2013年 02月 10日
スーパーボウルCM
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スーパーボウル(Super Bowl)はもう先週末に終わってしまって、今週はグラミー賞へと話題は移っている(音楽は)から何を今更ではあるのだけれど、視聴率は例年40%超え、今年も優に46%でアメリカだけで約1億870万人が観戦したというのだから、盆暮れ正月、それにクリスマスが一緒に来たような(←例えがかなり日本的、笑)お祭騒ぎを見ていると、そうやって国民が色々な側面から1つのイベントに盛り上がるってのは何だがちょっと羨ましいような。
で、今回ここにUPしたのは、スーパーボウル版スポットの中でも音楽やアーティストという点からピックアップしたもの。なんでも1枠30秒3.5億円とのことで、それに制作費をかけて一体この30秒にどんだけ広告費をかけてるんだ?と驚くばかり。でも、CM枠を買い取れて、その枠に相応しいスポットを制作出来て、さらにペイ出来る企業のスポットだけに、クオリティが高くて短編映画を観ているような気になってしまうほど。スポーツ、スポンサー、音楽はそれぞれだけでも凄いビジネスだけれど、それがタッグを組むんだがらもぅ贅沢なことこの上なし。確かにこういったCMを観ると確実に企業イメージはUPするだろうなぁ・・・と。
Budweiser/Fleetwood Mac – "Landslide"
バックに流れているのは、キャリア40年以上で元々はブルースバンドだった、イギリスのフリートウッド・マックのスティーヴィー・ニックスの歌声で、アルバム『ファンタスティック・マック』に収められている「ランドスライド」。
1975年発売で全米No.1アルバム『ファンタスティック・マック』→1977年発売で31週全米No.1、この年のビルボード年間チャート1位と爆発的ヒットとなったアルバム『噂』と、まさに彼らの黄金期。私はそのアルバム『噂』を買って、当時は結構聞いたもんです。もう36年も前のことですが。
で、ビルボード誌によると、フリートウッド・マック(スティーヴィー・ニックス)は、実は最もヒットしたバラードについては過去にライセンスの供与をしたことがなかったとのことがなかったが、このバドワイザーのクライスデール(馬種)編の、ちょっと切なくてホロリとするような映像に心を動かされたようだと。
Mercedes Benz/Rolling Stones – "Sympathy For The Devil"
こちらはストーンズの「Sympathy For The Devil」、そしてルシファー(悪魔の総帥)役のウィルム・デフォーが登場する映像はのっけから映画風。それだけでも十分なのに、その上ダンス場面でアッシャーまで登場とは。それにしてもデカデカと日本語で”大きな笑顔”ってナニ?(笑)。
「メルセデスはどんだけお金を掛けたんだろう」と私と友達。
Hyundai/Flaming Lips – "Sun Blows Up Today"
ヒュンダイが起用したのはサイケデリック・ガレージ・ロック・バンド?(笑)のFlaming Lips。このスポットに流れている曲は、彼らがこのスーパーボウルCMのために書いた曲だとのことで、ヒュンダイはこの曲の100,000ダウンロードを無料で提供。
韓国繋がりでは、Wonderful PistachiosがこのスーパーボウルCMで韓国歌手PSYの「江南スタイル」を起用。PSY自身がピスタチオと"Crackin Style?"と踊るもの。さすがにヒュンダイの車には自国出身で世界的に爆発的ヒットを飛ばしたとは言えおちゃらけ&庶民的過ぎたのか、韓国企業と韓国歌手の組合せにはならなかったのね。
Bud Light/Stevie Wonder – "Superstition"
Bud Lightに自ら出演しているのはスティーヴィー・ワンダーで曲は「迷信」。NFLはシーズン中からこのスティーヴィー・ワンダーの「迷信」をテーマ曲として使って来たとのことで、クライマックスのスーパーボウルCMでは本人にご登場頂いたってことですかね。
怪しい、怪しい・・・でもクスッと笑える(笑)。私は最初見た時に口元からスティーヴィー・ワンダーじゃなくて、チャーリー・ウィルソンかと思っちゃいましたけど(笑)。ブードゥー人形みたいなのを握り締めて観戦するほど熱くなるっていいなぁ。
ジーンとして心に残ったのはバドワイザーのクライスデール(馬種)編、ゴージャスだわぁと感じたのはメルセデス。今年のスーパーボウル、音楽部門(笑)はアリシア・キーズ、ジェニファー・ハドソン、ビヨンセ、デスティニーズ・チャイルドと、黒人女性勢オンステージ。何たってビヨンセはこのステージ準備のために大統領就任式での国家斉唱のリハーサルが出来なかったぐらい忙しかったのは事実だし、スポーツ部門は1億人以上の人をTVに釘付けにし、そしてスポンサー部門では莫大なお金を注ぎ込んた記念すべきCMがずらり。
うーん、凄いや、アメリカのエンターテイメントは。
で、今回ここにUPしたのは、スーパーボウル版スポットの中でも音楽やアーティストという点からピックアップしたもの。なんでも1枠30秒3.5億円とのことで、それに制作費をかけて一体この30秒にどんだけ広告費をかけてるんだ?と驚くばかり。でも、CM枠を買い取れて、その枠に相応しいスポットを制作出来て、さらにペイ出来る企業のスポットだけに、クオリティが高くて短編映画を観ているような気になってしまうほど。スポーツ、スポンサー、音楽はそれぞれだけでも凄いビジネスだけれど、それがタッグを組むんだがらもぅ贅沢なことこの上なし。確かにこういったCMを観ると確実に企業イメージはUPするだろうなぁ・・・と。
バックに流れているのは、キャリア40年以上で元々はブルースバンドだった、イギリスのフリートウッド・マックのスティーヴィー・ニックスの歌声で、アルバム『ファンタスティック・マック』に収められている「ランドスライド」。
1975年発売で全米No.1アルバム『ファンタスティック・マック』→1977年発売で31週全米No.1、この年のビルボード年間チャート1位と爆発的ヒットとなったアルバム『噂』と、まさに彼らの黄金期。私はそのアルバム『噂』を買って、当時は結構聞いたもんです。もう36年も前のことですが。
で、ビルボード誌によると、フリートウッド・マック(スティーヴィー・ニックス)は、実は最もヒットしたバラードについては過去にライセンスの供与をしたことがなかったとのことがなかったが、このバドワイザーのクライスデール(馬種)編の、ちょっと切なくてホロリとするような映像に心を動かされたようだと。
こちらはストーンズの「Sympathy For The Devil」、そしてルシファー(悪魔の総帥)役のウィルム・デフォーが登場する映像はのっけから映画風。それだけでも十分なのに、その上ダンス場面でアッシャーまで登場とは。それにしてもデカデカと日本語で”大きな笑顔”ってナニ?(笑)。
「メルセデスはどんだけお金を掛けたんだろう」と私と友達。
韓国繋がりでは、Wonderful PistachiosがこのスーパーボウルCMで韓国歌手PSYの「江南スタイル」を起用。PSY自身がピスタチオと"Crackin Style?"と踊るもの。さすがにヒュンダイの車には自国出身で世界的に爆発的ヒットを飛ばしたとは言えおちゃらけ&庶民的過ぎたのか、韓国企業と韓国歌手の組合せにはならなかったのね。
怪しい、怪しい・・・でもクスッと笑える(笑)。私は最初見た時に口元からスティーヴィー・ワンダーじゃなくて、チャーリー・ウィルソンかと思っちゃいましたけど(笑)。ブードゥー人形みたいなのを握り締めて観戦するほど熱くなるっていいなぁ。
ジーンとして心に残ったのはバドワイザーのクライスデール(馬種)編、ゴージャスだわぁと感じたのはメルセデス。今年のスーパーボウル、音楽部門(笑)はアリシア・キーズ、ジェニファー・ハドソン、ビヨンセ、デスティニーズ・チャイルドと、黒人女性勢オンステージ。何たってビヨンセはこのステージ準備のために大統領就任式での国家斉唱のリハーサルが出来なかったぐらい忙しかったのは事実だし、スポーツ部門は1億人以上の人をTVに釘付けにし、そしてスポンサー部門では莫大なお金を注ぎ込んた記念すべきCMがずらり。
うーん、凄いや、アメリカのエンターテイメントは。
by sohla
| 2013-02-10 11:41
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