2017年 04月 04日
10周年のミッドタウン サントリー美術館へ
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そうかー、ミッドタウンOPENが2007年3月、私が派遣の仕事でミッドタウンに通勤し始めたのが2007年9月。そこの仕事は2年ぐらいだったけれど、それこそお昼ご飯を食べるのにミッドタウン内をウロウロするのと同じくらい手軽で身近で、ひょいっと行けるところに美術館があったのだけれど、あれから10年になるのかぁ…。
もう25年ぐらい前になりますかね、専門学校時代に彦根屏風に描かれている阿国歌舞伎、出雲の阿国を題材とした授業があって、たまたま彦根屏風が展示され仲間と見に行った(記憶違いでなければ)のが、当時赤坂見附にあったサントリー美術館。
その当時のサントリー美術館の印象は、私が当時学生で若かったというのもあるのだけれど、今と比べると地味でひっそりとした(人けのない)大人が行く美術館と言う感じで、とてもではないけれど今のようにデートで、家族で、おでかけついでにちょっと行くという雰囲気ではなかった記憶が。もちろん森美術館も国立新美術館もなかったですし。
その頃は身近な美術館としてデパート美術館があったけれど、今ほど美術館や展覧会で会期中に数十万、1日数万人の入場者があるほどのイベント的な展覧会はなかったと思うのですよね。
なので、ミッドタウンにOPENしたサントリー美術館は、あの赤坂見附にあったサントリー美術館?と思ったほど。素敵な美術館が増えて、様々なアートがいつでもよりどりみどり、好きな時に見れていい時代になりましたよねぇ。
と、ついつい思い出話になっちゃいましたけど、4/2に開催されたプレミアムトークの第一回「伝統文化から読み解く日本のくらし」ゲスト:舘鼻則孝氏に参加。
六本木未来会議 舘鼻則孝 アーティスト
スライドを見ながら氏の作品や経歴紹介や伝統文化との関わり、サントリー美術館の作品についての話しなど、美術館学芸員が聞き手となって進められた1時間半を楽しんだ後は、現在開催中の六本木開館10周年記念展「絵巻マニア列伝」を鑑賞。
絵巻や掛け軸って、正直よくわからない。
でも、今回の展示は絵巻と一緒に場面場面が話し言葉調で説明されたキャプションが添えられていて凄く判り易いんです。歴史や歴史上の登場人物の名前が出てきただけでチンプンカンプン、難しい漢字に頭が痛くなる私(笑)でも、絵巻を目で追いながら(あー、そういう物語を描いているんだ)とわかって大助かり。
六本木開館10周年記念展「絵巻マニア列伝」
会期:~5/14(日)
開館:10:00~18:00(金・土は~20:00)
5/2~4は20:00まで開館
休館:火曜日 ※5/2は20:00まで開館
場所:サントリー美術館
ぅわぁ~、きれい。正に翡翠色。
汁もの+おにぎり、日本版ファストフード。体に良くて美味しいおいしい。
ガーデンには、こちらも10周年記念の江戸富士が出現。
夜18:00~21:00はプロジェクション・マッピングで演出されるそうなので期間中に見に行ってみようかな。
by sohla
| 2017-04-04 05:44
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