2006年 08月 04日
避難訓練 earthquake and tsunami drill
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右:Indonesian elementary school students participate in an earthquake exercise in Jakarta August 2, 2006. REUTERS/Dadang Tri (INDONESIA)
8/2ジャカルタの小学校で行われた地震の避難訓練の様子です。私達も小学生の頃、こうやって避難訓練をやりましたっけ。実際に役に立つのかどうかと思いながら、緊張感のない避難訓練をこなしていた気がするのですが、それでも今思うと「机の下へもぐる」とか「ドアを開ける」とか、些細な事ですけど1つ2つは身に付いたんじゃないかって思います。
実際、本当の地震が来た時に行動できるのか、そんなことが役に立つのかは判らないし、もしかしたら途方に暮れるだけかもですけれど、定期的に(惰性でも)そうやって訓練していると違いますよね、きっと。いや、違うと思いたいというか、訓練が実を結ぶと信じてやるしかないというか・・・。もう、いつ地震があってもおかしくないと覚悟して付き合って行くしかないんですもんね。そりゃ、不安だし怖いですけれど、その先を備えるしか今出来ることはないですから。
右:Elementary school teacher carries his student during an earthquake and tsunami drill in Jimbaran, Bali, Indonesia, Thursday, Aug. 3, 2006. Indonesia's resort island of Bali held a tsunami warning drill on one of its most famous beaches Wednesday, three weeks after earthquake-spawned waves killed more than 600 people on neighboring Java. (AP Photo/Firdia Lisnawati)
こちらはバリ島・ジンバランの小学校で昨日行われた訓練の様子。インドネシア政府は津波対策として、海岸地域にある携帯電話の通信中継所に計500個の「サイレン」を設置し、津波発生の警報、避難などを1個当たり半径約3.2キロ内の居住者に通知する。ラジオ、テレビの全局に、津波関連情報を流すよう改めて要請という様なニュースがありました。資金不足や技術習得に時間がかかるなどして、津波警報システムの構築に大きな成果は挙がっていないとのことですけれど、これを機会にちゃんと機能するシステムがちょっとづつ積み重なって出来上がっていくといいですよね。
<サイレン5百個設置、インドネシアの新たな津波対策>
- 2006.08.02 Web posted at: 18:40 JST CNN/AP
インドネシアには避難用品セットとかあるんでしょうか。日本でも大きな地震が起きると避難用品が売れて、そう言う私も新潟地震の翌日に保存食とか軍手とか買いに走りました(笑)。セットとかで買うと結構高いんですよね。インドネシアではそんなに高いものを備えて置けないでしょうけれど、それでもバックパックにコンパクトなエマージェンシー・ブランケットや蝋燭とかカンパンなどと、日頃使っている物をちょっと除けておくだけでも(実際役立つかどうかは別として)精神的に安心感みたいなものがあるんじゃないかなって思うんですけれど、どうなのかな、そんな余裕すらないのかもしれないですけれど。
そうこう言っている明日にでも地震があるかもしれない、当分ないかもしれない。もしかしたら火山の噴火かもしれないし、洪水や土砂崩れが起きるかもしれない。怖い怖いといっていても何も役に立たないし、国や自治体もイザという時に当てにならない(かもしれない)。自分の身・家族は自分で守るというのも限界はあるでしょうけれど、もっと小さな単位で備えておけることはどんどんやっておくという意識になればいいなって思います。
そうそう、話は違いますけれどこんな話題もありました。
<沖縄でエイサー学ぶ インドネシアのフェニタさんマリッサさん>
インドネシアでエイサー踊りですか、いいですね。以前ココでも書いたのですが、ジャワ出身でバリ島で日本語を教えているインドネシア人の先生が琉球大学に留学していた時、「沖縄はバリと似ている」と嬉しそうに言ってました。彼女もエイサーを踊ってましたけれど、インドネシア人にとってエイサーは何か感じるものがあるのかもしれないですね。
by sohla
| 2006-08-04 00:55
| それもバリ、これもバリ
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