に前掛けつけて食事の用意をしてくれるような、持込みOKの、"倶楽部"というにはお気楽過ぎる、「も、もうちょっと格好つけるなり、どうにかしたほうが・・・」なんて、その時は感じたんですが。
それがカフェ、ベーカリー、レストランが入り、水を湛えた中庭に半屋外のウェイティングバーと素敵な複合施設になってました。元々このレストランは西麻布で営業していたのを移転して再OPEN、なかなか評判の良いお店とのこと。正直、(主観だけれど)どちらかと言うとお洒落系ではない私の勤め先の従業員には少々敷居が高く、そのレストランの元々の客層とは何となく雰囲気もそぐわないような気もするのだけれども(笑)、ここのお料理を食べることが出来る社員施設というのは、やっぱり改装した甲斐があったなぁと。
逆に、既に評判が良いお店なのに、一部ではあっても社員施設を含んで営業するって差し障りはないのかな?迷惑掛けないかな?なんて心配になったりして。私は人気のお店とかエリアに疎いので、こういう機会でもないと訪れることがなかったお店だし、ほんの3時間程度を一般のお客様からは離れた個室で過ごしただけだけれど、何となく会社と会社として繋がりが出来たような、身内になったような、そんな感じがして、素敵なお店としてあの土地に根付いて欲しいなぁって思うのです。
働いているスタッフも自信を持って接客しているようで、かといって押し付けがましくも五月蝿くもなく、必要とあれば会話に入って気さくに色々なことをお話ししてくれたり、よくお客さまを見てるし聞いてるんですね。昔20代そこそこの時に行ったやっぱり青山のとあるレストランで(当時の私にとっては背伸びしたお店でスタッフも他のお客さんも大人だったのだけれど)、スタッフが生き生きと伸び伸びと、型にはまらずでもきっちりと、スタッフ自信が楽しんで自信と熱意を持ってお客さんと向き合っているのを感じて「あぁ、自分たちのお店がすきなんだろうな、いいお店だな~」と思ったことがあるのだけれど、今回も久し振りにそれに近いものを感じて「このスタッフの雰囲気は社風なのだろうな~」なんて感じました。
それにしてもご馳走様でした。
長い間、企業の持ち物としてひっそりと利用されていた場所が、新しく生まれ変わって知らない人たちで賑わうのを見るのは、私でもちょっと不思議な感じがしますね。再生って感じでしょうか。正式OPENは10/23だそうで、このカフェ、ベーカリー、レストランからなる一角はこれから色々と紹介されて話題になりそう。いや、元々評判もよく人気があるお店だそうなので今さら話題でもないけれど、個人的には福利厚生として利用するよりも、一般客としてアラカルトを2、3品を堪能しながらちょっとお酒を飲む方が、もっとこのお店の雰囲気も味わうことが出来そう(福利厚生で利用の場合は2階の個室となるので)。
あ、そう言えば。
あの日食べたマンチェゴとメンブリージョのタパスが美味し過ぎて、3ヶ月熟成ののひよっ子だけれど(笑)マンチェゴチーズを見かけたので買ってしまいました。感化されやすい私(笑)。
マルメロというカリンのような果実を砂糖煮にした羊羹状ジャム(ネットでスペイン羊羹と言ってる人がいて笑った)はネットで買うしかないみたいだけれど、それでも手に入れられないわけではなさそうなので、そちらも買って"なんちゃってマンチェゴ&メンブリージョ"をお家でつまんでみたいなと。
そう言えば、マンチェゴとデーツという組みあわせ、デーツをベーコンで巻いたタパスもネットのどこかで見たような。デ、デーツ!何だか私が好きなものって前菜とかツマミばっかりですねぇ(笑)。
ココで書いた食事やお店の様子は、プレOPENにコース料理を試食する代わりにサービスやお料理など意見をフィードバックするという企画が社内掲示板に掲載されて、私の職場も当然(飲み物以外はタダですからー、笑)応募。応募者多数で抽選だったらしいのだけれど、めでたく当選して行って来た時のもの。
勤め出した始めの頃に1度だけそこでやった同僚の送別会で行ったことがあるのだけれど、びっくりするような駅至近の一等地で周りはまさに東京のお出掛けスポット。建物は1965年竣工で芦原義信氏の作だけれど、さすがにその辺りの近代的なお洒落ショップの中にあっては、一般の人が出入りする賑わいもない、見た目は開店休業のような建物だったこともあってか、レトロと言えば聞こえはいいけれど、ひっそりとして昭和の古さを感じる建物になってしまっていたんです。知らない人は「こんないい場所で、ここは何?会社の研修施設か?誰かのお宅か?」って思われていたんじゃないでしょうかね。
当時のお料理はすき焼としゃぶしゃぶのコースのみで、民宿の板さんとおかみさんが普段着に前掛けつけて食事の用意をしてくれるような、持込みOKの、"倶楽部"というにはお気楽過ぎる、「も、もうちょっと格好つけるなり、どうにかしたほうが・・・」なんて、その時は感じたんですが。
それがカフェ、ベーカリー、レストランが入り、水を湛えた中庭に半屋外のウェイティングバーと素敵な複合施設になってました。元々このレストランは西麻布で営業していたのを移転して再OPEN、なかなか評判の良いお店とのこと。正直、(主観だけれど)どちらかと言うとお洒落系ではない私の勤め先の従業員には少々敷居が高く、そのレストランの元々の客層とは何となく雰囲気もそぐわないような気もするのだけれども(笑)、ここのお料理を食べることが出来る社員施設というのは、やっぱり改装した甲斐があったなぁと。
逆に、既に評判が良いお店なのに、一部ではあっても社員施設を含んで営業するって差し障りはないのかな?迷惑掛けないかな?なんて心配になったりして。私は人気のお店とかエリアに疎いので、こういう機会でもないと訪れることがなかったお店だし、ほんの3時間程度を一般のお客様からは離れた個室で過ごしただけだけれど、何となく会社と会社として繋がりが出来たような、身内になったような、そんな感じがして、素敵なお店としてあの土地に根付いて欲しいなぁって思うのです。
働いているスタッフも自信を持って接客しているようで、かといって押し付けがましくも五月蝿くもなく、必要とあれば会話に入って気さくに色々なことをお話ししてくれたり、よくお客さまを見てるし聞いてるんですね。昔20代そこそこの時に行ったやっぱり青山のとあるレストランで(当時の私にとっては背伸びしたお店でスタッフも他のお客さんも大人だったのだけれど)、スタッフが生き生きと伸び伸びと、型にはまらずでもきっちりと、スタッフ自信が楽しんで自信と熱意を持ってお客さんと向き合っているのを感じて「あぁ、自分たちのお店がすきなんだろうな、いいお店だな~」と思ったことがあるのだけれど、今回も久し振りにそれに近いものを感じて「このスタッフの雰囲気は社風なのだろうな~」なんて感じました。
それにしてもご馳走様でした。
長い間、企業の持ち物としてひっそりと利用されていた場所が、新しく生まれ変わって知らない人たちで賑わうのを見るのは、私でもちょっと不思議な感じがしますね。再生って感じでしょうか。正式OPENは10/23だそうで、このカフェ、ベーカリー、レストランからなる一角はこれから色々と紹介されて話題になりそう。いや、元々評判もよく人気があるお店だそうなので今さら話題でもないけれど、個人的には福利厚生として利用するよりも、一般客としてアラカルトを2、3品を堪能しながらちょっとお酒を飲む方が、もっとこのお店の雰囲気も味わうことが出来そう(福利厚生で利用の場合は2階の個室となるので)。
あ、そう言えば。
マルメロというカリンのような果実を砂糖煮にした羊羹状ジャム(ネットでスペイン羊羹と言ってる人がいて笑った)はネットで買うしかないみたいだけれど、それでも手に入れられないわけではなさそうなので、そちらも買って"なんちゃってマンチェゴ&メンブリージョ"をお家でつまんでみたいなと。
そう言えば、マンチェゴとデーツという組みあわせ、デーツをベーコンで巻いたタパスもネットのどこかで見たような。デ、デーツ!何だか私が好きなものって前菜とかツマミばっかりですねぇ(笑)。
by sohla
| 2012-10-21 22:35
| 東京ココやソコ
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