2017年 10月 09日
笹巻けぬきすし
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神田が勤め先だった父が生前、私がまだ小さい時に志乃多寿司のお稲荷さんや海苔巻き、近江屋のロールケーキやパンをよく買ってきてくれたのを覚えているのだけれど、この笹巻けぬきすしは記憶になかったんです。
「昔父が入院していた頃に良く買って持っていっていたお寿司あったよね?あれどこのだったっけ?」なんてちょっと前に話しをしていたら、母親が何とガラケーでネット検索して「これ!」と写真を送って来たのがこの笹巻けぬきすし。
実際は母の記憶違いで、私が話していたお寿司とは違ったのだけれど、母も父と職場結婚をして退職するまでは同じ会社に勤めていたので、神田界隈の美味くて懐かしい味の1つとして記憶に残っているんでしょうね。
笹巻けぬきずし総本店 コチラとかコチラ
なので連休中に差し入れすることに。
あー、この包み紙の色合いは小さい時に確かに見たことあるかもー。
お店の営業日のうち私が休みの土曜日しか行けないので、前に買いにいったら「予約していただければ…」とお断りされてしまったので、今回は前もって電話で予約して取りに行ってきました。7個入りのうち海苔巻を鯛に替えてもらって2折り。
約束の時間に取りに行ったら、何となくそこで味見をしてみたくなって、急遽持ち帰りとは別にイートインで3個+お茶セットをその場で注文。
お店は5-6人も座ったら満員の小さな下町の甘味処風で、席やお会計やショーケースを合わせても10畳あるかないかぐらいでしょうかね。ちょっとお寿司をいただくという雰囲気ではないのだけれど、それでも私の後に男性がイートインで来店してました。因みに5個、7個セットだと潮汁付き。
セットは玉子・海苔巻き(かんぴょう)・おぼろの3つ。思ったより酢は弱めで塩が効いてる感じがしました。なるほど、これが父と母の神田の思い出の味の1つかー。
この笹巻けぬきずし総本店は、何と元禄15年(1702年)の創業。創業315年!元禄15年は赤穂浪士の討入りがあった年なんですって、東京に現存する最古のお寿司屋さんだそうで、凄すぎです。
写真の折詰の左上が空いているのは、父の仏壇に1つお供えしたから(えっ、1つだけ?笑)。懐かしがってるんじゃないですかね。
母曰く家族でお店に行ったこともあるようで、その時父が子ども3人(私・兄・姉)を「これが末子、これが真ん中、これが一番上」ってお店の人に紹介してたのよ、と。へー、このお店にも来たことあったのかー。私がまだ幼稚園の頃なのかなぁ。
せっかくここまで来たら、立ち寄らずにはいられない淡路町の志乃多寿司の先にある懐かしくで大好きな近江屋洋菓子店でパンを購入。本当はお店の喫茶室でケーキ&ドリンクセットを頂きたかったのだけれど、何しろお寿司3つ食べたばっかりでお腹に入らず残念…。
やなか珈琲で一服。ここも凄く小さいお店なのだけれど、その中にも小さな喫煙室があっていつも空いていて好き。こう、何だか広くなくこじんまりしたところが妙に居心地が良くて。
神田界隈は再開発されてワテラスとか出来て随分と変わっちゃいました。お父さん、もし生きてたらきっとウハウハ言いながら懐かしいお店を訪ねて、見違えるほど変わった界隈にびっくりするだろうなぁ。
「昔父が入院していた頃に良く買って持っていっていたお寿司あったよね?あれどこのだったっけ?」なんてちょっと前に話しをしていたら、母親が何とガラケーでネット検索して「これ!」と写真を送って来たのがこの笹巻けぬきすし。
実際は母の記憶違いで、私が話していたお寿司とは違ったのだけれど、母も父と職場結婚をして退職するまでは同じ会社に勤めていたので、神田界隈の美味くて懐かしい味の1つとして記憶に残っているんでしょうね。
笹巻けぬきずし総本店 コチラとかコチラ
あー、この包み紙の色合いは小さい時に確かに見たことあるかもー。
お店の営業日のうち私が休みの土曜日しか行けないので、前に買いにいったら「予約していただければ…」とお断りされてしまったので、今回は前もって電話で予約して取りに行ってきました。7個入りのうち海苔巻を鯛に替えてもらって2折り。
約束の時間に取りに行ったら、何となくそこで味見をしてみたくなって、急遽持ち帰りとは別にイートインで3個+お茶セットをその場で注文。
セットは玉子・海苔巻き(かんぴょう)・おぼろの3つ。思ったより酢は弱めで塩が効いてる感じがしました。なるほど、これが父と母の神田の思い出の味の1つかー。
この笹巻けぬきずし総本店は、何と元禄15年(1702年)の創業。創業315年!元禄15年は赤穂浪士の討入りがあった年なんですって、東京に現存する最古のお寿司屋さんだそうで、凄すぎです。
母曰く家族でお店に行ったこともあるようで、その時父が子ども3人(私・兄・姉)を「これが末子、これが真ん中、これが一番上」ってお店の人に紹介してたのよ、と。へー、このお店にも来たことあったのかー。私がまだ幼稚園の頃なのかなぁ。
やなか珈琲で一服。ここも凄く小さいお店なのだけれど、その中にも小さな喫煙室があっていつも空いていて好き。こう、何だか広くなくこじんまりしたところが妙に居心地が良くて。
神田界隈は再開発されてワテラスとか出来て随分と変わっちゃいました。お父さん、もし生きてたらきっとウハウハ言いながら懐かしいお店を訪ねて、見違えるほど変わった界隈にびっくりするだろうなぁ。
by sohla
| 2017-10-09 10:55
| 東京ココやソコ
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