2007年 03月 31日
靖国の桜
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さくらまつりが行われているので、参道の両脇には色々な露店が沢山出ていて、その前にはテーブルと椅子が、それ以外の地面にはブルーシートがびっしり敷かれて宴会のお膳立てはバッチリって感じです。さすがに私が行ったのは10時前だったので、宴会をしている人はまだいなかったみたいですけれど、夜桜の時刻になると賑やかになるんでしょうね。
拝殿前も結構混んでましたけれど無事参拝終了。到着殿の方へ回って奥の方にある神池庭園へ行くと、ここは多少人が少なめでホッとします。入り口のベンチで一服してボーッとしていたら隣のベンチに座っていたおっちゃんが、
「いや~、ここは人が少なくていいよな。あっちは凄い人だもんな。あっちでさ、お茶も無料で飲めるんだよ、無料だし結構美味しいんだよ」
「へぇ~、そうなんだ。じゃぁ後で行ってみようかな」と私。
実は参集殿の入り口のところで何かを振舞っているのは知っていたんですけれど、おじいちゃんおばあちゃんが群がるのを横目にスタスタと神池庭園に来たのでした。配られていたのはお茶だったんですね。帰りに通った時は係りの人がおばあちゃんに、「お湯が切れちゃって、スミませんね~。次までちょーっとまだ時間が掛かるかなぁ」って言ってました。上を見上げれば綺麗な桜、その下では楽しげな人達・・・桜の花って、ある短い時期に一気に皆の気分を高揚させて、同じ方向に向かわせて、ドキドキワクワクさせちゃうのだから凄いですよね。やっぱり日本人のDNAかな(笑)。
こちらは気象庁が東京地点の開花状況を調べる標本木となっているソメイヨシノ(らしい)。神門を入って右側、能楽堂の脇あたりにあって、この木はちゃんと竹垣で囲ってあって、見物人も多いです。
と、そこへ読売旅行の旗を掲げた添乗員さんに連れられた団体も・・・(笑)。添乗員さんが「お写真撮りますよ~」って叫んでます。そうそう、授業でやりました。写真撮影のスポットでは、添乗員は「ハイ次、ハイ次」と次から次へとお客さんのカメラを持って写真屋さんに徹するのだと(笑)。正にこの光景なわけですね。
この時期は桜見物のバスツアーを旅行会社各社がバンバン催行しているので、添乗員さんは凄く忙しくて、同じ桜の観光名所に立て続けに何度も行くこともあるとか。おまけに駐車場やら道路の混雑やら、各社のお客さんでごった返すわで、結構大変な添乗になると聞きました。桜を見て「はぁ、日本人で良かったわ~」とか「ふぅ、綺麗だわ~」なんて気分には、とってもじゃないけれどなれないでしょうねぇ、正直言って。
さてさて、何とな~く小腹が空いて、屋台のたこ焼きとか広島焼きとか食べてみたいな~とも思ったんですけれど、まだ朝なので開店準備中みたいな雰囲気で閑散とした感じだったので止めておきました。
「あのーもしもし?雰囲気が凄い怖いんですけれどー」・・・って感じの一目見て、どう見てもテキヤのオヤジさん達が軒を連ねているんですよね。店の女の子・男の子はこれまた絵に描いた様な、オォッ!今でも居るのか?って感じの古典的ヤンキー風で(笑)。何だかそんなのも面白いですよね、お祭りって。
北の丸公園方面に行く前に、ちょっと屋台見物してみました。
by sohla
| 2007-03-31 21:32
| 東京ココやソコ
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