2007年 03月 05日
モスクのお祈りが目覚まし代わり
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1日目は朝6時からツアーに出て、宿に戻って来たのが夜の9時近くなので結構疲れましたね。1dayツアーとしては長い長い1日でした。お昼にウォノソボで豪勢な食事を取ったからなのか、疲れているからなのか良く判らないんですけれど、余り食欲がないので夕食はワルン(大衆食堂)でミー・クワ(汁ソバ)で済ませます。
店の入り口付近には、流しのバンドがドヤドヤと来て勝手に何か演奏してます。ギター・ヴァイオリン・コーラス・女性ヴォーカル等など結構大人数。でも、皆さん余りにも普通の格好なので、近所のバンド同好会かと思っちゃいました(笑)。
演奏が終わると、メンバーが小箱を持ってチップを集めにテーブルを周って来ます。頼んじゃいない、見ちゃいない、聴いちゃいないけれど(笑)、そんな水を差す様なことを言う人もいなさそうなので、僅かばかりの小銭を小箱へポトリ。まぁ、断り無くとは言え、物乞いとは違って一応自分達の芸を提供しているので良しとしましょう(笑)。物乞いと比べちゃぁ怒られちゃいますね。きっと、ああやってワルンで流すのも大衆文化の1つなのだろうと…良く判らないのですけれど。
実は、前日にチェックインした時に、「明日の朝6:00にツアー出発なんだけれど、5:30頃じゃさすがに朝食はまだ準備出来てないかな?」と聞いたら、「あぁ、大丈夫大丈夫、食べれるよ。ちゃんと伝言しておくからー」って宿のスタッフが言っていたんです。
で、いざ翌朝起きて食堂へ行って見たら、警備のお兄さんが床にゴザを敷いてイビキをかいて寝てるじゃないですか(笑)。「あぁ・・・こりゃ伝言は伝わってないな~」と思いつつ、「このお兄さんは警備で夜遅くまで起きていたんだろうから、起こしちゃぁ可哀相だなぁ・・・」とも思いつつ、「でも、一応フロントとはそういう話になっていたんだけれど、と聞いてみなきゃな」とも思いつつ、小声で「Selamat pagi...Selamat pagi...SELAMAT PAGI-!」と、徐々にボリュームアップして声を掛けてみました。だって、お兄さんは案の定爆睡してましたから。
で、ハッと目を開けたお兄さんは、寝ぼけて何が何だか判らないといった様子。そりゃそうですよね。一応、これこれこういうことで早めの朝食を食べることになっているんだけれど、聞いていないかな?と言ってみたものの、そんなお兄さんの状況なので聞いているハズがないですよね。「伝言が無かった・・・」と寝ぼけ顔で言ってます。「ナンダトーッ、これから直ぐ用意しろー」と言っても無理なので、「そうなんだ。じゃぁ、部屋にパンがあるからそれを食べるわー」と許してあげました(笑)。
ガイドのマルヨノさんにボロブドゥールで「そう言えばね・・・」とその話をしたら、「エッ!本当ですかッ?私が後で宿に文句を言います!」と言うので、「いやいや、文句を言う程のことじゃないしね、警備のお兄さんに早い朝ご飯まで作れって方が可哀相だもの。丁度手持ちのパンがあったしね」って言ったんです。
そうしたらマルヨノさん曰く、そういう考え方はまるでジャワ人みたいだと。どうしてかと言うと、大抵の日本人のお客さんは、そういう手違いがあると凄く怒るんだと。私は日本人のお客さんは割と大人しいし、言葉の問題もあるので、そういうことがあってもまぁまぁと済ませると思っていたので、そう聞いてちょっと意外でしたね。「本当に、日本人ってそんなに怒るの?」ってまた聞くと、「もぅ、怒りますよー」って。まだ信じられない私は、帰って来て同僚にその話をしてみたんですけれど、同僚曰く「エーッ、怒りますって!友達の親爺達と旅行に行った時なんて、言葉も出来ないのに鬼の首でも取った様に日本語で怒るんですからー。それ見てるこっちの方が、親爺に腹が立ってきちゃいますよ。勿論、相手は「フンッ」ってなもんで全然相手にされないんですけどね」と。そうだったんですか・・・日本人も勇ましくなったと言うか、何と言うか・・・(笑)。
もう1つ、何だか食欲が無いのは寝不足だからというのもあるんです。
何で寝不足かと言うとですね・・・宿のすぐ近くにモスクがあって、朝5時前にいきなりスピーカーでお祈りが流れ始めるんです。こっちは寝入っているので、突然耳元で中華鍋をジャンジャカ叩かれた様な衝撃で目が醒めるんです(泣)。ナ、何時だ?と時計を見ると4:45頃じゃないですか。もぅ、これには参りました・・・。イスラムの土地には夜型人間は居ないのか?朝が苦手な人は居ないのか?と、毎朝「アッラ~ッ、フンニャラフンニャラ~」という美声(?)に叩き起こされ、朦朧と一日が始まっていた訳です。私はこれだけでもイスラムの土地では生きて行けないなぁ・・・と毎朝呪って思ってました(笑)。
店の入り口付近には、流しのバンドがドヤドヤと来て勝手に何か演奏してます。ギター・ヴァイオリン・コーラス・女性ヴォーカル等など結構大人数。でも、皆さん余りにも普通の格好なので、近所のバンド同好会かと思っちゃいました(笑)。
演奏が終わると、メンバーが小箱を持ってチップを集めにテーブルを周って来ます。頼んじゃいない、見ちゃいない、聴いちゃいないけれど(笑)、そんな水を差す様なことを言う人もいなさそうなので、僅かばかりの小銭を小箱へポトリ。まぁ、断り無くとは言え、物乞いとは違って一応自分達の芸を提供しているので良しとしましょう(笑)。物乞いと比べちゃぁ怒られちゃいますね。きっと、ああやってワルンで流すのも大衆文化の1つなのだろうと…良く判らないのですけれど。
実は、前日にチェックインした時に、「明日の朝6:00にツアー出発なんだけれど、5:30頃じゃさすがに朝食はまだ準備出来てないかな?」と聞いたら、「あぁ、大丈夫大丈夫、食べれるよ。ちゃんと伝言しておくからー」って宿のスタッフが言っていたんです。
で、いざ翌朝起きて食堂へ行って見たら、警備のお兄さんが床にゴザを敷いてイビキをかいて寝てるじゃないですか(笑)。「あぁ・・・こりゃ伝言は伝わってないな~」と思いつつ、「このお兄さんは警備で夜遅くまで起きていたんだろうから、起こしちゃぁ可哀相だなぁ・・・」とも思いつつ、「でも、一応フロントとはそういう話になっていたんだけれど、と聞いてみなきゃな」とも思いつつ、小声で「Selamat pagi...Selamat pagi...SELAMAT PAGI-!」と、徐々にボリュームアップして声を掛けてみました。だって、お兄さんは案の定爆睡してましたから。
で、ハッと目を開けたお兄さんは、寝ぼけて何が何だか判らないといった様子。そりゃそうですよね。一応、これこれこういうことで早めの朝食を食べることになっているんだけれど、聞いていないかな?と言ってみたものの、そんなお兄さんの状況なので聞いているハズがないですよね。「伝言が無かった・・・」と寝ぼけ顔で言ってます。「ナンダトーッ、これから直ぐ用意しろー」と言っても無理なので、「そうなんだ。じゃぁ、部屋にパンがあるからそれを食べるわー」と許してあげました(笑)。
ガイドのマルヨノさんにボロブドゥールで「そう言えばね・・・」とその話をしたら、「エッ!本当ですかッ?私が後で宿に文句を言います!」と言うので、「いやいや、文句を言う程のことじゃないしね、警備のお兄さんに早い朝ご飯まで作れって方が可哀相だもの。丁度手持ちのパンがあったしね」って言ったんです。
そうしたらマルヨノさん曰く、そういう考え方はまるでジャワ人みたいだと。どうしてかと言うと、大抵の日本人のお客さんは、そういう手違いがあると凄く怒るんだと。私は日本人のお客さんは割と大人しいし、言葉の問題もあるので、そういうことがあってもまぁまぁと済ませると思っていたので、そう聞いてちょっと意外でしたね。「本当に、日本人ってそんなに怒るの?」ってまた聞くと、「もぅ、怒りますよー」って。まだ信じられない私は、帰って来て同僚にその話をしてみたんですけれど、同僚曰く「エーッ、怒りますって!友達の親爺達と旅行に行った時なんて、言葉も出来ないのに鬼の首でも取った様に日本語で怒るんですからー。それ見てるこっちの方が、親爺に腹が立ってきちゃいますよ。勿論、相手は「フンッ」ってなもんで全然相手にされないんですけどね」と。そうだったんですか・・・日本人も勇ましくなったと言うか、何と言うか・・・(笑)。
もう1つ、何だか食欲が無いのは寝不足だからというのもあるんです。
何で寝不足かと言うとですね・・・宿のすぐ近くにモスクがあって、朝5時前にいきなりスピーカーでお祈りが流れ始めるんです。こっちは寝入っているので、突然耳元で中華鍋をジャンジャカ叩かれた様な衝撃で目が醒めるんです(泣)。ナ、何時だ?と時計を見ると4:45頃じゃないですか。もぅ、これには参りました・・・。イスラムの土地には夜型人間は居ないのか?朝が苦手な人は居ないのか?と、毎朝「アッラ~ッ、フンニャラフンニャラ~」という美声(?)に叩き起こされ、朦朧と一日が始まっていた訳です。私はこれだけでもイスラムの土地では生きて行けないなぁ・・・と毎朝
by sohla
| 2007-03-05 20:13
| それもバリ、これもバリ
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