2012年 10月 21日
地中海の蝉
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CICADAはラテン語源の英語で蝉。地中海沿岸の地方では日本と同じようにセミは夏の象徴として大切にされているそうで、また、古代ギリシャでは不死や復活のシンボルとされていたそう。ネットでCICADAと検索すると蝉の画像が出てきてひぇっとなるんですけれど、そんな名前を持つレストランに行って来ました。2階が個室で総勢10人での利用です。
CICADA(シカダ)
さて、お料理は環地中海料理で9品(だったかな?)のコース。
その中で美味しい~とパクパク食べたのは、まずはレバノン料理やさんで食べて大好きなお馴染み「ひよこ豆のディップ"ハムス"」とフラットブレッド。う~ん、やっぱり好き。自家製のフラットブレッドも美味しくて、ベーカリーで売っていたら表参道まで買いに行ってもいいかも。
それからこの写真はお店のお料理とは違うけれど、「マンチェゴ(スペイン産羊乳チーズ)とカリンジャム(メンブリージョMEMBRILLO)、パンプキンシード」
ジャムといっても羊羹みたいな感じで、これとチーズが合わさって美味しいんです。お店ではバゲットにマンチェゴのスライス、メンブリージョのスライス、その上にパンブキンシードがぱらぱらと。この写真みたいに胡桃でもいいですねぇ。スペインではポピュラーな食べ方だそうで、本当に美味しい。
そして「モロッコ風スパイシークラブケーキ」。この鮮やかなグリーンのソースはコリアンダーソースで、レモンをちょっと絞って食べると更にいい感じ。スパイスが尖っていなくてレモンの酸味とバランスが取れていて、これも本当に美味しくて。
大皿で取り分けるので食べるたは一人当たり一口程度なのだけれど、元々、メインよりこういうちょっとしたちまちました前菜で満足してしまうお腹の私は、この後のハム、フェタチーズのグリークサラダ、エビのソテー、アスパラガスのグリル+ドライトマトとヘーゼルナッツのサルサあたり、コースの半分まで来たか?という段階でもうお腹一杯(笑)。と思っていると、ここでリゾットか?とシーフードで帆立のロースト&クリームリゾット、そしてさらにお肉。そして最後にデザート&飲み物も。
前も書いたように、スパイス、オリーブオイル、レモンが程よく混ざり合って飽きがこない地中海料理は大好き(イタリア料理は好きだけれど、どちらかと言うと北アフリカ側のもうちょっとエスニックなエリアの料理の方がより好き)なので、コースの中でも(前半の)そういったエリアの味を感じる上記のような料理を美味しー♪と食べていたので、後半のメインになるころには「いや、もーいいでしょ」という感じになっちゃいましたが(笑)、本当に美味しかった。次回行く機会があったら、コースではなくてお酒を少々飲みながらアラカルトで2、3品を堪能するのも良いのではないかと。
元々は西麻布・広尾で営業していて知る人ぞ知る大人のレストランと評判も良く人気のお店だったのをこの表参道へ移転、レストラン、カフェ、ベーカリーからなるこじんまりとした複合施設になったとのこと。以前からのお客さんは客層が変わって雰囲気も"大人”ではなくなってしまうのでは?と思う人もいるかもしれないですね。でも、照明を落とした落ち着いた雰囲気、水を湛えた中庭、半屋外のウェイティングバーと、少なくともディナー時間のお店の佇まいは居心地のよい大人の時間を過ごせる素敵な空間になっていましたよ。
移転再オープンということで、色々なものがまだ馴染んでいない感があるけれど、年月が経って建物もスタッフもお料理も雰囲気も、手垢がついて皺が寄って(笑)味のあるお店になるといいなーと期待。
********************
実は、今回このお店というか、この場所に出来たこのお店に行ったのは評判を聞いてふらっとというのではなく、今の勤め先の会社が持っている、それまで100%関係者しか利用出来なかった社員倶楽部を、一般のお客様にも開放しつつ、一部は今まで通り福利厚生として利用出来るように改修することになり、このレストランが運営OPENすることになったという経緯があるんです。そのことはコチラにも少し触れられているのですが。
私が今の会社で働き始めて数ヵ月後、異動する同僚の送別会でまだ前の社員倶楽部を利用したことがあるんですけれど、その場所が素敵なお店に変わっていて「あー変わったんだな」「これも時代の流れなのだろうな」などと。その辺りの福利厚生の利用者として思ったことはまた別の機会に。
CICADA(シカダ)
さて、お料理は環地中海料理で9品(だったかな?)のコース。
その中で美味しい~とパクパク食べたのは、まずはレバノン料理やさんで食べて大好きなお馴染み「ひよこ豆のディップ"ハムス"」とフラットブレッド。う~ん、やっぱり好き。自家製のフラットブレッドも美味しくて、ベーカリーで売っていたら表参道まで買いに行ってもいいかも。
それからこの写真はお店のお料理とは違うけれど、「マンチェゴ(スペイン産羊乳チーズ)とカリンジャム(メンブリージョMEMBRILLO)、パンプキンシード」
大皿で取り分けるので食べるたは一人当たり一口程度なのだけれど、元々、メインよりこういうちょっとしたちまちました前菜で満足してしまうお腹の私は、この後のハム、フェタチーズのグリークサラダ、エビのソテー、アスパラガスのグリル+ドライトマトとヘーゼルナッツのサルサあたり、コースの半分まで来たか?という段階でもうお腹一杯(笑)。と思っていると、ここでリゾットか?とシーフードで帆立のロースト&クリームリゾット、そしてさらにお肉。そして最後にデザート&飲み物も。
前も書いたように、スパイス、オリーブオイル、レモンが程よく混ざり合って飽きがこない地中海料理は大好き(イタリア料理は好きだけれど、どちらかと言うと北アフリカ側のもうちょっとエスニックなエリアの料理の方がより好き)なので、コースの中でも(前半の)そういったエリアの味を感じる上記のような料理を美味しー♪と食べていたので、後半のメインになるころには「いや、もーいいでしょ」という感じになっちゃいましたが(笑)、本当に美味しかった。次回行く機会があったら、コースではなくてお酒を少々飲みながらアラカルトで2、3品を堪能するのも良いのではないかと。
元々は西麻布・広尾で営業していて知る人ぞ知る大人のレストランと評判も良く人気のお店だったのをこの表参道へ移転、レストラン、カフェ、ベーカリーからなるこじんまりとした複合施設になったとのこと。以前からのお客さんは客層が変わって雰囲気も"大人”ではなくなってしまうのでは?と思う人もいるかもしれないですね。でも、照明を落とした落ち着いた雰囲気、水を湛えた中庭、半屋外のウェイティングバーと、少なくともディナー時間のお店の佇まいは居心地のよい大人の時間を過ごせる素敵な空間になっていましたよ。
移転再オープンということで、色々なものがまだ馴染んでいない感があるけれど、年月が経って建物もスタッフもお料理も雰囲気も、手垢がついて皺が寄って(笑)味のあるお店になるといいなーと期待。
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実は、今回このお店というか、この場所に出来たこのお店に行ったのは評判を聞いてふらっとというのではなく、今の勤め先の会社が持っている、それまで100%関係者しか利用出来なかった社員倶楽部を、一般のお客様にも開放しつつ、一部は今まで通り福利厚生として利用出来るように改修することになり、このレストランが運営OPENすることになったという経緯があるんです。そのことはコチラにも少し触れられているのですが。
私が今の会社で働き始めて数ヵ月後、異動する同僚の送別会でまだ前の社員倶楽部を利用したことがあるんですけれど、その場所が素敵なお店に変わっていて「あー変わったんだな」「これも時代の流れなのだろうな」などと。その辺りの福利厚生の利用者として思ったことはまた別の機会に。
by sohla
| 2012-10-21 10:17
| 東京ココやソコ
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