2007年 01月 16日
めぐみさんの映画
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Excite : 国際ニュース<めぐみさん映画に「涙した」 NYで上映、米紙が好意的批評>
監督がインタビューの中で、北朝鮮の国家による日本人拉致という事実を知った時のアメリカ人の反応はという問いに、「大きな衝撃を受けたのは確かで、誰もが"こんな大きな事件のことを全然知らなかった。信じられないことだ"と言っていた」と答えていましたけれど、そりゃそうですよね。あの大きな国での感心事は自国の出来事だけで充分、世界の細かな出来事なんて耳に入らないでしょうし、知る必要もないでしょうし。当事者の日本人だって、こうやって表立って拉致問題を意識し始めたのは、拉致事件が起こった当時から流れた年月に比べたらごく最近のことですもんね。
でも、これで世界の人達が北朝鮮が何をやったか、そして今現在何をやっているのか感心を持ってくれたらいいですよね。何かあると敵愾心を露わにして、自分を棚に上げて筋違いなことばかり言っているけれど、そんなこと言ってもやっても無駄、世界はお見通し・・・ってなくらいの共通した認識が持てるといいです。
かれこれ10年くらい前、当時バリ島に半年ほど滞在していた時に、「やれイランだのイラクだの言ってるけれど、北朝鮮ほど恐ろしい国家もないんじゃないか」と現地の人に話したことがあるんです。当時、拉致問題はこれほど大きな声にはなっていなかったか、やっと認知され始めた頃だったのかと思うんですけれど、そんな話もしたんですよね。でも同じですよね、さっきのアメリカ人の反応と。「そうなんだ、全然知らなかった・・・」って。
私はこのドキュメンタリーを見るかどうかは今のところわからないですけれど、見たらそりゃ涙が出っぱなしだと思います。" 「ただいま」を聞くまで・・・。 母・横田早紀江の祈り"を読んだだけで涙が止まらなかったですから。「ほんとに自分のことと思ってください」って早紀江さんが言っていたけれど、或る日我が子が工作船の船底に40時間も閉じ込められて連れて行かれた。お母さん、お母さん、と泣き叫び、壁や扉を引っ掻いたため、北朝鮮に着いたころには爪がはがれそうになって指は血だらけだった・・・なんて知ったら、絶望して気が触れてしまうんじゃないかと思うんですよ。
もしこの人↓の娘さんが拉致被害者だったら、(舌鼓を打ったかどうかは別としても)経済制裁してるマツタケ料理なんて意地でも口に出来ないだろうし、「一人の政治家として北朝鮮との対話と説得の旅をした。私の努力は北朝鮮側にも通じたと思う」なんて自己満足はしてられないんじゃないだろうか。1人の政治家としてなんて行かなくていいから、拉致被害者を子に持つ親の気持ちで行って来いと言いたい、私は。
Excite : 政治ニュース<山崎拓氏>訪朝、成果見えず帰国
「松本さん、存在せず」山崎拓氏、北の見解説明
安倍政権、手ぶらに安堵 山崎氏が北から帰国 非難と擁護の声交錯
山崎氏、“禁輸”北マツタケに舌鼓 再訪朝要請認める
何だか映画のトピックからズレちゃいましたけれど、、まだこれからアメリカの各地でプレミアがあるみたいですね。ヒューマンストーリーとして心に残ろうと、政治的な問題として心に残ろうと、何でもいいから多くのアメリカ人が、こんなに理不尽な事実があるんだと心のどこかに記憶してくれたらいいなと思うんです。
拉致 ABDUCTION The Megumi Yokota Story
「めぐみ - 引き裂かれた家族の30年」
監督がインタビューの中で、北朝鮮の国家による日本人拉致という事実を知った時のアメリカ人の反応はという問いに、「大きな衝撃を受けたのは確かで、誰もが"こんな大きな事件のことを全然知らなかった。信じられないことだ"と言っていた」と答えていましたけれど、そりゃそうですよね。あの大きな国での感心事は自国の出来事だけで充分、世界の細かな出来事なんて耳に入らないでしょうし、知る必要もないでしょうし。当事者の日本人だって、こうやって表立って拉致問題を意識し始めたのは、拉致事件が起こった当時から流れた年月に比べたらごく最近のことですもんね。
でも、これで世界の人達が北朝鮮が何をやったか、そして今現在何をやっているのか感心を持ってくれたらいいですよね。何かあると敵愾心を露わにして、自分を棚に上げて筋違いなことばかり言っているけれど、そんなこと言ってもやっても無駄、世界はお見通し・・・ってなくらいの共通した認識が持てるといいです。
かれこれ10年くらい前、当時バリ島に半年ほど滞在していた時に、「やれイランだのイラクだの言ってるけれど、北朝鮮ほど恐ろしい国家もないんじゃないか」と現地の人に話したことがあるんです。当時、拉致問題はこれほど大きな声にはなっていなかったか、やっと認知され始めた頃だったのかと思うんですけれど、そんな話もしたんですよね。でも同じですよね、さっきのアメリカ人の反応と。「そうなんだ、全然知らなかった・・・」って。
私はこのドキュメンタリーを見るかどうかは今のところわからないですけれど、見たらそりゃ涙が出っぱなしだと思います。" 「ただいま」を聞くまで・・・。 母・横田早紀江の祈り"を読んだだけで涙が止まらなかったですから。「ほんとに自分のことと思ってください」って早紀江さんが言っていたけれど、或る日我が子が工作船の船底に40時間も閉じ込められて連れて行かれた。お母さん、お母さん、と泣き叫び、壁や扉を引っ掻いたため、北朝鮮に着いたころには爪がはがれそうになって指は血だらけだった・・・なんて知ったら、絶望して気が触れてしまうんじゃないかと思うんですよ。
もしこの人↓の娘さんが拉致被害者だったら、(舌鼓を打ったかどうかは別としても)経済制裁してるマツタケ料理なんて意地でも口に出来ないだろうし、「一人の政治家として北朝鮮との対話と説得の旅をした。私の努力は北朝鮮側にも通じたと思う」なんて自己満足はしてられないんじゃないだろうか。1人の政治家としてなんて行かなくていいから、拉致被害者を子に持つ親の気持ちで行って来いと言いたい、私は。
Excite : 政治ニュース<山崎拓氏>訪朝、成果見えず帰国
「松本さん、存在せず」山崎拓氏、北の見解説明
安倍政権、手ぶらに安堵 山崎氏が北から帰国 非難と擁護の声交錯
山崎氏、“禁輸”北マツタケに舌鼓 再訪朝要請認める
何だか映画のトピックからズレちゃいましたけれど、、まだこれからアメリカの各地でプレミアがあるみたいですね。ヒューマンストーリーとして心に残ろうと、政治的な問題として心に残ろうと、何でもいいから多くのアメリカ人が、こんなに理不尽な事実があるんだと心のどこかに記憶してくれたらいいなと思うんです。
拉致 ABDUCTION The Megumi Yokota Story
「めぐみ - 引き裂かれた家族の30年」
by sohla
| 2007-01-16 01:55
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