2010年 08月 23日
仮面舞踏劇プレンボン「ENOSHIMA」@江ノ島バリSUNSET2010
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昨日は江ノ島バリSUNSETを楽しんで来ました~。
第1部のバリ舞踊、第2部のカデ・スアルダナとアルティ・ファウンデーションによる来場者参加の「ケチャケチャ」、そして第3部は演奏やバロンの登場に続いて、江ノ島の伝説をバリ仮面舞踏劇プレンボンでアレンジした演目「ENOSHIMA」がこれ。
私のコンデジは近頃の携帯カメラ以下の画質なので画像は酷いものなんですけれど、弁財天の夫神である五頭龍神である老人と使者の掛け合いの部分、インドネシア語と日本語が混ざった掛け合いをちょっとだけ動画で撮って来てみました。
仮面舞踏劇プレンボン「ENOSHIMA」@江ノ島バリSUNSET2010
インドネシア語と日本語のバイリンガル対応(笑)、時には話しが噛合ってなさそうな変な間があるわ、相手の言ってることがわからなくてもアドリブで繋ぐわなのに、なのに(ガムラン演奏も含めて)全体としては妙に息がピッタリな雰囲気を醸し出している不思議な舞台(笑)。
お客さんの中にはインドネシア人の方や、インドネシア語がわかる方も割といたんじゃないでしょうかね。舞台に向かってインドネシア語で声が飛んでいたようだし、インドネシア語の台詞にすぐさまドッと反応したりと、客席もこれまた何となく不思議な空気だったりして(笑)。
現地で見るこういう台詞入りの舞台って、そもそも何を言ってるのか不明だし、わかったとしても恐らく馴染みのない物語って感じで、でも地元の観客たちは演者のちょっとした言葉や仕草にいとも簡単にドッと沸いてたりしてるんですよね。で、完全にローカルの笑いのツボの外にいる状態の私は、逆にそんな彼らが楽しむ様子を見て笑ってるくらいで、正直あんまり演目そのものを楽しんだってことがなかったような気が。
でも、これだけ日本語が入っていると随分と違うもんですね。生演奏付きの大衆芸能って楽しいもんだと初めて感じちゃいました。あちらで地元の人たちがちょっとした言葉や仕草にいとも簡単にドッと沸いていた気持ちがわかったような(笑)。子供も若者もお父さんもお母さんもオジさんもオバさんも、お客さんがヤジや掛け声を飛ばしながらも積極的に笑って楽しんでるって感じがいいなぁ・・・と。
江ノ島にちなんだ物語は、いまいちすっきりとは良くわからなかったけれど気にゃ~しません。臨場感や一体感が大事ですから(笑)。
暑い暑い1日の終わりに、風そよぐ屋外で「え~っ」とか「わからなーぃ!」とか舞台の役者に反応してツッコミながら、ごくごく単純な芸能(コテコテとも言うか、笑)にギャハハーッ、ワハハーッと笑いながらひと時を過ごすなんて、何と人間的で最高なんでしょ。それもガムランの生演奏付きだし。こういう時間と空間が、バリみたいとまではいかなくても、もうちょっと私たちの日常の中に当たり前にあると心も柔らかくなると思うんですけれどもね。
この演目はバロンも出てくるし、綺麗なお姉さんの踊りもあるんですけれど、それはまた次にでも写真で紹介出来るかな。まずは、この日本語&インドネシア語のチャンプル部分だけでした(笑)。
第1部のバリ舞踊、第2部のカデ・スアルダナとアルティ・ファウンデーションによる来場者参加の「ケチャケチャ」、そして第3部は演奏やバロンの登場に続いて、江ノ島の伝説をバリ仮面舞踏劇プレンボンでアレンジした演目「ENOSHIMA」がこれ。
私のコンデジは近頃の携帯カメラ以下の画質なので画像は酷いものなんですけれど、弁財天の夫神である五頭龍神である老人と使者の掛け合いの部分、インドネシア語と日本語が混ざった掛け合いをちょっとだけ動画で撮って来てみました。
インドネシア語と日本語のバイリンガル対応(笑)、時には話しが噛合ってなさそうな変な間があるわ、相手の言ってることがわからなくてもアドリブで繋ぐわなのに、なのに(ガムラン演奏も含めて)全体としては妙に息がピッタリな雰囲気を醸し出している不思議な舞台(笑)。
お客さんの中にはインドネシア人の方や、インドネシア語がわかる方も割といたんじゃないでしょうかね。舞台に向かってインドネシア語で声が飛んでいたようだし、インドネシア語の台詞にすぐさまドッと反応したりと、客席もこれまた何となく不思議な空気だったりして(笑)。
現地で見るこういう台詞入りの舞台って、そもそも何を言ってるのか不明だし、わかったとしても恐らく馴染みのない物語って感じで、でも地元の観客たちは演者のちょっとした言葉や仕草にいとも簡単にドッと沸いてたりしてるんですよね。で、完全にローカルの笑いのツボの外にいる状態の私は、逆にそんな彼らが楽しむ様子を見て笑ってるくらいで、正直あんまり演目そのものを楽しんだってことがなかったような気が。
でも、これだけ日本語が入っていると随分と違うもんですね。生演奏付きの大衆芸能って楽しいもんだと初めて感じちゃいました。あちらで地元の人たちがちょっとした言葉や仕草にいとも簡単にドッと沸いていた気持ちがわかったような(笑)。子供も若者もお父さんもお母さんもオジさんもオバさんも、お客さんがヤジや掛け声を飛ばしながらも積極的に笑って楽しんでるって感じがいいなぁ・・・と。
江ノ島にちなんだ物語は、いまいちすっきりとは良くわからなかったけれど気にゃ~しません。臨場感や一体感が大事ですから(笑)。
暑い暑い1日の終わりに、風そよぐ屋外で「え~っ」とか「わからなーぃ!」とか舞台の役者に反応してツッコミながら、ごくごく単純な芸能(コテコテとも言うか、笑)にギャハハーッ、ワハハーッと笑いながらひと時を過ごすなんて、何と人間的で最高なんでしょ。それもガムランの生演奏付きだし。こういう時間と空間が、バリみたいとまではいかなくても、もうちょっと私たちの日常の中に当たり前にあると心も柔らかくなると思うんですけれどもね。
この演目はバロンも出てくるし、綺麗なお姉さんの踊りもあるんですけれど、それはまた次にでも写真で紹介出来るかな。まずは、この日本語&インドネシア語のチャンプル部分だけでした(笑)。
by sohla
| 2010-08-23 22:45
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Comments(2)
Commented
by
Sari
at 2010-08-24 01:17
x
貴重な映像でございます~!
YouTubeにアップして欲しい^^
江ノ島なんだからTVKで放送してくれればいいのに・・・
なんかなつかしいです。
バリでこんな形のを見たことがありますが、地ベタに折りたたみ椅子で
周囲に布を張り巡らせただけの簡易舞台でした。
場所もどこだったか(笑
衣装は同じですが(TVでもこんな中継の場合同じ衣装ですよね、掛け合いの演目ってみんなこんなの?)仮面はなしでした。
バリ語ですので、(いやインドネシア語でも・汗)内容は全く分かりませんでしたが、
身振り手振りで政治や役人、警官などを風刺しているのが分かり、観客が合いの手を入れたり、ドドッと沸いたりして楽しかったです。
布で仕切られているとは言え、夜空の元でいい思い出です。
江ノ島はもっと雰囲気が良かったでしょうね^o^v
YouTubeにアップして欲しい^^
江ノ島なんだからTVKで放送してくれればいいのに・・・
なんかなつかしいです。
バリでこんな形のを見たことがありますが、地ベタに折りたたみ椅子で
周囲に布を張り巡らせただけの簡易舞台でした。
場所もどこだったか(笑
衣装は同じですが(TVでもこんな中継の場合同じ衣装ですよね、掛け合いの演目ってみんなこんなの?)仮面はなしでした。
バリ語ですので、(いやインドネシア語でも・汗)内容は全く分かりませんでしたが、
身振り手振りで政治や役人、警官などを風刺しているのが分かり、観客が合いの手を入れたり、ドドッと沸いたりして楽しかったです。
布で仕切られているとは言え、夜空の元でいい思い出です。
江ノ島はもっと雰囲気が良かったでしょうね^o^v
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by
sohla at 2010-08-24 18:30
Sariさん、
YouTubeに、どなたかがバロンやお姉さんが登場する部分も撮ってある合計3編が途切れてますけどUPされてます。私は掛け合いのところが日本での舞台らしいかな~と思って、そこだけちょっと撮ってみました。
バリだけではなく、あちらは政治や世相を風刺している伝統舞踊+大衆芸能みたいなのがまだ地域に残っているのでしょうね。もう若い人は余り興味はないかもしれないけれど、それでもやっぱり人気なんじゃないでしょうかね。こういう風に娯楽を楽しめる生活と時間と空間が羨ましいですよね。
こういう芸能はやっぱりピカピカの屋内ホールで席に着いてかしこまって見るのじゃダメですよね。屋外か屋根はあってもどこからでも誰でも客が参加出来る敷居の低さで、ダラッとしながら物売りの子供やオバちゃんでも回って来るような感じじゃないと(笑)。
YouTubeに、どなたかがバロンやお姉さんが登場する部分も撮ってある合計3編が途切れてますけどUPされてます。私は掛け合いのところが日本での舞台らしいかな~と思って、そこだけちょっと撮ってみました。
バリだけではなく、あちらは政治や世相を風刺している伝統舞踊+大衆芸能みたいなのがまだ地域に残っているのでしょうね。もう若い人は余り興味はないかもしれないけれど、それでもやっぱり人気なんじゃないでしょうかね。こういう風に娯楽を楽しめる生活と時間と空間が羨ましいですよね。
こういう芸能はやっぱりピカピカの屋内ホールで席に着いてかしこまって見るのじゃダメですよね。屋外か屋根はあってもどこからでも誰でも客が参加出来る敷居の低さで、ダラッとしながら物売りの子供やオバちゃんでも回って来るような感じじゃないと(笑)。