2006年 09月 26日
逃した秋のくつろぎの夜 - 「ワールド・トレード・センター」
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JCOMのプレゼントで明日の「ワールド・トレード・センター」試写会が当っていたのに、前にココで書いた派遣会社の"困ったちゃん"営業担当について、彼女の上司and苦情窓口である上司と話をする約束になったので、試写会は行けなくなってしまいました・・・あ~ぁ(涙)。夜が長くなり始めた秋、映画を見てくつろぐなんてうってつけだったのにな~。
まぁ、今片付けなきゃならない問題はそっちなので仕方ないかな。あの"困った"営業担当をまずどうにかせねば(笑)。あと3日で業務終了だというのに落ち着かない、落ち着かない。
で、映画の試写会なんですけれど、元々私は自費でも余り映画を見ないので、試写会プレゼントに応募したのも初めてなんです。結構当るもんなんですね、こういうのって。今回この映画を見て見たいな~と思ったのは、先月だったか先々月にこんなニュースを見てから。
Unknown Hero Discovers Himself in 'World Trade Center'
Once a mystery, 9/11 rescuer unmasks self amid publicity for new film
Ohio Honors Ex-Marine for Sept. 11 Work
U.S.FrontLineで日本語の記事を見つけました。
9.11映画上映で新たな英雄判明~オハイオの元海兵隊員、名乗り出る
AP通信によると、刑法を学ぶためマンハッタンに近いニューヨーク州ロングアイランドに住んでいたジェイソン・トーマス氏(32)は、旅客機突入のニュースを聞くと同時に海兵隊の制服をつかんでWTCへ急行。ほかの救助隊員とともに港湾管理局の警官2人を助けた後、「トーマス軍曹」とだけ言い残して別の現場へと向かった。
それ以来自分から名乗り出ることはなかったが、今月上旬に公開されたオリバー・ストーン監督の映画「ワールド・トレード・センター」で「トーマス軍曹」が取り上げられていることを予告編で知ったトーマス氏は、渋々身分を公表した。本人は黒人だが、警察や映画関係者が最後までトーマス氏を見つけられなかったため、映画では白人に設定されている。
現在、オハイオ州最高裁の警備員を務めるトーマス氏は、23日に同裁判所前で行われた表彰式で、「救助に参加できたことだけで光栄」と話し、亡くなった人も含め現場に最も早く駆け付けた人びとの方が偉いと、遠慮がちに語った。
うがった見方をすれば、タイミング良い話題だな~とも考えられますけれど(笑)、単純に「そういうことがあったのか、こういう人達がいたんだな」と思いましたよ。
"Someone needed help. It didn't matter
who," he said. "I didn't even have a plan.
But I have all this training as a Marine, and all I could think was, 'My city is in need."
うん、格好いいじゃないですか。このトーマス氏だけではなく、あの時多くの人達が同じ様な気持ちだったと思うんですよね。私も映像を見ながら手が届かないと判っていても何とかしてあげたい、誰か何とか助けてあげてーと思いましたもん。勿論、たとえ近くに居ても、そこで行動出来るか出来ないかが大きな違いだと思うのですけれど。
でも、当時海兵隊から離れていた(退役はしていなかったのかな?)にも関わらず「自分に出来ることがある」と制服を身に着けて救助に向かったのは訓練の成果、務めもあるんでしょうけれど、"誇り"みたいなものもあったのではないかとちょっと思ったんですけれど、どうなんでしょう。日本だったら・・・指揮系統下にない、または退役した自衛官、警官が、とっさに当時の制服を着て、身分を名乗って救助にあたるという行動ができる人がいるのかどうか、そもそもそういうことが許されるものなのか、どうなんだろうな~と思いながらこのニュースを読みました。
その上、カウチでくつろぎながら新作映画の予告を見て「これ、俺のことだよ!」って、自分のことを映画の中で見つけるっていうこともあるんですね。
映画の中では警察や映画関者が最後までトーマス氏を見つけられなかったので白人に設定されているそうですけれど、それをきっかけに名乗り出たとは言え、言動など何となく控え目そうな印象。う~ん、あの地獄の様な惨事を見てしまえば、人間謙虚になるしかないのかもしれないし、ヒーローだなんて言われるのに困惑してしまう気持ちもあるのかもしれないですね。彼自身も痛みを背負っているのかもしれないですし。
誰にも、彼の子供にでさえあの時救助にあたったことは話していなくて、当時のことを思い出してしまうので映画を観る心の準備はまだ出来ていないとのこと。そうですよね、見たくない思い出したくないという人も沢山いるんですよね・・・。
"I'm not a hero. I'm far from a hero. Those men who ran up in there are the heroes, whether it be law enforcement guys, fire department guys or even volunteers and coworkers. Those are the heroes."
うん、うん、そうですね。でも、やっぱりあなたも沢山の普通のヒーローの1人だと思いますよ。
そんなこんなで、映画の中のトーマス軍曹を観るために、この映画を見てみたかったんですけれど・・・。公開されたら観に行こうかな。きっとまた泣くんだろうなぁと思うんですけれど。
まぁ、今片付けなきゃならない問題はそっちなので仕方ないかな。あの"困った"営業担当をまずどうにかせねば(笑)。あと3日で業務終了だというのに落ち着かない、落ち着かない。
で、映画の試写会なんですけれど、元々私は自費でも余り映画を見ないので、試写会プレゼントに応募したのも初めてなんです。結構当るもんなんですね、こういうのって。今回この映画を見て見たいな~と思ったのは、先月だったか先々月にこんなニュースを見てから。
Unknown Hero Discovers Himself in 'World Trade Center'
Once a mystery, 9/11 rescuer unmasks self amid publicity for new film
Ohio Honors Ex-Marine for Sept. 11 Work
U.S.FrontLineで日本語の記事を見つけました。
9.11映画上映で新たな英雄判明~オハイオの元海兵隊員、名乗り出る
AP通信によると、刑法を学ぶためマンハッタンに近いニューヨーク州ロングアイランドに住んでいたジェイソン・トーマス氏(32)は、旅客機突入のニュースを聞くと同時に海兵隊の制服をつかんでWTCへ急行。ほかの救助隊員とともに港湾管理局の警官2人を助けた後、「トーマス軍曹」とだけ言い残して別の現場へと向かった。
それ以来自分から名乗り出ることはなかったが、今月上旬に公開されたオリバー・ストーン監督の映画「ワールド・トレード・センター」で「トーマス軍曹」が取り上げられていることを予告編で知ったトーマス氏は、渋々身分を公表した。本人は黒人だが、警察や映画関係者が最後までトーマス氏を見つけられなかったため、映画では白人に設定されている。
現在、オハイオ州最高裁の警備員を務めるトーマス氏は、23日に同裁判所前で行われた表彰式で、「救助に参加できたことだけで光栄」と話し、亡くなった人も含め現場に最も早く駆け付けた人びとの方が偉いと、遠慮がちに語った。
うがった見方をすれば、タイミング良い話題だな~とも考えられますけれど(笑)、単純に「そういうことがあったのか、こういう人達がいたんだな」と思いましたよ。
"Someone needed help. It didn't matter
who," he said. "I didn't even have a plan.
But I have all this training as a Marine, and all I could think was, 'My city is in need."
うん、格好いいじゃないですか。このトーマス氏だけではなく、あの時多くの人達が同じ様な気持ちだったと思うんですよね。私も映像を見ながら手が届かないと判っていても何とかしてあげたい、誰か何とか助けてあげてーと思いましたもん。勿論、たとえ近くに居ても、そこで行動出来るか出来ないかが大きな違いだと思うのですけれど。
でも、当時海兵隊から離れていた(退役はしていなかったのかな?)にも関わらず「自分に出来ることがある」と制服を身に着けて救助に向かったのは訓練の成果、務めもあるんでしょうけれど、"誇り"みたいなものもあったのではないかとちょっと思ったんですけれど、どうなんでしょう。日本だったら・・・指揮系統下にない、または退役した自衛官、警官が、とっさに当時の制服を着て、身分を名乗って救助にあたるという行動ができる人がいるのかどうか、そもそもそういうことが許されるものなのか、どうなんだろうな~と思いながらこのニュースを読みました。
その上、カウチでくつろぎながら新作映画の予告を見て「これ、俺のことだよ!」って、自分のことを映画の中で見つけるっていうこともあるんですね。
映画の中では警察や映画関者が最後までトーマス氏を見つけられなかったので白人に設定されているそうですけれど、それをきっかけに名乗り出たとは言え、言動など何となく控え目そうな印象。う~ん、あの地獄の様な惨事を見てしまえば、人間謙虚になるしかないのかもしれないし、ヒーローだなんて言われるのに困惑してしまう気持ちもあるのかもしれないですね。彼自身も痛みを背負っているのかもしれないですし。
誰にも、彼の子供にでさえあの時救助にあたったことは話していなくて、当時のことを思い出してしまうので映画を観る心の準備はまだ出来ていないとのこと。そうですよね、見たくない思い出したくないという人も沢山いるんですよね・・・。
"I'm not a hero. I'm far from a hero. Those men who ran up in there are the heroes, whether it be law enforcement guys, fire department guys or even volunteers and coworkers. Those are the heroes."
うん、うん、そうですね。でも、やっぱりあなたも沢山の普通のヒーローの1人だと思いますよ。
そんなこんなで、映画の中のトーマス軍曹を観るために、この映画を見てみたかったんですけれど・・・。公開されたら観に行こうかな。きっとまた泣くんだろうなぁと思うんですけれど。
by sohla
| 2006-09-26 22:32
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