2010年 06月 10日
大哺乳類展-陸のなかまたち- @上野・国立科学博物館
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今週末の6/13日で終了してしまう、大哺乳類展-陸のなかまたち- @上野・国立科学博物館へ一昨日行って来ました。平日の昼前に行ったんですけれど、入場待ちはなかったけれど中はそこそこ混んでました。
もー、凄く楽しい!面白い!!
それにしても、ワトソン・トシノリ・ヨシモト(1909~2004)さんの剥製コレクションは驚きですね。国立科学博物館にはく製や詳細な記録資料を寄贈した、こういう方がいらっしゃったことも全然知らなかったです。
動物の顔つきも穏やかで、姿形がとても美しいんです。その動物の生涯のベスト(もしかしたらそれ以上?)の状態なんだろうな~、剥製を作った人の愛情なんんだろうか・・・何て思いながら興味津々で見てました。う~ん、本当に美しー!
いやん、コビトカバやカークディクディクもいたー!これ、
「今日も客が多かったよね」とか、
「ふぅ、同じ姿勢は疲れるのよね、トントン(肩を叩く)」とか、
「骨格で俺のことわかったかな?」とか、
閉館したら絶対動物たちが話したり動きまわったりしてるに違いないと思います(笑)。それほど、一瞬動きを止めただけ?という様な生き生きした感じ。
いや~、これだけ美しいなら、お金持ちがお好みの剥製を自分の家に飾る気持ちもちょっとわかる気がするなぁ、なんて。
うひょー、楽しー!
トナカイの角を触れるようになっていたり、色々な動物の毛皮も触れるようになってます。トナカイの角はビロードみたいに短い毛で覆われていて、スリスリ、スリ・・・スリスリスリと撫でてしまいました。ゾウの鼻のホルマリン浸けというのが展示されていて、当然だけれども根元の切断面までちゃんと穴2つ・・・などと見てましたけど、ちょっとグロテスク・・・。
子供が親の尾っぽの付け根に噛み付いて、親子で連なってまとまる「キャラバン行動」の骨格標本に思わずニンマリ。バリ島で観たサーカスで、前のゾウの尻尾を後ろのゾウの鼻がクルンとつかみ、そうやって縦列で歩いていたのを思い出してしまったけれど、それはちょっと違うか(笑)。吹けば飛ぶような小さい動物の骨もちゃんと組み立ててあって凄い技。
バッファローとトナカイの大きさに、えーびっくり。大きいにもほどがあるって感じで、想像以上です。
もっこり毛皮で覆われたアメリカンバイソンの頭部の大きさと不恰好(失礼!)な雰囲気は、何だか恐ろしくて写真を断念(笑)。こんな巨大な動物を飼育したり狩猟したりするには、やっぱりアジア人の小さな体じゃ手に負えないよなぁ、欧米人みたいにデカくないとなどと思ったり。と言うか、やっぱりライオンみたいに肉を食って狩猟や闘争の血がフツフツしてる人たちが好みそうな(笑)。
説明が書いてあるところなどは人が進まず、例のように飛ばしたり戻ったりして見ていたんですけれど、それでもいつもよりはじっくり見ていた私。これ、じっくり見たり余計なことを夢想(笑)してると結構時間が掛りますね。もう1回行ってもいいかなぁ・・・。
何か、
やっぱり、
今にも動き出しそうで、
みんな優しい顔つき(笑)。
今年はシートンの生誕150周年ということで、シートンが描いた動物の絵やスケッチがパネルになり、その関連動物の剥製が置かれ、映像も見れて読む・見る・聞くで本をめくっている感じ。
動物たちの暮らしや行動のイラストと言うか挿絵が、何とも言えず愛情があって可愛いー。
私は小さい頃、図鑑とかこういう本に熱中したタイプじゃなかったので、今さら「シートン動物記」を読んでみたいな~と思った次第。
社会科見学か何かで随分と学生さんが団体で来たり子供も多かったけれど、私も小学校とか中学校の時にこういう博物館に来ていたら、かな~り興味を持って勉強したかもなぁ・・・なんて思ったのです。残念ながら博物館とか美術館とか、昔こういう展示を子供が見る機会があったのかなかったのかわからないですけれど、私は子供の頃に触れた記憶が全くなくて。
上野動物園にいたジャイアントパンダのリンリンの骨格だそうです。
剥製の最初のところにコビトカバとオカピと三大珍獣として並んでいたパンダもリンリン。そうか、骨は骨格標本に、毛皮は剥製にとなるわけですね。
ガラスケースに展示されているのではないのと、照明の感じと圧倒される数と表情のせいでしょうかね、いや~いいです。ウハウハしちゃいます(笑)。もう一度見たいな~というより、この後常設展へ行って、時間がなかったので日本館だけを見たんですが、そっちももー面白くて面白くて。
あれ、常設もじっくり見るとなると相当時間が掛りますね。だって、展示の内容はもちろん、展示方法やその技術が面白いんですもん(笑)。人生を通して文系もしくは美術系だった私、(自然?)科学博物館がこんなに面白いものだとは思ってもおらず、この年にして初めて「あぁ、もっと科学に興味を示しておけばよかったー、人生が変わってたかもー」なんて思いましたよ。
常設展のことはまたあらためて後ほど。
もー、凄く楽しい!面白い!!
それにしても、ワトソン・トシノリ・ヨシモト(1909~2004)さんの剥製コレクションは驚きですね。国立科学博物館にはく製や詳細な記録資料を寄贈した、こういう方がいらっしゃったことも全然知らなかったです。
動物の顔つきも穏やかで、姿形がとても美しいんです。その動物の生涯のベスト(もしかしたらそれ以上?)の状態なんだろうな~、剥製を作った人の愛情なんんだろうか・・・何て思いながら興味津々で見てました。う~ん、本当に美しー!
いやん、コビトカバやカークディクディクもいたー!これ、
「今日も客が多かったよね」とか、
「ふぅ、同じ姿勢は疲れるのよね、トントン(肩を叩く)」とか、
「骨格で俺のことわかったかな?」とか、
閉館したら絶対動物たちが話したり動きまわったりしてるに違いないと思います(笑)。それほど、一瞬動きを止めただけ?という様な生き生きした感じ。
いや~、これだけ美しいなら、お金持ちがお好みの剥製を自分の家に飾る気持ちもちょっとわかる気がするなぁ、なんて。
うひょー、楽しー!
トナカイの角を触れるようになっていたり、色々な動物の毛皮も触れるようになってます。トナカイの角はビロードみたいに短い毛で覆われていて、スリスリ、スリ・・・スリスリスリと撫でてしまいました。ゾウの鼻のホルマリン浸けというのが展示されていて、当然だけれども根元の切断面までちゃんと穴2つ・・・などと見てましたけど、ちょっとグロテスク・・・。
バッファローとトナカイの大きさに、えーびっくり。大きいにもほどがあるって感じで、想像以上です。
もっこり毛皮で覆われたアメリカンバイソンの頭部の大きさと不恰好(失礼!)な雰囲気は、何だか恐ろしくて写真を断念(笑)。こんな巨大な動物を飼育したり狩猟したりするには、やっぱりアジア人の小さな体じゃ手に負えないよなぁ、欧米人みたいにデカくないとなどと思ったり。と言うか、やっぱりライオンみたいに肉を食って狩猟や闘争の血がフツフツしてる人たちが好みそうな(笑)。
説明が書いてあるところなどは人が進まず、例のように飛ばしたり戻ったりして見ていたんですけれど、それでもいつもよりはじっくり見ていた私。これ、じっくり見たり余計なことを夢想(笑)してると結構時間が掛りますね。もう1回行ってもいいかなぁ・・・。
今年はシートンの生誕150周年ということで、シートンが描いた動物の絵やスケッチがパネルになり、その関連動物の剥製が置かれ、映像も見れて読む・見る・聞くで本をめくっている感じ。
動物たちの暮らしや行動のイラストと言うか挿絵が、何とも言えず愛情があって可愛いー。
私は小さい頃、図鑑とかこういう本に熱中したタイプじゃなかったので、今さら「シートン動物記」を読んでみたいな~と思った次第。
社会科見学か何かで随分と学生さんが団体で来たり子供も多かったけれど、私も小学校とか中学校の時にこういう博物館に来ていたら、かな~り興味を持って勉強したかもなぁ・・・なんて思ったのです。残念ながら博物館とか美術館とか、昔こういう展示を子供が見る機会があったのかなかったのかわからないですけれど、私は子供の頃に触れた記憶が全くなくて。
上野動物園にいたジャイアントパンダのリンリンの骨格だそうです。
剥製の最初のところにコビトカバとオカピと三大珍獣として並んでいたパンダもリンリン。そうか、骨は骨格標本に、毛皮は剥製にとなるわけですね。
ガラスケースに展示されているのではないのと、照明の感じと圧倒される数と表情のせいでしょうかね、いや~いいです。ウハウハしちゃいます(笑)。もう一度見たいな~というより、この後常設展へ行って、時間がなかったので日本館だけを見たんですが、そっちももー面白くて面白くて。
あれ、常設もじっくり見るとなると相当時間が掛りますね。だって、展示の内容はもちろん、展示方法やその技術が面白いんですもん(笑)。人生を通して文系もしくは美術系だった私、(自然?)科学博物館がこんなに面白いものだとは思ってもおらず、この年にして初めて「あぁ、もっと科学に興味を示しておけばよかったー、人生が変わってたかもー」なんて思いましたよ。
常設展のことはまたあらためて後ほど。
by sohla
| 2010-06-10 09:59
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