2010年 04月 30日
ポンペイ展@横浜美術館
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今日は横浜美術館で開催されているポンペイ展へ。
ランドマークタワーが出来たのが17年ぐらい前みたいなので、出来た頃に1度チョロッと立ち寄ったのと、5、6年ぐらい前に同僚の結婚式に行くのに待ち合わせしたのと、その他に1回ぐらいしか桜木町に降り立ったことはない気が(笑)。実家は調布というか三鷹寄りの世田谷の奥地だったし、今でも電車1本15-20分飛び乗ってちょっと行って帰って来るってわけにはいかないので、なかなか横浜方面へ出て行くことがないのですよね~。でもついでがあったのもあって行ってみました。
横浜市営地下鉄の桜木町駅で途中下車して行ったせいもあってか、横浜美術館まで「結構歩くなー、天気が良くてよかった・・・」などと思いながら歩く歩道をガシガシと歩いて行ったのだけれど、もしかしてシャトルバスとか近辺の主要施設を巡るバスとか出てるのかなぁ。ちょっと「歩いたわ」って感じがしたんですけれど、知らない場所だから離れてる感じがしたのかな。いや、私の体力が落ちたってのも(笑)。
展示の方はというと、今回はポンペイの人々の暮らしぶりがわかるような展覧会ということで、(富裕層の)住宅に作られた中庭や庭園に置かれた彫像や水盤、応接間や食堂の調度品、生活用具、皿や杯などの銀食器、壁を飾ったフレスコ画、床を飾ったモザイク、祭壇に祀られた小さな神像・・・etc.を見ることが出来ます。
再現CGを見ると、木々を植えて噴水や水路をめぐらした中庭、その周りには柱が並ぶ周廊があって、その周りに部屋が並ぶ・・・気候が温暖な国々にある「今」もありそうな住居ですよね。建物のスケールもわりとこじんまりして見えたので、ポンペイの人たちは余り大柄じゃなかったのか(人の彫像は大きいんですけれどね)、富裕層の住宅と言ってもドカーンと大きな建物ではなかったのか、何だかちょっと親近感が(笑)。色々なモノやフレスコ画や、そこに描かれているモチーフの大きさなどから受けた印象で、実際はどうなのか知らないのですけれども。
でもちょっと・・・美術館が大きい(天井が高くてゆったししてる?)からか、展示品が少なく感じますねぇ。フレスコ画も教会の天井画みたいな壮大なものではなくて、住宅や店を飾っていたものというこだからか、一部だからなのか、多少大きいものもあるけれど小ぶりのサイズが多い感じで、それも緻密ではなくて「ササッと描いた?」みたいなものもあったりして(笑)。ま、そういうのも何となく気が抜けていいんです。展示のボリュームが少ないと感じたのは装飾品など細かいものも多かったからでしょうかね。
フレスコのポンペイ・レッドは本当に綺麗。思ったよりも艶があるんですね。朱色というかトマト色というか、イズニックタイルの赤を思い出しました。もし現地に観光へ行ったら、私は絶対このポンペイ・レッドをしたモノを何か買って来たいなぁ(って、いつ行けるんだか)。
ふむ、こうやって細かい色々なものをから当時の人々の生活を垣間見るのもあれこれ想像したり感心したりして楽しいけれど、やっぱり実際に町に佇むと面白いでしょうね。2000年前に全て灰に埋まった町が、色々な条件も重なって、またその瞬間のまま発掘されて、今も、これからも残っていくなんて本当に奇跡。
ランドマークタワーが出来たのが17年ぐらい前みたいなので、出来た頃に1度チョロッと立ち寄ったのと、5、6年ぐらい前に同僚の結婚式に行くのに待ち合わせしたのと、その他に1回ぐらいしか桜木町に降り立ったことはない気が(笑)。実家は調布というか三鷹寄りの世田谷の奥地だったし、今でも電車1本15-20分飛び乗ってちょっと行って帰って来るってわけにはいかないので、なかなか横浜方面へ出て行くことがないのですよね~。でもついでがあったのもあって行ってみました。
横浜市営地下鉄の桜木町駅で途中下車して行ったせいもあってか、横浜美術館まで「結構歩くなー、天気が良くてよかった・・・」などと思いながら歩く歩道をガシガシと歩いて行ったのだけれど、もしかしてシャトルバスとか近辺の主要施設を巡るバスとか出てるのかなぁ。ちょっと「歩いたわ」って感じがしたんですけれど、知らない場所だから離れてる感じがしたのかな。いや、私の体力が落ちたってのも(笑)。
展示の方はというと、今回はポンペイの人々の暮らしぶりがわかるような展覧会ということで、(富裕層の)住宅に作られた中庭や庭園に置かれた彫像や水盤、応接間や食堂の調度品、生活用具、皿や杯などの銀食器、壁を飾ったフレスコ画、床を飾ったモザイク、祭壇に祀られた小さな神像・・・etc.を見ることが出来ます。
再現CGを見ると、木々を植えて噴水や水路をめぐらした中庭、その周りには柱が並ぶ周廊があって、その周りに部屋が並ぶ・・・気候が温暖な国々にある「今」もありそうな住居ですよね。建物のスケールもわりとこじんまりして見えたので、ポンペイの人たちは余り大柄じゃなかったのか(人の彫像は大きいんですけれどね)、富裕層の住宅と言ってもドカーンと大きな建物ではなかったのか、何だかちょっと親近感が(笑)。色々なモノやフレスコ画や、そこに描かれているモチーフの大きさなどから受けた印象で、実際はどうなのか知らないのですけれども。
でもちょっと・・・美術館が大きい(天井が高くてゆったししてる?)からか、展示品が少なく感じますねぇ。フレスコ画も教会の天井画みたいな壮大なものではなくて、住宅や店を飾っていたものというこだからか、一部だからなのか、多少大きいものもあるけれど小ぶりのサイズが多い感じで、それも緻密ではなくて「ササッと描いた?」みたいなものもあったりして(笑)。ま、そういうのも何となく気が抜けていいんです。展示のボリュームが少ないと感じたのは装飾品など細かいものも多かったからでしょうかね。
フレスコのポンペイ・レッドは本当に綺麗。思ったよりも艶があるんですね。朱色というかトマト色というか、イズニックタイルの赤を思い出しました。もし現地に観光へ行ったら、私は絶対このポンペイ・レッドをしたモノを何か買って来たいなぁ(って、いつ行けるんだか)。
ふむ、こうやって細かい色々なものをから当時の人々の生活を垣間見るのもあれこれ想像したり感心したりして楽しいけれど、やっぱり実際に町に佇むと面白いでしょうね。2000年前に全て灰に埋まった町が、色々な条件も重なって、またその瞬間のまま発掘されて、今も、これからも残っていくなんて本当に奇跡。
by sohla
| 2010-04-30 23:28
| みる・きく・かんがえる
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Comments(4)
私も何かついでがないかな(笑
代わりといってはなんですが、先日柏のタカシマヤで川瀬巴水展を見てきました。
良かったですよ^^
代わりといってはなんですが、先日柏のタカシマヤで川瀬巴水展を見てきました。
良かったですよ^^
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sohla at 2010-05-01 21:35
川瀬巴水・・・フムフム、昭和の広重とか新版画と言うんですか。気が遠くなるほど手の込んだ作業だと思うんですけれど綺麗ですね~。
柏・・・う~ん、千葉方面は横浜方面よりさらに馴染みがないかも。今度はそっち方面に何かついでがないかしら(笑)。
柏・・・う~ん、千葉方面は横浜方面よりさらに馴染みがないかも。今度はそっち方面に何かついでがないかしら(笑)。
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Sari
at 2010-05-01 23:44
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sohla at 2010-05-02 10:35
東金とはどこぞや・・・なるほど。柏や横浜よりさらに遠い。でも1泊はちょっとねぇ。
そう言えば、ちっさい頃に千葉には潮干狩りに行ったのを思いだしましたよ。もー40年?も前の話しですが(笑)。その時来て行った服も覚えてます(笑)。
横浜はウチからだと何とか行って帰ってこれるけれど、江ノ島・鎌倉あたりまで行くと泊まるのもいいんじゃない?って思うのですよね~。こうやって年を取ると行動範囲が少しずつ狭くなっていくのかしら・・・(今でも充分狭いのだけれど、笑)。
そう言えば、ちっさい頃に千葉には潮干狩りに行ったのを思いだしましたよ。もー40年?も前の話しですが(笑)。その時来て行った服も覚えてます(笑)。
横浜はウチからだと何とか行って帰ってこれるけれど、江ノ島・鎌倉あたりまで行くと泊まるのもいいんじゃない?って思うのですよね~。こうやって年を取ると行動範囲が少しずつ狭くなっていくのかしら・・・(今でも充分狭いのだけれど、笑)。