2006年 05月 01日
デンパサール市内のホテル
|
デンパサールはバリ島の州都。バリの他のエリアは比較的バリ・ヒンドゥ教を信仰する生粋のバリ人が多数を占めるのに対して、ここはキリスト教を信仰する人、仏教を信仰する人、そしてモスリム、中国系バリ人もグンと増えます。それからバリ島外から来た人達も。観光客は大抵他のエリアに滞在するので、デンパサール市内を見るとしても市場や博物館を見てササッと通り過ぎていくだけ。観光地と言うよりローカルの人達の普通の生活の場、って感じです。
でも、観光やビジネスなどでバリにやって来る"バリ島以外のインドネシア人"が滞在するのはこのデンパサールが多いです。そりゃ、外国人観光客が宿泊するビーチなどのホテルには高くて泊まれないですよね。なのでデンパサールには外国人観光客が耐え得る(笑)ホテルは数える程、その他のピンからキリまで沢山あるホテルはインドネシア人向け、そしてサービスや設備も当然彼ら向けのレベル。ホテルというより"コス"(アパート)みたいな感じのものも。
私が今回泊まったのは「Puri Kedaton Hotel」。Jl.Hayam Wurukをクレネン(Kereneng)から徒歩7、8分ほど東に行ったところ。
ローカルにとっては多分まぁまぁいいホテル、外国人観光客にとっては・・・"下の上"ですか(笑)。ご覧の通りプール付きですけれど、ここで泳ぐのはジャワ島などから来た修学旅行の高校生くらいなもんです。だって、見るからに水が綺麗じゃないんですもん。第一循環させたり浄水してないし、枯れ葉とか浮いてる(沈んでる)し。ウブドで会ったドライバー・ワヤンさんは、このプールを遠目で見るなり「汚いね、この水」って(笑)。「このプールはね、ただ"プール付きホテル"ってアピールするだけのものなの。泳ぐ為じゃないの、きっと」と、私。
スタッフは恐らく英語は多少出来るんでしょうけれど、デフォルトはインドネシア語(笑)。私は見るからに"外国人"なのにそれでも英語じゃなかったです。多分英語だけしか話せない客は殆ど滞在しないので、言語の「英語スイッチ」が直ぐには作動しない感じなんでしょうね。友達に「ここって英語が余り通じないみたいね」と話をすると、私宛に電話をして来た時、「試しにHello-!って英語で用件を言ってみたらね、ビックリしてインドネシア語で返事が返ってきたよ。やっぱり英語は通じないみたいだね」って言ってました。そんなぁ、試さなくっても(笑)。
これが"素敵な"プールに面した1Fのファースト・クラス・ルーム。えっと、何だか誤解を招く名前の付け方なんですけれど、スタンダート・スーペリア・デラックスで言うとスーペリア。でも見た目はスタンダートと大差なし、やっぱりコス(アパート)風です(笑)。一応AC,ホットシャワー付き。
写真にあるピッチャーとグラス。チェックインした時には既に部屋の前に置いてあったんですけれど、「これ、いつから置いてあるんだろうか?」って、まず疑いましたねぇ(笑)。この後数泊して下した判断は、「チェックアウトしない限り、ピッチャーに水が残ってる限り、この水は替えてない」ですね(笑)。当然ペットボトルの水を常備。でも、それを切らした時は"旅行用湯沸し器"で沸かせば多分OKと、1回だけこのピッチャーの水を沸かして飲んでみたんですけれどお腹は壊さなかったです。多分汚い水とかではないんですよね、ただ新鮮さが不足している・・・(笑)。
それにそのテーブル。変なところに四角や丸い穴が開いてます。これはベッド・サイド・テーブルのスイッチやら時計やらが付いていない状態の箱だけ(笑)。ええ、ここはホテルですとも。
他にも突っ込みどころ満載で、真剣にホテルを変えようかと考えた夜もあったんですけれど、まぁまぁスタッフは悪い人達じゃないし、絶えられない程汚いわけじゃなし、タナ・トラジャ行きの前2泊、後2泊の4泊を予定通り滞在。ウブドのホテルと比べるとサービスも設備も雲泥の差なんですけれど、「これぞデンパサール!」と体感するにはこういうホテルでないと!
あ、ホテルの名誉の為に言っておくと、愛想が無いとか、怪しいとか、スタッフの教育が全くなってないとか、メチャクチャ居心地が悪い、とか言うことでは全然ないです。殆どのデンパサールのホテルはローカル向けの基準で充分だと思うので。他のリゾートエリアのホテルの様なものを期待するのは酷ってもの。バリは価格でも施設でも観光客用とローカル用の2つがハッキリ分かれていると思うんですけれど、まぁ、このホテルはその中間のもちょっとローカル寄りみたいな感じだと思います。
でも、観光やビジネスなどでバリにやって来る"バリ島以外のインドネシア人"が滞在するのはこのデンパサールが多いです。そりゃ、外国人観光客が宿泊するビーチなどのホテルには高くて泊まれないですよね。なのでデンパサールには外国人観光客が耐え得る(笑)ホテルは数える程、その他のピンからキリまで沢山あるホテルはインドネシア人向け、そしてサービスや設備も当然彼ら向けのレベル。ホテルというより"コス"(アパート)みたいな感じのものも。
私が今回泊まったのは「Puri Kedaton Hotel」。Jl.Hayam Wurukをクレネン(Kereneng)から徒歩7、8分ほど東に行ったところ。
ローカルにとっては多分まぁまぁいいホテル、外国人観光客にとっては・・・"下の上"ですか(笑)。ご覧の通りプール付きですけれど、ここで泳ぐのはジャワ島などから来た修学旅行の高校生くらいなもんです。だって、見るからに水が綺麗じゃないんですもん。第一循環させたり浄水してないし、枯れ葉とか浮いてる(沈んでる)し。ウブドで会ったドライバー・ワヤンさんは、このプールを遠目で見るなり「汚いね、この水」って(笑)。「このプールはね、ただ"プール付きホテル"ってアピールするだけのものなの。泳ぐ為じゃないの、きっと」と、私。
スタッフは恐らく英語は多少出来るんでしょうけれど、デフォルトはインドネシア語(笑)。私は見るからに"外国人"なのにそれでも英語じゃなかったです。多分英語だけしか話せない客は殆ど滞在しないので、言語の「英語スイッチ」が直ぐには作動しない感じなんでしょうね。友達に「ここって英語が余り通じないみたいね」と話をすると、私宛に電話をして来た時、「試しにHello-!って英語で用件を言ってみたらね、ビックリしてインドネシア語で返事が返ってきたよ。やっぱり英語は通じないみたいだね」って言ってました。そんなぁ、試さなくっても(笑)。
これが"素敵な"プールに面した1Fのファースト・クラス・ルーム。えっと、何だか誤解を招く名前の付け方なんですけれど、スタンダート・スーペリア・デラックスで言うとスーペリア。でも見た目はスタンダートと大差なし、やっぱりコス(アパート)風です(笑)。一応AC,ホットシャワー付き。
写真にあるピッチャーとグラス。チェックインした時には既に部屋の前に置いてあったんですけれど、「これ、いつから置いてあるんだろうか?」って、まず疑いましたねぇ(笑)。この後数泊して下した判断は、「チェックアウトしない限り、ピッチャーに水が残ってる限り、この水は替えてない」ですね(笑)。当然ペットボトルの水を常備。でも、それを切らした時は"旅行用湯沸し器"で沸かせば多分OKと、1回だけこのピッチャーの水を沸かして飲んでみたんですけれどお腹は壊さなかったです。多分汚い水とかではないんですよね、ただ新鮮さが不足している・・・(笑)。
それにそのテーブル。変なところに四角や丸い穴が開いてます。これはベッド・サイド・テーブルのスイッチやら時計やらが付いていない状態の箱だけ(笑)。ええ、ここはホテルですとも。
他にも突っ込みどころ満載で、真剣にホテルを変えようかと考えた夜もあったんですけれど、まぁまぁスタッフは悪い人達じゃないし、絶えられない程汚いわけじゃなし、タナ・トラジャ行きの前2泊、後2泊の4泊を予定通り滞在。ウブドのホテルと比べるとサービスも設備も雲泥の差なんですけれど、「これぞデンパサール!」と体感するにはこういうホテルでないと!
あ、ホテルの名誉の為に言っておくと、愛想が無いとか、怪しいとか、スタッフの教育が全くなってないとか、メチャクチャ居心地が悪い、とか言うことでは全然ないです。殆どのデンパサールのホテルはローカル向けの基準で充分だと思うので。他のリゾートエリアのホテルの様なものを期待するのは酷ってもの。バリは価格でも施設でも観光客用とローカル用の2つがハッキリ分かれていると思うんですけれど、まぁ、このホテルはその中間のもちょっとローカル寄りみたいな感じだと思います。
by sohla
| 2006-05-01 05:42
| それもバリ、これもバリ
|
Comments(0)