2007年 07月 20日
すもも祭り - 大国魂神社
|
これでも一応、このところ何だかんだと気忙しい日々が続いているんですけれど(言い訳?笑)、今日は府中の大国魂神社のすもも祭りということで行って来ましたよ。
今日のお目当ては、すももではなくて「からす団扇」。"からすうちわと烏扇の由緒"によると、「その効験はことに著しく、このからす団扇又は扇子で扇ぐと災厄などが払い除かれますし、玄関先に飾って置きますと、悪魔を祓いその家に幸福が訪れます」なんだそうです。
ま~、悪魔も寄り付かない様なボロアパートですけど、幸福が訪れるんですから頂かないとですよね、やっぱり。そりゃ、もう両手に団扇を持ってバッタバタ扇ぎたいくらいです(笑)。この団扇で焼き鳥とか秋刀魚焼く時、寿司飯を扇ぐ時などにパタパタしたら、何だかご利益がありそうで勿体無い焼き鳥や秋刀魚が焼けそうな、はたまた逆にバチが当りそうな(笑)。
因みに、団扇は500円、扇子(大)が1500円、扇子(小)が1000円で、毎年7月20日の朝6:00から夜9:00まで頒布されます。
拝殿で団扇を購入してから、ぐるりと本殿の裏へまわって歩いてみたんですけれど、神社まわりの鬱蒼とした木々に巨木が多いこと多いこと。特に本殿裏にある大銀杏は樹齢およそ1000年と伝えられるそうで、かつてこの大銀杏の根元に生息していた蜷貝を煎じて飲むと、乳がでない産婦の乳の出が良くなると言われたという、大国魂神社の7不思議の1つらしいですよ。
う~ん、これだけ立派な木だと、やっぱり神聖な場所としてしめ縄は当然、見ただけで神域という感じです。どれだけの長い年月そこに立っているのかと思うと、人の人生80、90年なんて短いなぁ、私のこれまでの人生なんて、この巨木の根っこの一筋にもならないなぁ・・・と。
また、この大銀杏の近くにある欅も立派で、どちらも市の天然記念物だそう。巨木があると、思わず触れたり抱きつきたくなるんですけれど(笑)、さすがにご神木ですからね、恐れ多いです。
この裏に広がる森には入っては行けないんですけれど、パッと見ただけでも「うわ~」という立派な木が残っているんですね。甲州街道を往来する車の排気ガスや開発もあるでしょうに、よく頑張って森を守り続けてくれていますよね。命の営みのスパンが余りにも違うことに圧倒されます。
さて、参道は屋台に混ざってすもも売りの出店がズラッと並んでます。スーパーでソルダムやプラムが売られていてもなかなかわざわざ買わないんですけれど、こうやって網に入ってぶら下がっていたり、ゴザの上に無造作に山盛りになってると、思わず買いたくなっちゃいます。
お店のおばさんが真っ赤な完熟ソルダムに切り目を入れて試食させてくれました。甘~い!そして程よい酸味。地面にしゃがんで「どんなのが美味しい?」と聞きながら、「これは直ぐに食べる分・・・これはもうちょっとしたら美味しくなる分・・・」と選んでみましたよ。1kgで1000円、大体12、13個くらいだったでしょうか。
若いお母さんが「私も余り上手くないんだけど~」と言いながら、小さいお子さんの為に金魚すくいをするのを眺めたり、のしいかを作って売る屋台を初めて見て「ああいう機械があるのか~」と思ったり、イイダコが入ってるたこ焼きがある~!と茹でて山盛りになったイイダコ達を眺めたり・・・こうやって、あっちフラフラこっちフラフラとそぞろ歩くのも楽しいですよね。
さて、これから暑くなるのでからす団扇を活用しちゃおうかな。あ、そう言えばなかなかはっきりしないお天気ですけれど、梅雨が明けた感じしませんか?
今日、西新宿のこの当りで蝉の鳴き声が聞こえたんですよ~。梅雨明け宣言よりも、蝉の方が正確なので(笑)。
【すもも祭り】お昼ちょっと前に行ったんですけれど結構人が出てました。車で旧甲州街道の神社の前を通過することはあっても、ちゃんとお参りはしたことはなかったんですが、京王府中駅を出ると直ぐ木の生い茂る参道が続いて良い感じですね。駅周りの商業エリアと隣り合わせに、こんなに緑が多い大きな神社があるのが何だか不思議。
夏の風物詩として、近郷近在の人々より親しまれている『すもも祭』は毎年7月20日に斎行されます。その起源は源頼義・義家父子が、奥州安倍氏平定(前9年の役)途中、大國魂神社に戦勝祈願をし、戦に勝ち凱旋の帰途、戦勝御礼詣りのためこの祭が起こりました。その祭神饌の一つとして李子(すもも)を供え、境内にすもも市がたつようになったのが、この祭りのの名前の由来です。当日神社では五穀豊穣・悪疫防除・厄除の信仰をもつ「からす団扇」「からす扇子」を頒布しています。この扇を以て扇ぐと、農作物の害虫は駆除され、又病人は直ちに平癒し、玄関先に飾ると魔を祓いその家に幸福が訪れるといわれ、これを受ける人達で境内は終日賑わい、参道には李子を売る店をはじめ多数の露天商が軒を連ねます。
今日のお目当ては、すももではなくて「からす団扇」。"からすうちわと烏扇の由緒"によると、「その効験はことに著しく、このからす団扇又は扇子で扇ぐと災厄などが払い除かれますし、玄関先に飾って置きますと、悪魔を祓いその家に幸福が訪れます」なんだそうです。
ま~、悪魔も寄り付かない様なボロアパートですけど、幸福が訪れるんですから頂かないとですよね、やっぱり。そりゃ、もう両手に団扇を持ってバッタバタ扇ぎたいくらいです(笑)。この団扇で焼き鳥とか秋刀魚焼く時、寿司飯を扇ぐ時などにパタパタしたら、何だかご利益がありそうで勿体無い焼き鳥や秋刀魚が焼けそうな、はたまた逆にバチが当りそうな(笑)。
因みに、団扇は500円、扇子(大)が1500円、扇子(小)が1000円で、毎年7月20日の朝6:00から夜9:00まで頒布されます。
拝殿で団扇を購入してから、ぐるりと本殿の裏へまわって歩いてみたんですけれど、神社まわりの鬱蒼とした木々に巨木が多いこと多いこと。特に本殿裏にある大銀杏は樹齢およそ1000年と伝えられるそうで、かつてこの大銀杏の根元に生息していた蜷貝を煎じて飲むと、乳がでない産婦の乳の出が良くなると言われたという、大国魂神社の7不思議の1つらしいですよ。
う~ん、これだけ立派な木だと、やっぱり神聖な場所としてしめ縄は当然、見ただけで神域という感じです。どれだけの長い年月そこに立っているのかと思うと、人の人生80、90年なんて短いなぁ、私のこれまでの人生なんて、この巨木の根っこの一筋にもならないなぁ・・・と。
また、この大銀杏の近くにある欅も立派で、どちらも市の天然記念物だそう。巨木があると、思わず触れたり抱きつきたくなるんですけれど(笑)、さすがにご神木ですからね、恐れ多いです。
この裏に広がる森には入っては行けないんですけれど、パッと見ただけでも「うわ~」という立派な木が残っているんですね。甲州街道を往来する車の排気ガスや開発もあるでしょうに、よく頑張って森を守り続けてくれていますよね。命の営みのスパンが余りにも違うことに圧倒されます。
さて、参道は屋台に混ざってすもも売りの出店がズラッと並んでます。スーパーでソルダムやプラムが売られていてもなかなかわざわざ買わないんですけれど、こうやって網に入ってぶら下がっていたり、ゴザの上に無造作に山盛りになってると、思わず買いたくなっちゃいます。
お店のおばさんが真っ赤な完熟ソルダムに切り目を入れて試食させてくれました。甘~い!そして程よい酸味。地面にしゃがんで「どんなのが美味しい?」と聞きながら、「これは直ぐに食べる分・・・これはもうちょっとしたら美味しくなる分・・・」と選んでみましたよ。1kgで1000円、大体12、13個くらいだったでしょうか。
若いお母さんが「私も余り上手くないんだけど~」と言いながら、小さいお子さんの為に金魚すくいをするのを眺めたり、のしいかを作って売る屋台を初めて見て「ああいう機械があるのか~」と思ったり、イイダコが入ってるたこ焼きがある~!と茹でて山盛りになったイイダコ達を眺めたり・・・こうやって、あっちフラフラこっちフラフラとそぞろ歩くのも楽しいですよね。
さて、これから暑くなるのでからす団扇を活用しちゃおうかな。あ、そう言えばなかなかはっきりしないお天気ですけれど、梅雨が明けた感じしませんか?
今日、西新宿のこの当りで蝉の鳴き声が聞こえたんですよ~。梅雨明け宣言よりも、蝉の方が正確なので(笑)。
by sohla
| 2007-07-20 23:12
| 東京ココやソコ
|
Comments(0)